【38才妊活】自己流タイミング法1周期目②
今日は先日の続きを(前回の話はこちら↓)
排卵日に右往左往
前回のnoteにある通り、自己流タイミング法を試すために排卵日の予測に右往左往する日々。というのも、妊活アプリのラルーン様の予測日に従ってタイミング法をとるためにドーミーインを2月27日に予約してしまった。
なんとかドミ活の日に排卵日がこないものか?と、1週間前からソワソワして過ごしていた。排卵日の前あたりに連日タイミングをとる選択肢もあるようであるが、私たちはそれは難しそう。
妊活アプリの予測日:2月27日
基礎体温グラフ:よく分からん
排卵検査薬の経:27日時点ではまだ反応無し
もしかしたら排卵日がすこしずれるかもしれない、というのはパートナーに伝えて27日は予定通りタイミングをとった。
仕事がバタバタしていてホテルに20時チェックイン→翌朝7時半チェックアウトというあわただしいスケジュールであったが、ドーミーインには大満足だった。(もう一回、ちゃんとゆっくりできる日に行きたい!)
ずれてやってきた排卵検査薬の反応
タイミングをとった後も、精子の寿命は48~72時間とも聞いたので「体内の精子くん、がんばってくれ~」と思いながら、精子くんが生きているうちにはやく排卵しないかな、とソワソワしていた。
その後も排卵検査薬を使って反応を見ていたが、29日の「判定ライン」がうっすら赤くなったので、夜も使ってみたところくっきり赤いラインが現れた。(1日に時間をずらして2~3回使う人もいると知って、試してみた)
つまり、排卵は29日~3月1日あたりにおこっているということが分かった。タイミングをとったのは27日なので、精子くんがすごい頑張って生存してくれていたら可能性があるか・・?という、低めの可能性かと認識した。
初めての自己流タイミング法での学びは、「排卵日の予測は排卵検査薬が役に立つ」ということだった(私の場合)。次回の周期はクリニックの検査と合わせて排卵を予測することになると思うが、排卵予測日の前後ではまた使ってみたいと思う。
可能性が低いと分かりつつ、期待してしまう日々
ただでさえ38才という年齢。それに加えて、自己流タイミング法もバッチリというタイミングをとれたわけではなかった。今回の周期は難しい。そうは分かっていても、まずは妊活らしいアクションをとれたこと自体が「進めている感」があって前向きになれる感覚だった。
noteの諸先輩方が綴っていた、妊娠初期のタイミングで太ももの付け根がピーンと痛くなる出来事や、ちょっと胃もたれのようなものを感じるとき、異様に眠いなと感じるとき。
自分にもそんなことがある度に、「もしかして奇跡的に妊娠・・!?」とか一人で舞い上がってしまうこともあった。
生理の予定日が近づくにつれてソワソワも大きくなってきて、無理ならいっそのこと「早く生理がきてほしい!」という気持ちと、「もしかして妊娠しているかも」というちょっぴりの期待が交互した。
仕事をしていれば忘れられるが、仕事を離れるとつい考えてしまい、すこし上を見て「はー」と心の中でため息をついていた。
そしてやってきた生理
生理予定日にきちんと生理がきた。いや、きてしまった、と感じた。「やっぱきたか」とつぶやかずにはいられなかった。頭では「今回は難しい」と分かっていても、やっぱりそれでも期待している自分がどこかにはいて、その自分がすこし残念がっていているのも分かった。
今回は1回目だし、ダメでもともと、と考えていたからショックは少ないけど、今後ステップを重ねていくうちにこのガッカリ感は大きくなっていくのだろうか。そんな自分に耐えられるのだろうか。そんな不安も感じた。
当たり前なんだけど、1年に12回のチャンスしかないんだな、と思った。
パートナーにはさらっと生理がきたことを伝えた。特に今回これで妊娠できるとは思っていなかったのか残念がる様子もなく、「お腹いたくない?」と気遣ってくれた。(ちなみに、次回のおすすめ仲良し日にあわせて、次なるドーミーインもすでに予約してくれていた)
入籍の準備もちゃくちゃくと
今までは「結婚の必要性・メリットがよく分からない」と思っていたけど、最近は入籍をしようかなと考えている。個人的な感覚としては子供がいないのであれば事実婚でもいいかなくらいの感覚なのだが、「両親や祖母に結婚の報告をしたい」というのが理由で入籍しない?とパートナーに持ち掛けてみた。
つい数年前までは一人暮らしで日々三食自分でご飯をつくっておだやかに過ごしていた祖母が、ここ最近は認知症の症状が見られている。
かわいがって育ててきてもらったので、まだ元気なうちに入籍の報告(あわよくば妊娠の報告)もしてあげたいなと思っている。父と母にも報告をしたい。
先日たまたま実家に行くことがありビール飲みながら(もう生理もきちゃったし、飲んじゃえ!という気持ちで)、なんとなく、「どうせ入籍するなら38才のうちにしたいんだよね~」と話すと、父は「たしかに、すえひろがりだしな!」と言った。妙にしっくりきた。
話の流れでちょろっと妊活も考えているということを伝えると、「おまえ、子供ほしいとか思っていたの!?」と驚かれた。
パートナーと付き合い始める4年前までは「私このままずっと一人暮らしで生きていくんだな」と思っていたし両親にもそう伝えていたので、当時両親に私にパートナーができたことを伝えるとすごく驚いていた。
3人で渋谷のLINEホールにBEGINのライブを観に行って、その後カフェレストランでビールとお肉を食べた。そのお店を出る直前にささっとパートナーができたことを伝えた。驚き喜んでくれたが、「すぐ別れるかもしれないし、あまり期待しないで!」と強く言ったのを憶えている。
今回も、妊活をしようと考えているということは伝えたが、「もう年も年だし、あんま期待しないで!」と伝えた。「そりゃそうだ、どちらでも全然気にしなくていいよ。二人に好きなようにしな」とだけ言ってくれた。
(私はいつもそう。期待したいこと・進めていきたいことはあるけれど、もしそれが上手くいかなかったときのショックをできるだけ抑えるために、自分にも周りにも「期待しないで」ということをよく言い聞かせる癖がある)
パートナーに感謝
最近、すごく、パートナーに対して感謝をすることがあった。
二人で私の実家にご飯を食べに行った時のこと。認知症の進んでいる祖母は、同じことを聞くし、何回も同じ話をするし、実の孫の私でさえちょっぴりめんどくさくなってしまうことがある。(ごめん、おばあちゃん)
そんな状況でもパートナーは、祖母の話に耳を傾け、リアクションをとり、耳が遠くて聞こえないので大体がスルーされるのに「おばあちゃんは〇〇が好きなの?」とか、質問も投げかけてくれる。
そしてその声かけがすごく優しくて、ナチュラルで無理していることではないのが伝わってくる。この人と過ごすことができて、本当に良かったなと感じたことだった。普段はおちゃらけた会話しかしないけど、「おばあちゃんの話をちゃんと聞いてくれてありがとう」と伝えた。
ちゃんと自分の大事な人を、大事にしてくれる人に会えて良かった。
この人と家庭をつくっていく過程をふんでみたいし、この人が子供をもったことで変容していく姿を見てみたい。改めて、そんな風に思った。
頑張りすぎずに、ゆるーくまた頑張ろう。
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