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ちょっとした気遣いの源は愛|今朝の通勤路

今朝の通勤路での出来事です。

老夫婦とすれ違いました。おばあさんは杖をついていました。特段仲の良い夫婦という感じでもなさそうに見えたのは、おじいさんがおばあさんの五歩くらい先を行き、彼らの間に距離があったからです。

ところが、段差に差し掛かったとき、おじいさんがピタッと止まって「段差があるから気をつけな」とぶっきらぼうな感じで言いました。

というのも、彼らは日本語で話していなかったので私は正確な内容を理解することはできませんでした。それに、段差といえど、2センチもない高さでよっぽどちゃんと見てないと気づかないレベルのものでした。

しかし、段差に差し掛かる前から登り終わるまで、おじいさんはおばあさんを見守っていたので、きっとこの段差のことを言っているのだろうなと思ったのです。

これは大きな愛だな、と。
そう思わずにはいられませんでした。

おじいさんはきっと普段から、おばあさんが躓かないように気をつけながら生きているのかなと感じました。

相手への思いやり、配慮とも言えるけれど、
これは相手への想像力であり、
詰まるところ、愛、なのではないかなと
そんなことを思ったのでした。

私も誰かへ愛を流していくことのできる
そんな人になりたいなと、今朝の出来事でした。

たんぼ🌿

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