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君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命

なぜ僕はエッセイを始めたのか。ふと考えた。

「エッセイを書く」という、側から見ればめちゃくちゃキモい行為を行っている以上、何かしらの目的があって然るべきだ。

僕が痛いのを自覚してまでエッセイを書く理由…

そうだ。好きなものを共有したかったのだ。

自分の好きなものを他人に共有するという行為は、実はめちゃくちゃエネルギーを必要とする。
何故なら、相手が必ずしもそれを受け入れてくれるとは限らないからだ。

そこで思いついたのがエッセイである。好きなものをエッセイを通して共有すれば、もしかしたら誰かに刺さるんじゃないか!みたいな魂胆だ。

そこでこのエッセイを通して、僕の好きな”音楽”について話していきたいと思う。

興味ない人はすっ飛ばしてくれて構わない。


今回は1枚のアルバムを紹介したいと思う。

「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」
                                                 (銀杏BOYZ)

(アルバムジャケット)

1.日本人
2.SKOOL KILL
3.あの娘に1ミリでもちょっかいかけたら殺す
4.童貞フォーク少年、高円寺にて爆死寸前
5.トラッシュ
6.なんて悪意に満ちた平和なんだろう
7.もしも君が泣くならば
8.駆け抜けて性春
9.BABY BABY
10.漂流教室
11.YOU & I VS. THE WORLD
12. 若者たち
13.青春時代
14.東京

まずこのアルバムを紹介するにあたって、僕が愛用しているApple Musicの、このアルバムの解説文を紹介したいと思う。

爆音レコーディングでのパンクな演奏に乗せて、タイトルが象徴する通り、"君への思い"や"素敵な君とどうしようもない僕"が、アルバム全編を通して歌われる。それも純粋を通り越してかなりモラルに反した言葉の連続なので、ピッチ補正などとは無縁のヴォーカルスタイルとも相まり、思い切り"無修正"な印象のパンクアルバムとなっている。

https://music.apple.com/jp/album/kimi-to-boku-no-daisanji-sekaitaisen-teki-renai-kakumei/160102314


引用文にもある通り、このアルバムの主題は「素敵な君とどうしようもない僕」である。

このアルバムのほとんどの曲は、主人公が男の子の「片想いラブソング」だ。それも何と言うか、とても純粋で、言葉を選ばずに言うなら、童貞チック(造語)な思春期男子の心情を描いている。

本当は14曲全て順番通り聴いてもらいたい。それが本来のアルバムの聴き方である。

しかしながら、そんなことを求めてしまうと小一時間はかかってしまう。なので今回は、すべての曲をおすすめ順に記しておくので、気になった曲があれば聴いて頂けると泣いて喜ぶ。


おすすめ度 ★★★★★ (神曲。絶対に聴け!!)


7 もしも君が泣くならば


8 駆け抜けて性春


9 BABY BABY



おすすめ度 ★★★★☆ (名曲揃い!おすすめ!)


2 SKOOL KILL


3 あの娘に1ミリでもちょっかいかけたら殺す


4 童貞フォーク少年、高円寺にて爆死寸前


10 漂流教室

11 YOU & I VS. THE WORLD


おすすめ度 ★★★☆☆ (星4まで聴いて好きそうなら聴いてみて)

5 トラッシュ

12 若者たち

14 東京



おすすめ度★★☆☆☆ (特段好きでもないけど嫌いでもない曲)

1 日本人

6 なんて悪意に満ちた平和なんだろう


13 青春時代



以上14曲だ。

先程述べたように、アルバム全曲、順番通りに聴いてもらうのが理想だが、そこまでしてもらおうとは思っていない。そんな時間があったら勉強したほうが良い。

しかしながら、僕から一つお願いだ。どうか、星5(欲を言えば星4も)の曲だけでも聴いてくれないだろうか。

星5の曲を聴くだけなら、10分ちょいぐらいしかかからない。どうか聴いてくれないか。

もちろん嫌いなタイプの音楽なら、そこで聴くのをやめてもらって構わない。

でももし、彼らの作る、激しくて汚らしい音楽を少しでも「いいな」と思えてもらえたら、僕はこのエッセイを書いてよかった、となるのである。

繰り返しにはなるが、星5の曲だけでも聴いてほしい。どうか。

おしまい。

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