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【Premiere Tips】 #2 プロの編集マンも意外と知らない?便利ショートカット20個!(Mac版)

編集部の大島です!
以前よく使うショートカットキーを書きましたが、今回はプロの編集マンも知らないかもしれない便利なショートカットキーを紹介します!

知っていると便利なショートカットキー

下図は知っていると便利なショートカット20個を一覧にしてみました。

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これらのショートカットはCM編集でよく使用されていますが、まずは僕が個人的に使うショートカットを紹介します!

個人的!便利でマイナーなショートカットベスト3

第1位
ビデオのキーフレームを1フレーム前後に移動

01_キーフレーム移動

01_ビデオのキーフレームのコピー

僕はAfterEffectsで良くキーフレームをショートカットで動かしています。でもPremiereのデフォルトではキーフレームを動かすショートカットがなく、数フレームをマウスで動かすのは、意外と面倒くさいんです。。
そこで、このショートカットを使うとAfterEffectsみたいに感覚的に動かしやすくなります。
さらに僕はShiftを同時に押すことで10フレームの移動を設定しています。これは、一気に10フレーム、20フレーム移動させたいときに便利です。

第2位
前後のキーフレームを選択

02_キーフレームを選択

02_キーフレーム移動

キーフレームを選択するとき、マウスをキーフレームまで持ってきて選択しています。このショートカットを使うとマウスを持っていくという作業が最小限にできるのと、画面外にあって見えないキーフレームにも移動できるので使い勝手がいいです。

第3位
エフェクトコントロール

03_エフェクトコントロール

03_エフェクトコントロール

クリップにアニメーションをつける時、トランスフォームを調節する時、必ずエフェクトコントロールのパネルで行います。マウスでエフェクトコントロールをクリックするより、ショートカットで呼び出した方が格段に早いです。エフェクトコントロールがない場合でも、一発で呼び出せるので時短になります。


ここまでマイナーなショートカットを紹介しましたが
ポスプロのプロ編集マンとってショートカットをいかに使うがポイントになってきます。そこで!CM編集ではどのようにショートカットを活用しているか説明します。

ショートカットキーの活用方法10選!

「 Shift   +   I  」=インへ移動、「 Shift   +   O 」=アウトへ移動
イン点とアウト点の間を素早く移動することができます。
シーケンス上の2つの画を交互に見せて欲しいと言われることがよくあります。そんな時にイン点とアウト点の移動を使うことによって、素早く2つの画を交互に表示することが可能になります!
「 ↓ 」=次の編集ポイントへ移動、「 ↑ 」=前の編集ポイントへ移動
シーケンス上のクリップからクリップへ移動する時につかいます。僕は「A」と「S」にショートカットを設定しています。使いすぎてもはや無意識のうちに「A」と「S」を押しています。
「 Shift   +  Command   +   V 」=インサートペースト
画と画の間に挿入する時に使います。
長い尺などを作る時に別の場所で一部分を編集し、あとで「インサートペースト」をすることで画をズラして挿入できます。
「 / 」=選択項目をマーク
選択した単体のクリップや複数のクリップに素早くイン点とアウト点をつけれます。デュレーションを測ったりタイムラインの一部分だけを選択して書き出すときに便利です。
「 Command   +   K 」=編集点の追加
クリップに切れ目をいれることができます。
僕もそうだったのですが、プレミアを触り始めたときにクリップに切れ目をつけるときは、レーザーツールを使っていました。「編集点の追加」を使うことでその作業が瞬時に行うことができ、どんな人でも必ず使用しているショートカットと言ってもいいでしょう。
「 : 」=抽出
CM編集では、「数フレーム削って」とよく言われることがあります。
そんな時は、イン点とアウト点を決めて、「抽出」を使うと切り取って、なおかつその間を詰めることができます。
「Shift   +   F 」(カスタムキー)=プロジェクト表示
シーケンス上にたくさん並んでいるクリップから特定のクリップだけプロジェクトパネルを探すと大変です。そんな時に「プロジェクト表示」をつかうと選択したクリップをプロジェクトパネルで一発で表示できます。
「 Command   +   E 」=オリジナルを編集
Premiereに読み込んだPhotoshopやIllustratorの素材を編集したいときに、「command」+「E」を使うと拡張子に合ったアプリケーションが立ち上がり、すぐに編集できるので便利です。
「 F 」=マッチフレーム
シーケンス上の再生バーがあるクリップの元素材をソースパネルに表示させます。
一度編集した後に、使い所を変えたいときに重宝します!
「マッチフレーム」を行ったあと、イン点を付け直して、「option(Alt)+ ドラッグ」で置き換えるとあっという間に反映できます。
これを取り入れることで効率が劇的に良くなります。
「 Shift   +  Command   +   E  」=有効
クリップの表示・非表示ができます。
シーケンス上でクリップを表示・非表示を切り替えることで、別パターンの編集を見せることもできます。


まとめ
いかがですか意外と知らないショートカットキーもあったのではないでしょうか?
今回紹介したショートカットキーは要望にすぐに対応することが求められる
CM制作では重宝されるショートカットです。みなさんも是非お試しください。
皆さまのリクエストも募集しております。何か聞きたいことや気になることがあればコメント欄にお気軽にお書きください。

Witten by 大島

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