育休が終了する今年学びたいこと
2024年となって、早くも1カ月以上が経過した。
気が付けば1年間取得予定の育休も、今月末で折り返しとなる。
仕事から長期間離れる良い機会なので、育児の合間にいろいろと学びたい!と息巻いていたものの、昨年はどのくらい実現できただろうか。
図書館で気になる本を見つけて読んでみたり、新しいコミュニティに参加してみたり、住まいの検討を始めてみたり、投資を勉強して実際にやってみたり・・・。
(育児については毎日の生活自体が学びになっていると信じている)
振り返ってみると、仕事に没頭しすぎて休日やることが思いつかなかった育休前と比べると、ずいぶん人間的な生活を送れているような気がする。
今年は育休が終了することから、復職後につながるような「学び」ができると良いなと思う。
そこで、新年の抱負にしては明らかに出遅れているが、お題に沿って「#今年学びたいこと」を整理してみる。
1.仕事関連
今のところ9月に復職を予定しているため、それに向けた準備体操を始めていきたい。
ただ、1年間という長期で育休を取得しているため、すでに育休前にいたポジションには後任がついており、復帰の部署がどこになるかわからない。
このため、新しい部署の事前勉強は復帰直前になりそうだ。
今は次の部署にかかわらず、長い目で自分のキャリアを考えた時に必要と思われる知識・スキルを身につけたい。
自分は文系の事務職だが、職場自体は理系の技術職が多数を占めている。
自分の中では、事務職が主体となるバックオフィス系業務よりは、技術職が主体となる企画系業務に興味がある。
事務職の中ではずいぶん異端なのだろうが、元々自分が関心のある分野から今の職場を選んだので、できるだけ事業に近いところで働きたい思いがある。
イレギュラーなキャリアを求めるからには、相応の知識やスキルが必要だ。
なので、まずは私がやりたい業務に携わっている技術職たちが基礎として持っている知識から地道に学んでいこうと思っている。
また、そもそも今の職場が自分のやりたいことに合っているのか、同時並行で考えてみたい。
今の職場で実現不可能なのであれば、職場を変えるというのもありだと思っている。
後ほど述べるが、人生全体を考えた時に、今の職場に縛られることによって失うものがないのか、よく吟味したい。
2.大学関連
以前、自分の大学時代を振り返ってみたら自己肯定感が上がった、という記事を書いた。
思っていた以上にいろいろなことに取り組んでいて、やるな自分、と思えることができたのだが、肝心の中味はあまり身に付いていないように思う。
(今まで忘れていたくらいなので)
年明けに実家へ帰省した際、思い切って大学時代の資料を掘り起こしてみた。
時間があまりなかったのでざっとしか見ることができなかったが、やはり今となっては忘れてしまった内容ばかりだった。
これら全てを学び直す時間はないが、取捨選択して今後役に立つものを学び直していきたい。
当時は単位のために受けていた授業でも、10年以上経った今見返すと新たなヒントを得ることができそうだった。
3.趣味関連
私の趣味といえば「一人旅」なのだが、育児と両立し難いところが難点である。
もう少し子どもが大きくなったら、一人旅ならぬ二人旅ができるかもしれないが、当分はお預けだろう。
そこで、他の趣味に軸を置こうと思い、参考になるかと図書館に行ってみた。
目につく本は、地理関係の本が多かった。
元々、地図が好きで旅行に興味を持ち始めたので、この機会に幅広く知識を入れるのもありだなと思った。
図書館の蔵書検索サービスで調べてみると、その他の分野にも興味のある本がいくつも出てきた。
全て読むことは叶わないかもしれないが、育休の隙間時間に読んでいければと思う。
学ぶというよりは、自分の興味に忠実に、知識を習得したい。
本を読むだけでなく、リアルイベントなどにも積極的に参加もしたいと思っている。
4.育児関連
言わずもがな、育休中なので悔いのないよう積極的に子どもと触れ合いたいと思っている。
仕事に復帰すれば、実際に子どもと触れ合う時間や育児についてじっくり学ぶ機会が激減するはずだ。
これからは育休の終わりをちゃんと意識しつつ、毎日を大切に過ごしていきたい。
また、育児は日々生活していくことも大事ではあるが、ところどころに設けられたステップを着実にクリアしていくことも必要だ。
直近で言うと、離乳食を始めたてなので、日々どのようにレベルアップしていくかを妻と共に試行錯誤していきたい。
我が子がぐんぐん成長していく姿をしっかり見届けていこうと思う。
5.人生関連
少し大きな話だが、育休という期間は人生を見直すには絶好の機会だ。
仕事に忙殺されることなく、自分と向き合うことができるかけがえのない時間でもある。
育児第一なので自分に割ける時間は限られてしまうが、仕事のプレッシャーが無いことは非常にありがたい。
まず、今自分が置かれている状況(家庭、仕事、お金など)を抜きにしたまっさらな状態で、自分が本当に何をしたいのかを考えたい。
考えるにあたっては、河田真誠さんの「人生、このままでいいの?」という本が非常に参考なった。
11の質問に答えていく形だが、すぐに答えが出るものもあれば、なかなか思い浮かばないものもあり、自分の本音を炙り出すのに最適と思えた。
一回答えて終わりではなく、その時々によって答えが変わったり、答えにくい質問が答えやすくなったりするので、定期的に実施していこうと思う。
自分がどうしていきたいのかがわかってきたら、それを実現するために何をすべきか、考えたい。
理想の暮らしをするために住まいはどうするか、仕事はどうするか。そしてお金は足りるのか。
ライフプラン、キャリアプラン、マネープランそれぞれについて、理想と現実のすり合わせをしていく作業は非常に骨が折れると思うが、この上ない機会なので少し頑張ってみようと思う。
まとめ
少し盛りだくさんのような気もするが、1年間(育休は8ヶ月間)あるのでなんとかなるだろう、と楽観視してみる。
この1年ではやりきれないもの、結論が出ないものが多いと思うが、考えの土台のようなものを作れればそれで良いと思っている。
これまで割と行き当たりばったりで物事を進めてきたが、少し腰を据えてこれからについて考えられる1年にしたい。
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