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佐藤勝利くんは、自分よりも誰かの為に涙を流す人。

Sexy Zone 5pecial Performance (5人での東京ドーム公演)、Sexy Zone 5pecial Trip(5人旅)の感想を佐藤勝利くんにフォーカスして、書こうと思う。

拙い言葉をかき集めただけの文章だけれど、5人旅の大まかな感想はこちら↓


Sexy Zoneが5人で東京ドームに立った、幻のような30分間。

Sexy Zoneが第一章の幕を降ろすために、マリウスの卒業を祝うために、5人で旅に出た2日間。

この大切な時間を誰よりも終わらせたくなかったのは勝利くんだったのではないか、勝手にそう思ってしまった。

それくらい、勝利くんが泣いていた姿が印象的で。

入所してわずか1年でデビューし、常にセンターを張ってきた彼は「華々しいエリート」と呼ばれるかもしれないが、右も左も分からない状態でいきなりスポットライトを浴びた彼にとって、彼なりの苦労が沢山あったはず。

けれど、彼はそういう苦労や努力を全く見せない。

純真無垢で、自然体な可愛らしさを持っていて…という印象だけれど、中身はどこまでも情熱的で、根性があって、男らしくて。

マリウスの卒業に関しても、特に勝利くんは、丁寧な言葉で誠意を伝えてくれた印象で。
「マリウスの背中を押すために自分は強くいないと。」というスタンスなんだろうな、そう思っていた。

けれど蓋を開けてみたら、見たことないくらい勝利くんがボロボロと涙を流していた。

先述した通り、元々弱い部分をあまり見せたくないタイプだから涙を流しても少し堪えるような表情をするイメージ。

けれど今回は、もう溢れて止まらない、そんな彼の涙を目の当たりにした。

5人での東京ドームライブは、冒頭からまさに「🥺」という表情で口をつぐんで。
彼の表情からは「5人でドームに立てた喜びから感極まっている」というよりかは「正真正銘5人のSexy Zoneで立つ最後のステージが終わってほしくないという寂しさ」が窺えた。

そして、何より5人旅のラストである。
今までの彼らを振り返る映像を見ながら既に涙が溢れ、コメントを振られた時には「笑いでごまかしてよ」と言いながら、目に大きな涙を浮かべていた。

ここまで、我慢できないくらいに涙を流している勝利くんは珍しいなと思うと同時に、そうだ、彼は誰よりも5人のSexy Zoneが好きな人だったよな、そう思い出した。

常にセンターに立ってきた彼にとって、シンメは4人。
「他のメンバーが僕のシンメ。」
自分でそんなことを言う人だ。

また、RIDE ON TIMEにて10年後の目標を質問された時には、こう答えた。

歌えてたらすげぇ嬉しいですけどね
好きなグループなんですよ客観的に見て
周りのメンバーが楽しそうに笑ってくれたらいいかなって感じですかね
僕は自分のことよりもよりも…(笑)
それだけでいいかなっていう感じです
なんか20周年うんぬんというよりかは楽しそうにしてくれれば
好きなグループだし 好きなメンバーなんで
それだけかなって感じです。

(↑ 大好きなコメントなので、1語1句そのまま。)

良い意味でこんなにも、欲の無い、控えめなセンターがいるだろうか。

彼は「永遠の0番」と呼ばれる存在であるけれど、「我こそ前に!」と先陣を切るセンターというよりは「中庸」「まんなか」という言葉が相応しい、そんな彼のセンター像がSexy Zoneをバランスの良いグループに仕立て上げる要素になっていると、個人的には思っている。

やはり彼は、自分だけが輝くことより、他の4人のメンバーが皆で笑っているのを隣で見られることに「幸せ」を見出す、そんな人だと思う。

だから、マリウス卒業の件に関して、Sexy Zoneという物語はこれからも続いていくよ。前を向いて歩いているよ。誰も置いていかないよ。誰よりも誠意を持ってファンに伝えてくれたれど、それはまるで自分自身を励ますかのような言葉にも聞こえてくる。

誰よりも5人で過ごす時間が愛おしくて、大好きで堪らなくて。
5人のSexy Zoneにピリオドを打たないといけないことを、誰よりも寂しく思っているんじゃないかな、そういう気持ちから溢れてしまった涙なのかな。
なんてことを想像した。

「この時間が永遠に続けばいいのに」という彼の素直な涙と共に、Sexy Zoneへの大きな愛が溢れていた。

勝利くんは、自分よりも、誰かのために涙を流す、そんな人だなと改めて思ったのでした。


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