君という名のうさぎ
黒髪でクールな女性
少し冷たさを感じるくらい
強そうで凛としていた
そんな君が僕に恋したという
僕もまた謎めいた君に惹かれていた
会う回数が増える度に
どんどん君の印象が変わっていく
本当はとても情深くて
とても弱くて
ビックリするくらい甘えん坊
君は独特の感性を持ち
君にしか分からない言葉
ケンカすると必ず買って来る桜餅
桜餅に込められた君の想い
それが『仲直りしましょ』だったなんて
誰が分かるというのだろう?
君は勘が鋭く
嘘がとても大嫌い
小さな僕の嘘にも容赦ない
僕は思った
何をそんなに怖がっているの?
試さなくて大丈夫
君を理解できるのは僕しかいない
そしてこんなに僕を夢中にさせるのも
君しかいない
だから怖がらないで
君はもう僕のお嫁さんなんだから
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