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こどもをめぐる冒険~まちのオモシロ成分①~⑥

「じぶんの部屋と教室がすべり台でつながっているところを想像してみよう」「家の壁のなかでは水や電気やガスがぐるぐる流れていることを想像しながら生活してみよう」。まちづくりの既成概念をごっそり覆す43のテーマが書かれた本「こっそりごっそりまちをかえよう。」から好きなお題を選んで読んだ後、こども達にまちを歩いてきてもらいました。

小4~中学生対象に1年間かけて、2022年春に開催する「こどものまち」のまち設計をする「こねくりケンチク研究所」の初回のワークです。

6人の子ども達が集めてきた「なにか気になるもの」。私の独断ではありますが、6つのオモシロポイントに分けて勝手にまとめてみました。このオモシロポイントを再現すればオモシロイまちができるのか?を検証する材料となります。

1. 道(みち)

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なんだか気になる道というのは、幹線道路のような広い道路ではくて、

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道の真ん中に電柱が…?!

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この先に何があるんだろう?と思っちゃうような、迷路のような小道。


2.建物や構造物

まちを構成する建物などは「なにこれ系」と「かっこいい系」。

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なんでこんなにパイプが?

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ずれててかっこいい。

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上に載ってるまるいとこ、本当に回るんだよ。

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エスカレーター長すぎっ!

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PS5に似てない?


3.見えない世界(地底)

道にはいろんな蓋がある。なんで蓋があるんだろう?地面の中はどんな世界が広がっているんだろう?

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4.まちのなかの小さいパーツ。偶然発見できると楽しくなるもの。

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なぜキリン…?

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ブルドッグ横断禁止!

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入るの緊張する…( ;∀;)

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一体どんなメニューが…?


5.都会の中の植物

都会には緑が少ない分、大きな木があらわれるとはっと目につくのですが

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それにしてもこんな大きい植木鉢どこで買ったの…?

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ほったらかし過ぎな家?でもきれいにペンキ塗ってある。

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テーブルなのにフサフサじゃないですか?


6.神聖な場所のつくりかた

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ちょっと高くなってたり

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道が社をよけて造られていたり。

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もはやマイ神社もあり?

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ゲストの建築家・三浦丈典さんからは、これから自分たちのつくるまちづくりに対しての問いももらいました。

まちの中には車が走っているのかな?

電柱や電線はあるのかな?

なるほど…ここも重要なポイントになりそうです。

歩きながら何を見てるのか、人によってこんなに違うんだないう気づきがあり、「まちづくり」ってなに作るんだ?と深堀りしていきたくなりました。

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冒頭で紹介したこの研究所のテキスト「こっそりごっそりまちをかえよう。」著者の三浦丈典さんは、こねくりケンチク研究所にゲスト参加もしていただいてます。

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ありがたいことに初回から定員の6名は埋まりました!興味を持っていただいた皆様、本当にありがとうございます。さらに周りの方が心配してくれて、もう少し教えられるからメンバー募集していいよ!と言っていただきまして( ;∀;)ありがたや~

ということでこねくりケンチク研究所に参加してくれる小4~中3のメンバーを1~2名追加募集しています。まずは直近の開催でオブザーブできるよ。詳細は以下のリンクからご覧いただけます☆

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