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2023年も地域を元気に!第7回ちいクラ未来会議を開催

1月15日、サイボウズの社長室から生まれたプロジェクトのひとつ、地域と地元の起業家を結ぶ「地域クラウド交流会(以下、ちいクラ)」の8周年を祝う、オンライン会議「第7回ちいクラ未来会議」を開催しました!

たくさんの皆さんにご参加いただきました!

今回はZoomと、メタバース空間での交流を合わせた会議となりました!当日の様子をリポートします✏️

【地域クラウド交流会(通称:ちいクラ)とは】
地域クラウド交流会は地域住民が起業家の応援を通して、地域活性化を目指す交流会形式のイベントです。起業家だけでなく、地域の人たちが参加することで、地域全体のビジネスの活性化につながることを目的としています。

https://chiiki-cloud.cybozu.co.jp/

問題山積の今こそ、「ちいクラ」でチームワークあふれる社会を!

最初に、サイボウズの社長室長の中村龍太(以下、龍太さん)から開会のご挨拶。

開会の挨拶をする、サイボウズ社長室・中村龍太さん

「ちいクラは、2023年に8年目を迎えました。(未来会議も)7回目になったんですよね。一緒にちいクラを育てていただいて、ありがとうございます。ちいクラを使い、地域をチームワークあふれる社会にしていただいていることに感謝いたします。
さて、社会には問題が山積みです。政府や自治体に期待するだけでは持ち堪えられないところまできてしまったと思います。
でも人々は、今までどんなことがあってもさまざまな工夫で乗り越えてきました。テクノロジーを駆使したり、ちいクラのように新しい関係性を持って仲間を作ったり。
このちいクラ未来会議で繋がりを強め、仲間を知り、そしてメタバースというテクノロジーもありますので、私たちが地域の一員として、新しいものを生み出せたらと思います。」

つづいて、参加者の皆様からの「ぶっちゃけ近況報告」
このユニークなタイトルの近況報告タイムでは、各自2分間で自己紹介や今年の目標、ちいクラの開催予定などをお話いただきました。

「今年はリアルでちいクラを開催したい!」
「全国大会に参加します!」
といったものから、
「もう一つ会社をつくりました!」
「結婚します!」
「本の出版が決まりました!」
「毎朝ライブ配信を行っています!」
というものまで、それぞれが最近の出来事や思いを語ってくださいました。

今回の会議には、新しくちいクラに携わるオーガナイザーの皆さんも参加していたので、経験豊富なオーガナイザーから新メンバーへの応援メッセージもいただきました!

「ちいクラによってさまざまな変化が生まれる。すごく面白いと思います!」
「地元で手伝ってくれる方がいるとモチベーションが上がるので、ぜひ力を合わせてみて!」
「やった後の達成感は格別!ぜひやってみてください!」

皆さんそれぞれの経験を交えてエールを送ってくださいました!

つづいて、ちいクラを創った“ちいクラの母”、サイボウズの永岡恵美子(以下、永岡さん)から2022年の活動報告です!

2022年は5回開催!形式は多様でした!

「コロナ前は年間40回くらい開催していたんですが、コロナ禍では延期や中止などがありました。それでも皆さんに5回も開催していただきました
9月には、ちいクラを盛り上げたいと思い、全国のオーガナイザーさんに協力してもらって、「シン・ちいクラ・カイギ」というイベントも行いました。2023年はもっと皆さんと開催して盛り上げていけたらと思っています!」

ちいクラの産みの親、サイボウズ社長室・永岡恵美子さん

全国大会も!期待ふくらむ今年のちいクラは…。

現時点で、すでに2023年の開催が決定している「ちいクラ」もあります。
2月22日に新潟県の糸魚川で開催予定です。
次回のちいクラのお知らせに加え、コロナ禍で一番多く開催をしてきた豊岡・福知山チームには、工夫や苦労した点なども共有していただきました!

最初は、豊岡、福知山でちいクラを開催している松原健一さんから。

開催について語る、松原さん。

「去年の末あたりから”開催”や”集合”に関して参加者の方もそこまでピリピリしたところはなくて、通常通りに集まっていただけたかなと思います。ここ何年かは自粛されていたイベントに久しぶりにお越しいただいて、”すごく良かった”という声もいただけました。やり方は、コロナ禍の緊急事態宣言などに開催したものについてはハイブリッドの形式を導入リアル開催が復活した際は、密を避けるため投票所を設けずQRコードなどを利用して投票してもらうようにしました。また、地べたに座らず、いすを用意するなどしましたし、お名刺を1枚余分にいただいて、コロナの感染者が出た際に速やかに連絡できるような体制づくりを行いました。5月ごろ開催予定の福知山ちいクラでは”NEXT産業創造塾”さんとコラボします。」

つづいて糸魚川ちいクラを開催する松木知子さんも、2月22日開催のちいクラについてお話しくださいました。
地元の新潟県立海洋高等学校の授業の一環としてちいクラを開催します。高校生にいくつかチームを作ってもらい、その中から選抜してちいクラに出場してもらいます!出場しない生徒さんたちにも開催の応援をしてもらう予定です。リアル参加は高校生と関係者のみですが、オンラインでは全国からご参加いただけます。新しい取り組みでドキドキしています!」

ちいクラを複数回開催してくださっているオーガナイザーの皆さんは、毎回創意工夫をこらしながら本番を迎えてくださっています。
一度参加した地域のちいクラにも改めて参加していただくと、新しい体験や発見が待っているかもしれません!

そして今年は、釧路でのちいクラ全国グランプリ大会の開催も大きな話題です!2020年に開催する予定でしたが、コロナ禍で延期されていました。
全国グランプリ大会については、小渡拓さんからお話いただきました。

小渡さんから全国グランプリ大会についてお知らせ

「今日の皆さんの報告をお聞きして、当日はさまざまな地域からたくさんの方に集まっていただけそうな気がしてとてもワクワクしています。前回、ちいクラを久しぶりに開催して、自分が思っているより、ちいクラを待ってくれている人がたくさんいるんだなということに気づきました。釧路ではもう7年ほどちいクラをやっているので、その総決算のようなつもりで全国グランプリ大会に挑みたいと思っております。釧路でお待ちしております!」
と意気込みを語ってくださいました。

永岡さんからは開催に欠かせない、ちいクラの新しいチラシも公開。チラシを製作したのは、デザイナーの髙野綾美さん。気軽にアレンジしていただけるようにパワーポイント形式でオーガナイザーの皆さんに配布されます!
このように必要なものがすでに用意されているので、ちいクラを初めて開催する人にも安心して準備に臨んでいただけます。

「地域の息吹がわかる」 応援隊長が語るちいクラの魅力

会議も終盤に差し掛かったところでサプライズが!
全国のちいクラに駆けつけ、応援してくださっている“ちいクラファン”・荒巻順さんからの応援メッセージです。

ちいクラ応援隊長・荒巻順さん

「ちいクラの応援隊長として、全国を回っております。ですので、ちいクラについては始まった時から全部見ていますし、これからもファンとしてずっと追いかけていきたいなと思っております。
ちいクラに参加することによって、地域の本当の息吹っていうのがよくわかって、『地域にこんなに素晴らしいアイディアや、人がいるんだ!』とよくわかるんです。金融機関の皆さんも、ぜひフランクにコミュニケーションをとる場にしてほしいです!これからも皆さんの地域のちいクラに参加するので、ぜひ声をかけてください!」
と、熱く語ってくださいました!

ちいクラ応援隊長の熱意のこもったお話で、その魅力を再確認してくださった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

新しいオーガナイザーの誕生で、今年も広がる!

最後に、2023年新しくちいクラを始めてくださる、オーガナイザーの皆さんをご紹介!岩手県・宮城県・長野県・埼玉県・京都府・島根県で、新しいオーガナイザーが誕生します!

2023年、ちいクラをよろしくお願いします!

社内で公募し、3人のオーガナイザーを選んでくださった島根銀行さんから。1年目、2年目の若手の行員さんがフレッシュに意気込みを語ってくださいました!
米原さん「高齢化が進んでいて活気が足りない地域。これからどんどん活性化させていきたいです!」
森下さん「入行1年ですが、地域を元気にしたいという思いで参加しました!よろしくお願いします!」
水品さん「益田市で働いています!松江と益田で地域を盛り上げていきたいと思っています!」

京都信用金庫さんの4人目のオーガナイザー・石津さん
「地域について、知っているつもりでいてもまだまだ知らないことが多いと思います。ちいクラで地域を知り、しっかりと溶け込んでいきたいと思います!」

つづいて、宮城第一信用金庫さん冨田さん
「東北地方の最大都市・仙台をエリアにしていますが、そこでまだちいクラができていないので、ぜひ開催して成功させたいと思っています!仲間づくりもしっかり行っていきます!」

新しいオーガナイザーの皆さんの意気込みを聞いた永岡さん。
「地域で困ったことがあったらぜひこのオーガナイザーチームに相談してみてください!みんなで応援し合っていきましょう!」とエールを送りました。

最後に集合写真を撮影して、オーガナイザーの三部香奈さんが代表理事を務める一般社団法人グロウインクラウドさんが提供してくださった、メタバース空間での交流へ。

皆さん、ご参加ありがとうございました!
メタバース空間で交流!

2023年は、これまで地域の皆さんと培ってきたネットワークと新しいテクノロジーを駆使しながら、地域の活性化とチームワークの醸成に繋げていけると思います!

今後は、
2月22日 第3回糸魚川ちいクラ
5月ごろ 第3回福知山ちいクラ

10月21日 第4回ちいクラ全国グランプリ大会in釧路

がすでに予定されています。

糸魚川ちいクラのお申し込みはこちらから!

今年のちいクラにも、引き続きご関心をお寄せください!
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