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(42)民意が如実に結果に反映されるアメリカ大統領選挙

こんばんは、たなです。今日のテーマはアメリカ大統領選挙についてのお話です。

ここ数世代の大統領選挙の結果は非常に分かりやすく民意が反映される結果となっているため、その事についてそれぞれの世代に分けてお話ししていきます。

2009年のオバマ大統領就任(民主党)

この時は、インターネットの普及、グローバル化の流れが加熱といった世界がひとつになっていく気質の強い時世だったように思います。そんな風潮の中ではリベラルな価値観が強まるのは自明のことです。だからこそアメリカ初の黒人(便宜上「黒人」と明記)大統領のオバマが就任することになったのはむしろ自然な流れと言えるでしょう。

2017年のトランプ大統領就任(共和党)

これは、オバマが移民を受け入れることなどのリベラル思想を加速させたことによる、白人や元々長くアメリカにすんでいた人たちの反発から共和党のトランプが支持されました。移民による人口増加にともない、雇用の機会が奪われた民衆が分断政治よりのトランプを支持することもまたオバマの時と同様必然といえるのではないでしょうか。

2020年のバイデン大統領就任(民主党)

こちらはつい先日決まった大統領です。トランプによる分断政治にともない、世間の風潮もオバマ時代のリベラルな気風が薄れていった結果、白人警官による黒人暴行がネットで拡散され、それを機にBlack Lives Matter、通称BLM運動が発生しました。この流れからどう大統領が選ばれていくのか考えると、じゃあリベラルな思想に寄るのかなぁと思うはずです。バイデンの細かな政策はわかりませんが、民主党的な価値観が支持されたということは、分断よりも統合の意識が高いと考えられます。

このようにアメリカ大統領選挙は民衆の風潮が露骨に反映された結果が見られます。今後どのようになっていくのかますます目がはなせません。

今日はここまで、また明日。スキ待ってます。

[画像はいらすとやより]

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