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土と身体、いつも関心のある二つのこと

ふかふかの大地 

先日、千葉の昭和の森まで出かけて行った。
千葉市長と土中環境の高田宏臣さんとの対談、
及び、昭和の森の環境改善の様子を見せてもらいに行ったのだ。

千葉は、ふだんあまり行かない地域で、この場所ははじめてだったが、
自然の大きさに圧倒された。まず、木が大きい。
山武杉という木だそうだ(花粉は少ないらしい)。

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一昨年の台風で倒れた木の片付けを兼ねた、根本的な土中の改善は、
とても気持ちの良いやり方で、やはり来てよかった。

何より、柔らかい大地を踏んだ喜びを、
全身で感じていた。

あの、フカフカの大地を踏んで歩くというのは、
どうして、こんなにも、喜びなんだろうか。

コンクリートや、乾いた大地とは全く感触が違う。


身体のこと


そんな土のことを考えた時に、思うのは、
身体のこと。

そう、ボディ。

実は、私はかれこれ17年ほどボディワークというものをやっている。
エサレンボディワークという、オイルマッサージだ。
↓どんなものかについては、こちらがわかりやすい。
https://esalenmassage.jp

オイルで、人の素肌にダイレクトに触れる。

そうすると、素肌の下の、その中の、
その人の躍動とか輝きみたいなものに、触れている気がすることがあって、
それは、触れている側もとても心地よいのだ。

もちろん、その輝きみたいなものは人それぞれで、様々なのだが、
私が思うに、たくさんある人とない人がいる、といった感じ。

それがなんなのか、なぜ心地良いのか、
明快に、論理的に説明することはできない。

身土不二(しんどふに)


身土不二(しんどふに)という言葉がある。
この言葉は、個人的には、
土と身体の相似性を言い当てているんじゃないかと常々思っている。

身土不二は、身体と土は分けられない、
二つではなく、一つなのだ、つまり同じなのだ、という意味だろう。
(他にも仏教的な意味と地産地消で使われるような時とで、少しずつ意味は異なってくるが)

土も、その上で立ったり、歩いたり、
野良仕事をして触ったり匂いを嗅いだりしていると、
こちらも心地よくおおらかな気持ちになってくる場合と、
自分が跳ね返され、切り離されたたままのように、感じる場合がある。

ひとのボディに触れた時も、
のびやかに触れられる時と、そうでもない時とがある。
これは、いい悪いではなく、自分の状態にもよるのだろうけれど。

気持ちの良い土と
心地の良いのびやかなボディと。

これは、まったくの私の個人的な感覚なのだが、
土の中の微生物や、
ひとの身体の中の腸内細菌や常在菌が与える影響というのが
あるのではないだろうか。
実際、そのように書かれている書物もある。
(有名なところでは『土と内臓』とか)


土とひとの身体、
そばにいて、心地よいように、
整えたいと、いつも思う。








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