金子みすゞの詩『こころ』って、ずーーーっと謎だったけど
言葉の意味通り、母と娘のほほえましい詩だと思う方があっても、それはそれでいいんです。
でも、母との関係性をこじらせ屈託を抱えた複雑な生い立ちを知ると、そう解釈することはどーーーしてもできなくて。
24年間、ずーーーっと謎でした。だから朗読会で読んだことはありません。読めないんです、分からないから。感情が迷子になって、声にできない。
しかし本日、岩が割れるように分かりました。私なりにだから、みすゞにとっては違うかもしれないけれど。
コレ、逆にしたのね。
実際には、みすゞの心がお母さまでいっぱいで…
お母さまの心は、みすゞ以外のいろんな事を思っている。
だから逆にして、こうあって欲しい世界を描いたんじゃないかな。
嗚呼、やりきれねぇ。
ドスンときちゃって、呑まずにはいられないわ。
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