ITパスポートはとても良い資格だと思った(受験した感想等)
先日ITパスポート試験を受験してきました。正式結果は来月あたりに届くようです。
受験した経緯はこちら↓
受験した感想を簡単にいえば、「いろいろな知識を増やすことができ、受験してとても良かった!」です。
ぜひ多くの方に受験をおすすめしたいと思いましたので、僕が感じたオススメポイントなどについてお話しします。
オススメポイント1 ITのみならずビジネスの基礎知識等も学べる
「ITパスポート」という名称から、「テクノロジーの知識を問う試験」というイメージを持たれる方も多いと思います。
しかし実際は、テクノロジー系(ITの基礎理論等)の問題のみならず、ストラテジ系(経営戦略等)やマネジメント系(プロジェクトマネジメント等)の問題も多いのが特徴です。つまりITのみならず、ビジネスの基礎知識も学べるということです。
普段新聞やネット記事等を読んでいると、「なんとなく聞いたことはあるけれど意味がハッキリとは分からない用語」に出くわすことがよくあります。僕は今回の受験勉強を通じて、そういった用語の意味をかなり理解できたと感じています。僕自身の知識レベルが間違いなく上がったと確信しています!
オススメポイント2 参考書や過去問、ネットコンテンツ等がとても充実している
僕は【令和2年度】 いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集 という参考書をメインに勉強しました。この本の特徴は、効果的な学習方法や試験に出やすい問題等についてよく解説されているところです。個人的にはとてもオススメです。
書店で参考書をいくつか立ち読みしましたが、他の本もなかなかレベルが高いと感じました。もし参考書を購入される場合は、書店で自分に一番合いそうなものを選ぶと良いと思います。
また書籍の他にも、「過去問道場」という無料のHPやYouTubeにもITパスポート試験向けのコンテンツがあります。つまり、あまりお金をかけなくてもいろいろな方法で学習できます(笑)
オススメポイント3 試験の日時や会場を選択しやすい
資格試験は一般的には年に1回もしくは数回行われるものが多く、試験の日時や会場はあまり選択の余地がない場合が多い印象があります。
しかしITパスポートの場合は試験会場ごとに試験日時が設定され、会場毎に毎月少なくとも1回以上は開催される場合が多いようです。つまり自分の都合に合わせて試験の日時や会場を選択できます(ただし定員がありますので注意が必要です)。
自分の学習のペースにあわせて受験しやすいので、とても良い仕組みであると思いました。
実際の試験はどんな感じ?
試験時間2時間で100問出題されます。すべて四択で、合格基準点は1000点満点中600点です(但し分野毎の最低ラインもあり)。テキストをしっかり読んで過去問をやれば、合格基準点は十分クリアできるレベルと思います。
試験時間は2時間ありますので、それほど慌てなくても間に合います。しかし僕はいくつかの計算問題にハマり過ぎてしまい、あまり時間が残りませんでした。回答に時間のかかる計算問題は後回しにしても良いと思います。
資格そのものよりも、獲得した知識にこそ価値がある
ITパスポートは基礎的な知識を問うものであり、それほど取得が難しい資格ではありません。この資格を得ることによって就職や転職の決め手になるようなケースは少ないと思われますし、資格そのものに大きな価値があるとは僕は考えていません。
しかし資格勉強で獲得した知識には大きな価値があるのではないでしょうか。ITやビジネスの知識はさまざまな場面で活かせる可能性がありますし、学習により自身の成長を実感することもできます。
そういった意味でITパスポートはとてもおすすめできる資格ですし、ぜひ多くの方に受験いただければ良いなあと僕は思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。