第8章 いつ、どこで、どのくらい実践するか(4)
こちらのnoteでは、17時30分から15分間、ClubhouseでMBSRトレイニーが読書会を行っている内容をシェアしております。
どのくらい坐るか?
瞑想時間についても、同じ原則があてはまります。
できるかぎり瞑想してください。でも、やりすぎはよくありません。
坐る瞑想は、初心者は20-30くらいからはじめ、瞑想が慣れてきたら、時間を少しずつ延ばすことができます。
重要なことは、ヴィパッサナー瞑想は苦行が目的ではないので、気づきをもって坐ります。必然的に足に痛みが出てきますので、自身の限界を知ることが大切になってきます。このとき、長い時間じっと動かずに坐ることができないといって自分を責めないようにします。
瞑想が生活の一部になるにつれて、瞑想時間が次第に長くなりますので、無理なく坐れる時間を自身で決めて&それより5分間だけ長く坐るようにしましょう。
瞑想を始める前に、坐る時間を決めます。自分が坐りたいと思う時間坐るのです。最低限の瞑想の時間設定をするのも良いかもしれません。
不快な経験を瞑想中に経験することもあるでしょう。ただ逃げ出さずに坐る続けるときにのみ、有益になるのです。不快な感情を、静かに明確に観察することが大切です。「不快な感情は単なる心の衝動であり、生まれて消えていくものであり、すぐに過ぎ去るものにすぎない」とあるがままに理解し、観察することによって、人生は楽になるでしょう。
正しく観察することで、現れて消えます。とてもシンプルです。自己訓練。これを別の言葉でいうなら、「忍耐」です。
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