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ロンドンとベルリン、かなり違う街

こんにちは。突然ですが、ちょっと前にロンドンに行ってきました。

なんかかなりの弾丸旅行だったからほんの少しの人にしか会えなかったんだけど、楽しかったあ〜。

そしてロンドンに行くと必ず病気になる私。ロンドンのhygieneのせいなのか、パーテーのせいなのか。

ロンドンを諦めた人がたくさんいる街、ベルリン

ところで、私がベルリンで出会う日本人の多くが、ロンドン諦め組。理由は物価が高すぎたり、ビザだったりと色々だけど、ロンドンかベルリンかで迷っている人は多いと思う。

私はロンドン(とエセックス笑)もベルリンも約2年ずつくらい暮らしていて、今回の旅でさらに色々発見があったので暮らすという視点で両者のちがいをまとめてみました。

私の今の時点での結論は、
好き:ロンドン
でも現実的に考えると:ベルリン

ロンドンのいいポイント: it’s a rich man’s world - 何もかもが世界のトップクラス

街のスピード感、テクノロジー、便利さ
ロンドンという街の適応力は本当にすごい。

例えば、初めてロンドンに行った2012年にはそんなに普及していなかったコンタクトレス決済は、翌々年に行った2014年にはほとんどの場所で使用可能になっていたし誰しもがコンタクトレス決済してた。

そして今では、オイスターカードなくてもクレジットカードや携帯をタッチして電車に乗れるし、ほとんどの人がApple Payで決済をしていて、ほとんどの店で携帯決済が使える!!!!!

誰も財布を持ち歩かない。

未だに多くのレストランでクレカですら使えないベルリンとは大違いだ。。。(主に現金決済)

便利さや新しいことを取り入れることがとてもうまくて、人も新しい環境にすぐに順応するという街のスピード感がある。

街の美しさ
ベルリンは本当にグランジな街だ。オブラートに包まない言い方をすると、本当に汚い街だ。。。

ゴミや割れたガラス瓶を見ない通りはない。下を見ないではとてもじゃないけれど歩けない。

そして、東ベルリンの名残が残るところなんかは建物からコミュニズムやら戦争やらの面影が節々に見られる。

一方でロンドンは、ちょっと住宅街に行っても、ビクトリア調のお家が立ち並び、なんていうか統一感がある。

そして、中心部に行けばうっとりするような建物が沢山ある。。。

歩いているだけで心が躍るような街だあ

美味しいレストランの多さ
様々な国からの移民が多いロンドンでは、本当にいろんな食べ物が食べれる。

インド料理や中華を始め、アジア料理だってめちゃくちゃ充実している。

そして、おいしい店がどんどん増えている。イギリスはご飯が美味しくないなんて、もう昔の話だと言わざるおえない。

そして、ロンドンに住んでいる人は食に興味がある。とても興味がある。

今ではヨーロッパではかなりメジャーになったラーメンとかも、ロンドンではかなり昔から流行ってたと思う。一風堂も随分前には来てたし。

表面的な人の優しさ
人がとりあえず礼儀正しい。知らない人でも荷物を運んでくれたり、ぶつかったら最低限謝ってくれる。

お店の人とかも声かけてくれるし、レストランの人はみんなフレンドリー。

ベルリンの方がいいところ: “poor but sexy”

家賃の安さ、自然、暮らしの豊かさ
ロンドンは物価がクソ高い。本当に高い。外食とか家賃とか、体感的にベルリンの1.5倍。

ZONE2以内に住みたいなら、ハウスシェアとかでさえ、一人800-1000ポンドは最低でも必要。

そんなに家賃に使いたくないよん。。。

一方でベルリンでは、彼氏と二人暮らしで、家賃は900ユーロ。アパートの大きさは、70m2なので二人で暮らすには十二分の大きさ。

東京では同じくらいの家賃払って35m2だった。

それでも私たちの条件はまあまあらしく、ベルリンに昔から住んでいる人は、同じ条件で500ユーロぐらいしか払ってないらしい。

そして繁華街のどこにでもチャリや電車で30分くらい行ける上に、30分電車やチャリに乗れば綺麗な森や湖に行ける。

ヨーロッパの大きい都市の中では、QOLがバカ高い。

ご近所文化
都市部にもかかわらず、結構なご近所文化が存在している。

物の貸し借りとか、オススメの店のアドバイスとか、同じマンションに住んでいる人同士で結構する。

なんかかわいい。

誰ににもなににもジャッジされないところ
これは前回の記事にも書いたけど、めちゃくちゃ個人主義なので、逆にどんな変な格好してても叫びながら歩いていてもあんまり誰も気にしてない。

この点については、なかなか一言でうまく説明ができないんだけど、

例えば、イギリス人の友達に聞いた話では、イギリスではアクセントにて社会階級がわかるからまず話し始めからみんな無意識的に「この人はどんな(社会階級の)人なんだろう」ということがジャッジされるらしい。

そして社会階級がかなり意識されている国なので、自分とは違う社会階級の人と出会うと、自然に"you are not one of us (and I am not one of you)"みたいな見えない壁が生まれることも多いらしい。

もちろんそういう要素がベルリンにないとは言わないけれど、基本的にはみんな機嫌が悪く、みんな自分のことを考えているので、みんなあまり他人のことや他人にどう見られるかを気にしてない(きがする)

今年はあと一回ロンドンに行く予定があるので、もう一回行った時にもっとロンドンの暮らしを観察しよ〜

終わり

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