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元自動車会社R&D勤務の僕がやったシンプルな就活法

せっかくだから自動車メーカーに勤めていたことを活かして,蓄積してきたナレッジを公開してみようと思い立った.

少しでも誰かの役に立ったらいいなぁ…と.

辞めた理由なんかもどこかで話そうとは思うが,まずは会社に入るところ,つまり就活の話をしてみたいと思う.

これはあくまで僕の就活のやり方であって,参考程度に考えてほしいし,この通りにやったからと言って必ずうまく行くわけではないだろうことは予め記しておく.
特に今年はこのコロナ禍によって満足に就活ができない人も多くいると思うし,この時期にこの記事を上げることに意味があるのかはわからないが,思いついてしまったのだからしかたない…

なぜ就活の話なのか.それは僕が自動車会社に入った後,後輩から就活について色々と質問をされたからだ.
いろいろ質問をされるということは需要があるということなのだろうから,おそらく後輩以外にも知りたい人はいるのだろうと思った.
大企業に入りたいと思っている人(特に理系)の参考になればいいと思う.

ただ,僕が就活でやってきたことは非常にシンプルなので,「なんだそんなことか」となるかも知れない.
仮にそう思った人は,おそらくこんな記事を読まなくてもきっと就活はうまくいく.

あと,後半に具体的な企業名が出てくるところがあるが,その辺りは有料区間とさせていただきたい.

「コーヒー代くらい奢るから具体的に聞かせて」くらいの感覚の人に読んでもらえたらと思う.

さて,では僕が就活を行う上で最も力を入れた「企業研究」について話していく.


他の人にとっては極論に聞こえるかも知れないが,僕はこの企業研究さえやっておけばなんとかなると思っていたし,実際なんとかなった.(偶然かもしれない…)
そしてまた極論かもしれないが,企業研究さえやっておけば説明会なんか行く必要ないと思っていたし,実際ほぼ行かなかった.(最初は少し行った)

説明会も企業研究の一環だと考える人もいるかも知れない.ただ,僕にとって説明会は企業研究にはなり得なかった.
実際に働いている社員が来て話をしてくれるが,その人が採用の決定権を持っていることはほとんどないし,実際の業務が知りたければインターンに行った方が100倍わかる.(インターン生に唾を付けておくというのは実際あるので,インターンは行き得だと思う)

インターンに行けなかったから,少しでも業務内容を知るために説明会に行って社員と話をしたい…というような明確な理由があるならば行く価値はある.だが,その企業のことを知るために行くというのであれば完全に無駄足だと思う.

なぜならもっと手っ取り早く知る方法があるからだ.

そもそもなんで企業研究なんかするのか?これは就活を恋愛に例えると分かりやすい.この例を最初に思いついた人は天才かも知れないと思った.
就活を恋活あるいは婚活と例えるとやるべきことがよく見えてくる.

例えば好きな異性に自分のことをアピールすることを考える.
「あなたのこんなところが好きです」とか「自分はこんな人間ですよ」とか「学歴ありますよ」とか「優しいですよ」とか「お金持ってますよ」とか…
アピールの仕方は多々あると思うが,つまり自分は優良物件ですよ,だから自分と付き合いませんか?という流れに落ち着くと思う.(たぶん)

これを就活翻訳すると
御社のこんなところに魅力を感じました.自分はこんな人間です.こんな学歴です.こんな経験をしてきました.将来のキャリアプランもあります.必ず御社の役に立ちます.なので雇ってください.
という感じになるだろう.つまり企業に対しても,「自分は優良物件ですよ.だから雇ってください」という流れに落ち着くわけだ.

そうすると自ずと企業研究の必要性も見えてくる.

つまり「相手の好きなタイプを知る」という目的のために行うのだ.
これが出来ていないと企業から「タイプじゃないので付き合えません」と言われるのである.

特に就活は初対面の異性に気に入られようとする行為にほぼ等しい.
その場で自分のいいところをアピールし,人畜無害であることを伝え,自分を選ぶことがあなたにとっていい選択ですよ示す.
そしてこちらもあなたに気がありますよとも伝える.
この時に相手の好きなタイプなどの情報を持っているかどうかで優位性が大きく変わることは明らかであろう.

つまり企業の「好きなタイプ」を知ることで、戦略を持って相手を落としに行くことができるようになるのだ

さて,あまりもったいぶってもしょうがないので,僕が企業研究に何を利用したのかという話をしようと思う.

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