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探学ノススメはじまります!「探究」ってなんだ?

いよいよ!2023年6月4日!
逗子市立久木小学校にて『探学ノススメ』講座全3回がスタートします。
 
講師は、探究学習の生みの親、東京コミュニティスクール元校長市川力さん(以下、力さん)と、映画「杜人」で話題となり、日本全国で大地の元気を取り戻す作業に奮闘する大地の再生 関東支部代表佐藤俊さん(以下、俊さん)
 
俊さんの「環境再生」と力さんの「学びの生成」を一緒に学ぶことができ、大きな相乗効果も期待できる夢のコラボ企画です!

5月16日にはオンラインにて事前説明会を実施しました!
説明会動画はコチラ!

ちきゅうのがっこうは満員御礼!

株式会社OSOTOは、2022年春より、親子で定期的に東京本土唯一の村「檜原村」に集い、学ぶ・・・自然体験×探究学習プログラム「ちきゅうのがっこう」をスタート。
カリキュラムは、力さんが手掛け、講師に俊さんが登場!
親子で真剣に森の環境再生に取り組むプログラムが話題を呼び、2023年前期は、募集スタートと同時に満席となる人気プログラムに成長しました。

プログラムの中で、常に大切にされていることは、
Experience(経験)と Expression(記録・表現)
参加者親子は、プロフェッショナルと共に、かけがいのない経験をし、その中での発見や思いを一枚の絵で記録、みんなの前で表現(発表)しています。
 
大地の再生 俊さんと、ジェネレーター 力さんの初のコラボプログラムは、大人たちからも大きな反響を得ることが出来ました。

また、大地に寄り添い、少しずつ自らで手入れをしていく。という時間を通して、子どもたち自身にも変化が見られたことも印象的です。

もっと!もっと!
大地の再生×ジェネレーターの魅力を多くの子どもたちに伝えたい!
しかしながら、ちきゅうのがっこうで受け入れられる家族の数には限りがあります。

そして、このプロフェッショナルお二人を、各地の教育現場に呼ぶことも、現実的ではありません。
 
そうだ!子どもに関わる大人たちが、大地の再生×ジェネレーター・・・環境再生と学びの生成を伝えられるようになればいい!そうすれば、もっと多くの子どもたちが、自然にも自分にも優しい場との付き合い方と、そこから生まれる新しい学び方を習得することが出来ます! 

10人の教育者が30人の子に教えたら波及効果は300人以上!!

そこで生まれたのが、教育者向けプログラム『探学ノススメ』です。

「ちきゅうのがっこう」どうだった?

プロジェクトをスタートするのに当たり、まず実施したのが、2022年のちきゅうのがっこうを支えてくれたゼミ生へのヒアリング!
「しぜんがせんせい」を合言葉に、親子の成長を見守り続けたゼミ生自身の変化や、ちきゅうのがっこうのプログラムを通して考えた「探究学習って何ぞや」という思いを、30分のLIVE配信を通して聴いていきました。

ちきゅうのがっこうのゼミ生は現役教師や、教育をテーマに活動する精鋭揃い!!

短い時間ではありましたが、皆さん、自らの現場での実践も踏まえた様々な話をしてくれました。
 

そんな言葉をひとつひとつを、力さん直伝の「メタメタマップ」に書き込み、KJ法で自分なりにまとめていく作業を繰り返すことで、『探学ノススメ』のエッセンスを抽出!

『探学ノススメ』とは、いったいどんな講座になるのか?
説明会では、力さん、俊さんと共に、ゆったりと語らいました。
 

「探究学習」ってなに?

ヒアリングの中で印象的だったのが、ゼミ生自身の「探究学習」への意識の変化。

ちきゅうのがっこうへ行く前は、探究学習は、もっと格好良くて、テーマも難しいものにチャレンジするんだと思っていた。だけど、もっとシンプルでいい、地頭の良さに関係なく誰でも出来ることでいい。ということに気がつけた。

探究は、ずっと振り回され、さまよい続ける。そんな自分を良しとすること・・・発見や疑問を、すぐに解決しようとせずに、置いておくと、ゆっくりと発酵し、ある日突然!発想や答えが生まれる。ということが分かった。

真っ直ぐに目的に向かって積み上げていけば、必ず成果や結果が生まれる。と言った近代的な学びの方法ではなく、本来、探究学習とは、さまよいながらフラフラと学び続けるという、簡素(シンプル)で無様なものなんだ。

いつの間にかファスト化の風に巻き込まれていた「探究学習」・・・私たちは、ちきゅうのがっこうの活動を通して、本来の探究学習があるべき姿(スローラーニング)に出会っていたのです。

「ジェネレーター」って、「大地の再生」ってなに?

ゼミ生ヒアリングからのKJ法を進めている中で、興味深いことを発見!
『探学ノススメ』で大切な要素である「ジェネレーター」と「大地の再生」・・・活躍の場は、教育と環境改善という全く違う世界です。
しかしながら、面白い共通点があることが分かりました。
 
それは、ジェネレーターも大地の再生も、自分自身で余白を生み出し、生まれた流れ(渦)の中で本気で遊べる人たち

という点です。
『ジェネレーター』は教育の現場で、時間的・空間的な余白を生み出し、カチカチになった人の心を解きほぐし、仲間と共につくる生成の渦の中に飛び込みます。

『大地の再生』は大地・・・土の中に余白を生み出し、滞っていた空気の水の流れを呼び起こします。大変な作業ですが、職人たちは、いつも真剣に取り組み、イキイキと働いている姿が印象的です。
 
「大人たちが真剣になる場面って、なかなかないですよね。真剣に、自分たちがやれることに集中している大人たちを、子どもたちが見てる。そしたら、参加したくなってくる。そんな場にしていけたらいいですよね。」
 
と俊さん。
 
「真剣だから”無様”なわけですよ。だけど、今、その真剣さ、無様さを、さらけ出せる人が少ないよね。なんだかんだ格好つけちゃう。仲間と共に無様に動き、自らが自ずと変化していく。そんな場になると思う。」
 
と力さん。
 
真剣に無様にひたすらチャレンジをし続ける・・・そんな経験ってありますか?

『探学ノススメ』こんな人にオススメです!

ちきゅうのがっこうに参加する中で、自分の中にあるブロックに気がつくことが出来たゼミ生の生の声を集めました。
自分がすごく居心地の悪い場にいて、頭も身体も凝り固まっていることに気づけていますか?
ちきゅうのがっこうでの日々は、そんな自分自身の今の状態を知り、少しずつ改善していく。そんな機会に恵まれています。

次回!『探学ノススメ』講座のながれ

『探学ノススメ』では、今の場の状態を見立て改善を重ねていく中で、自分自身のこと、仲間のことを深く知っていきます。

次回の記事では、探学ノススメの講座内容大切にしたいことを、お話します!



 
プログラム詳細・お申し込みはコチラ!

https://tangaku-1.peatix.com/

探学ノススメ  力、俊、ゆか対談はコチラ!

https://note.com/tangaku/n/nd7483f58bef1?first_post=true

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