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zinezinezine2022に参加します。

 富山県射水市の古書・リトルプレス店 ひらすま書房さんで行われる、zineと、さん主催のzineイベント『zinezinezine2022』に参加します。
 今年で3回目の参加になります。

 初めての参加は、フリーペーパーでした。
 『Kahve』というタイトルで、A4の紙にオール手書きした文章とイラストを載せ、それをコピーして配布させていただきました。

 2回目の参加は、五行歌集『屈折する光』でした。全ての五行歌が新作で、印刷所で印刷していただいた、いわゆるオフ本というもので、完成品が届いたときの喜びは今でも忘れられません。

(こちらは現在も販売しております)

 そして、今年は夢日記『惰眠貪る夢の中』を置いていただきます。
 前回のnoteでも、ご紹介させていただいたのですが、私が睡眠中に見た夢を日記形式にした内容となっています。
 こちらは、zinezinezine2022で納品した分限りで、今後追加する予定はありませんので、是非読んでいただけたら嬉しいです。

 冒頭でも書きましたが、今回で3回目の参加となりました。
 zineの内容はそれぞれ全く違うものですが、3年間、zineを作り続けて来たんだなぁ、やっぱり私は文章を考え、本という形にするのが好きなんだなぁ、と改めて思いました。
 zineの他にも、二次創作の小説本なども発行しているのですが、それは高校生の頃からなので、今年で20年が経つ、という事に今気付きました………! 沢山売れたという記憶はないのですが、それでも何かを生み出したいという、自分の、何か執念めいたものを感じずにはいられません。
 何が楽しいのだろう? これは面白い! 書いてみたい! とアイデアが出てきた瞬間? 書き終えたときの達成感? 思った通りに印刷された瞬間? 製本し終えて、形になった瞬間の喜び? その中には面倒な作業だなぁ、と思うこともあるのだけれど、どの瞬間も自分でも信じられないくらい集中しているんです。この集中力を他でも活かしたいと思うくらい。
 売れたら、もっと嬉しいですが、こればっかりはご縁なので、あまり気にしないようにしています。zineって自由でいいな〜!
 1から10まで、自分のこうしたい! という想像を形にできるzineというものが好きなんだと思います。

 超個人的なお話になりますが、来月から2年半ぶりに就職をすることになりました。
 仕事をしながら、アイディアを捻り出し、zineを作ることが出来るのか。
 不器用な私なので仕事と家事に忙殺され、zineが作れないかも………、という不安もあります。
 最後のzine、という気持ちで作ったつもりはないですが、もしかしたら最後になってしまうかも。
 そうならないことを自分自身に祈りつつ、そんな思いを抱きながら、今回、参加させていただきました。

 私の思いを詰め込んだzineが、今年も全く知らない誰かの手に渡って、楽しんで貰えたらいいな、と思います。

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