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くったくのなかったあのころ

  絵本 「たべて うんこして ねる」
  作   はらぺこめがね
  私たちが生きるための営みの基本。それが、おおらかにエネルギッシュに子供の感覚で画かれた珠玉の一冊でした。絵本なのに私の五感に訴えてきます。見て、味わって、匂って温度を感じて、聞いて触ることができる。

  この絵本を紹介してくれたのは、 noteのクリエーター・コボシさんです。ご自身の絵と共に絵本の紹介をしています。記事の最後にコボシさんの「たべて うんこして ねる」の紹介記事をリンクしています。リンクを快く了解してくださってありがたいです。 

「たべて うんこして ねる」

こどものころ 母が作ってくれたデミグラスソースのハンバーグを「美味しい美味しい」とその味と食感にひたってただ無心にお腹一杯食べていたころ。くったくのなかったあのころ。

 「うんこして」も「ねる」も毎日自然についてくる現象でした。 

 

いまの私の「たべて うんこして ねる」

  病気を治療するために受けた3回にわたる内臓の手術。そうして胃腸が短くなり、消化吸収能力が落ちてしまった私。そこから回復するためには、情報のアンテナをぴんと張り、食事法を試してみて試行錯誤。簡単に手に入るWEB上の情報は参考にとどめて図書館で本を探し、理解のある医師を探し、自分に合った回復の方向を探っていきました。それは自分にしかできないことですから。「たべて うんこして ねる」を全力でやってきました。健康な時は気が付きにくいけれど、どんだけエネルギーを使うのだろう!と愕然としました。

  その間、食べたものが栄養として体に取り込まれるようになるには、傷ついた内臓が回復することが大前提だということを痛感しました。今は小腸の消化吸収に負担がかからない食事法を取り入れて四か月たちました。私に合っていたのでしょう。下痢もなくなり、だんだん内臓が強くなっていると確信しています。

食事法、合っていてもストレスになってきた4か月越え

  それでも食事法というのは、食べられないものがありますから4か月もやっていると効果は感じながらもストレスを強く感じ始めます。基本は抑えたうえで内容を変化させていく時期にやってきたことを感じます。ここからが正念場といえるでしょうか?

  そんなことをつらつら考え始めた私に「たべて うんこして ねる」は
お薬のような絵本でした。なーんにも考えず「たべて うんこして ねる」を日々繰り返し成長していったあのころ。
今、それをとても愛おしく思います。

  だからと言って あのころに戻れるわけではありません。
傷ついた胃と腸が回復する道を選ぶのは私なんですから。

  でもね。  「すこーんと抜けた生命のリズム」が 私に伝わって きたんですよ。この絵本から。

  ストレスがあれば 少し緩め、緩め過ぎたらちょっと軌道修正して
 らく~にお気楽に やっていける 私。と思いました。

「たべて うんこして ねる」は
命の基本だから
エネルギーの源だから
頭でっかちにならない 魔法の呪文

コボシさんの記事はこちらです。
ゴボシさん ありがとうございました!!


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