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第12章 心の散乱に対処するⅡ(7)

こちらのnoteでは、17時30分から15分間、ClubhouseでMBSRトレイニーが読書会を行っている内容の予習として、この場をお借りしております。
気になる方は、「人生が変わる読書会」をご視聴ください♡

「私」「私の」「私のもの」と妄想しているなら、それは直接の気づきではありません。痛みの感覚に「私」を入れるとき、痛みと同一化しています。痛みは単なる純粋なエネルギーの流れにすぎません。ただそれだけなのです。

私という概念を付け加えていることに気づいたなら、痛みと自分を同一化していることに注意深く気づきます。
その方法は…感覚の始め・中間・終わりを的確なタイミングで気づくことです!
人間の心は、現象を概念化しようとするので、常に今、実際にに起こっていることをそのまま単純に感じるべきなのです。

概念化はいつの間にか始まっています。感覚の中に忍びこみ、さっと占領します。音の波は、ある独特のパターンで耳に入ってきて、脳内で電気的刺激に変換されます。

ただ「聞こえた」ということに気づき、おしゃべりを捨ててください。実際にそこで何が起こっているかを見るのです。それがいかにシンプルで美しいかということに驚くでしょう。

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