過去の経験を活かす時が来ていると思う今日この頃

経営革新、事業継続、組織成長コンサルタントのSACCEED CONSULTINGです。


『コロナ禍に限らず中小企業が事業継続のため備えておくべきこと』




こちらのブログでも公開したとおり、
準備できる時に準備を、ということでお伝えします。

前提として、新型コロナウイルスの評価や現行制度の評価をするつもりはありません。

第7波ということで連日多くの感染者数が報告されます。

感染された方々には、お見舞い申し上げます。
何ごともなく、早期回復をお祈り申し上げます。

身近なところにも、保育園のお子様が濃厚接触者となって困っている、など、多くの影響が出ています。


医療、交通、福祉…コロナで欠勤、人手不足 「工夫してもギリギリ」(毎日新聞) - Yahoo!ニュース



社会的にも多くの影響が出ています。


さて、この状況ですが、前回の流行時の教訓などって活かされてないのかなと。
前回流行時、社会機能が負のスパイラルに陥りました。
その時、同じことは二度と起こらないと思っていたのかなと感じます。
現行制度下、このようになるのは予想できます。
周りが変わらないから、自分も変わらなくていい。
誰かが何かしてくれる。
他人事。

これでは社会機能を守る事はできないのではないかなと思います。

例えば保育園のお子様が濃厚接触者となった場合、その親はお子様を保育しないといけない。
でも濃厚接触者に対する濃厚接触者という定義はないです。
濃厚接触者であっても陰性であれば、濃厚接触者の濃厚接触者である親は当然お子様からの感染はない、つまり陰性となります。(別からもらえば違いますが。)

そんな時、テレワークの体制が取れていないなどで動きたくても動けない。
有給休暇を使わざるを得ないけれど、
仕事が止まることも困る。

個人情報の観点からデータの持ち出しなどできない。

じゃあ個人個人で考えてください、で良いのでしょうか?

会社が10あれば10の方法があると思います。
答えはその会社が持っているわけで、その会社が本気出して考えないと前に進まないのかなと思います。

過去の事例を活かして、未来のリスクを一つでも埋められれば良いのかなと。

100ある課題、解決しないまま同じ状況に陥り、101、110、120……と増やすより、一つでも解決しておけば良いのかな?と思います。

計画書のようにきちんと作らないにしても、何らか対応マニュアルを作成し、状況に応じて対応できるように、またすぐ修正できるようにする必要があるかなと思います。

事業を継続しないといけません。
また置かれている状況が変わらないのであれば、自分が変わらないと、再び同じ状況に追い込まれます。

潜伏期間の関係から保育園で感染者でても、濃厚接触者を追わないという自治体が出てきました。
だから良いや、ではなく、

それでもお子様が陽性になったら、親は濃厚接触者です。
急に自宅待機となります。

常に自分達の隣にその状況があると言う認識でいないといけないのかなと思います。

また、今回作った対応方針を修正していき、他の災害などにも活かせるようにしておく必要があるかと思います。

本当に医療を受けたくても受けられない方が出てしまうというのがあってはいけない事態です。

せめて自分の会社の従業員がきちんと働けるように、対応方針のご検討が必要かなと思います。

前回ブログで、インデペンデンスデイの小説版で、世界の中で東京の被害が一番大きかったと記載されていると紹介しました。
通常通りの生活を送ろうとした結果とありました。
フィクションの世界が現実になってるような気もします。

絶対大丈夫ということはないと思います。

そしてどのような方針も正解はありません。
正解はないけど、何もしないのは正解とは思えません。


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