当たり前の反対

弊社では月に一度道徳の勉強会があります。

勉強会までにテキストを読み感想をまとめてチームでディスカッションをするのですが、毎回気付きや学び、普段の自分の行動を振り返り反省しその反省を今から活かすものです。

それぞれの感想や考えをシェアすることで視野が広がります。毎回自分の中に溜まった悪い感情が浄化される感じがするので非常に良い時間です。

今回の題材「当たり前について」

私が新人だった頃にも学んだことでもあり、サロン様の新人研修などでもお伝えしている内容でした。

当たり前の反対は有難い=感謝。有難いとは有る事が難しいが由縁だと言われております。全てにおいて当たり前はなく、感謝を持つことの大切さを話し合っておりました。

ある上司が今のコロナの状況とアウシュビッツの状況も同じだと言った事が非常に印象深かったのでシェアします。

アウシュビッツのあの環境にいたわけでもないけど、ある本から

「ここを出たら本来の力を出せる。こんなところにいるから自分は力を発揮できないんだ」という方が大半で、ほとんどが死んでいった反面、ウォルトディズニーなど生き残った人は今に感謝をし、未来に自分が成し遂げることを信じて疑わず、ずっと希望を持てていたとのことです。

今のコロナにおける状況も似ていませんか?

コロナじゃなかったらもっと売上は良い。コロナじゃなかったらもっと仕事が上手く行った。コロナじゃなかったら、、、

今に感謝とは明日殺されるかもしれないアウシュビッツの状況で、今日も生きていられる。有難い。

コロナの今の状況においても幸い自分の周りに感染者がいない。有難い。工夫は必要だけど今も変わらず仕事ができている。この今にどれだけ感謝できるか。そして感謝のハードルをどこまで低くできるかが大切。

そしてその今に感謝をすることが生きる活力になると。。。

本当にそうだと共感しました。そしてそれと同時に自粛中の自分の活動はどうだったのか、、、振り返ると最低限の事はしていたが、もっとできることはあったなと反省しました。

仕方ない風潮ができている事に危機感を持ち、今できる事、様々な手段を用いて工夫し、周りの人に役立てるような人で在りたいと感じた時間でした。

素敵な学びをありがとうございました。

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