ラディカル・アクセプタンス(ネガティブ感情から抜け出す「受け入れる技術」で人生が変わる(16*)
こちらの本を、読書会で読んでおります。
Clubhouseで17時30分から15分間。
第3章 聖なる「間」:菩提樹の下で休む】
【逃げるのをやめる:人生の「今」という瞬間を味わう】
本日は、昨日に引き続き「同じトコ」を読んでおります。
・・・大きなスキを引いている牛たちを見つめます。刈られた草、耕されたばかりの土壌でしんでいく虫と散らばる虫の卵・・・。生きとし生けるものすべてが味わなければならない苦しみに、なんとも言えない哀しみを覚えるシッダールタ。この思いやりの胸の痛みは彼の心を深く開きます。頭上に広がる鮮やかな青い空、自由に飛び回る小鳥たち。リンゴの花の甘い芳香に満ちた空気。この神秘的な人生の流れは、無限の喜びと哀しみをすべて包み込む包容力に満ちていると悟ったシッダールタの心は、安らぎに満ちていたのでした。
この経験を思い出したシッダールタは今までとは全く違う悟りへの道を理解したのでした。なんの修業も積んだことのない幼子が、こうしてごく自然に自由を味わえるならば、この心境は人間が生まれつき持っているものに違いない。もがくのをやめて、幼少時代のように人生を優しさと大きな心で、あるがままに受け止めれば目覚めることができるのではないか、と。
・・・子どもの頃戻ると、思い出すのかもしれませんね。
シッダールタは一晩中マーラの軍隊から雨のように降る貪欲と憎しみの矢の攻撃を受け続けましたが、彼の優しく寛容な心の前に、矢は花びらと化し、シッダールタの足元に舞い落ちたのでした。ときが経つにつれ香り高い花びらは積もり、シッダールタはより平穏に澄んでいきました。
・・・優しく寛容な心の前では、「矢」も歯が立たない、ようです。
明日も続く講座の最中にも色々ありました。が、
こうして一緒に学びを深めてくれている仲間の存在に感謝です。
「ありがとう!」
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