凡人の私が、トップトレーナーとなったストーリー”凡人が成功するための、たった一つの方法”

こんにちは！自称”凡人”トレーナーのたなけんです（＾＾）

今回は、トレーニングや健康に関する記事ではありません！！

ダラッと、自分のことを自分で語ります（笑）

なので忙しい方は、読むことをオススメしません(^^;

…でも、夢を追う方にとって、得られることはほんのちょっとあるんじゃないかなーと思うので、お時間に余裕がある方は読んであげてください♪

私がトレーナーとなってから、4年連続売り上げNo.1を獲得するまでの経験をお話しさせていただきたいと思います。

大した話ではありませんが、この経験が、誰かの役に少しでも立ったらいいなぁ…と思っております（＾＾）

旅しすぎ、バイトしすぎで劣等生だった学生時代

私は大学時代、あまり学業に専念せず、スポーツジムでアルバイトをしまくって、貯めたお金で夏休みなどを利用して”一人旅”をしておりました。

”自転車で日本一周する”ことが私の夢であったので、各地を自転車で旅してきました。

大学1年の時は東京～甲子園間を往復。（15日間）

大学2年の時は四国一周＆広島・山口。（16日間）

大学3年の時は伊豆半島・房総半島一周（7日間）

大学4年の時は北海道一周（30日間）

釣りも大好きなため、”晩御飯は釣った魚で！”というコンセプトの旅でした。有名雑誌に取り上げていただいたこともあり、今ではいい思い出です(*'▽')

大学時代の私の頭の中は、

７０％が旅、２０％がバイト、８％が野球、1.5％が魚、0.5％が勉強

といった感じだったでしょうかｗ

とにかく授業をサボってバイトバイトの生活。

極力服は買わず、無駄な飲み会や遊びの誘いを断り、女の子には見向きもせずに（というか見向きもされませんでしたがｗ）貯金と生活のほとんどを旅に捧げていました。

理系の大学だったので研究室に所属が義務付けられていたのですが、

卒業論文のテーマを無理やり”釣り”に結び付けて、

「泊りがけで卒論の研究材料集めに行ってきまーす（＾＾）b」

と、教授に言っておきながら、漁港にテント張って丸3日間釣りをした、ということもありました！（一応最後の2時間ぐらいだけ研究しました＾＾ｂ）

…そんな学生だったので、当然単位が足りず4年生のとき留年(笑)

私は貧乏な家庭で育ったため奨学金で通っていたのですが、留年なので当然奨学金は打ち切り。。

親には「通う金がないから退学しろ！」とぶっ飛ばされましたが、4年前に自分で”バイオサイエンスを学びたい！”と、猛勉強して入学した大学。。

恥ずかしながらその時初めて、”自分はバイオサイエンスについて勉強したいんだ”という気持ちがまだあることに気が付きました。

そして、親族に土下座をして頼み込み、今は亡き祖母が救いの手を差し伸べてくれて、一年分の学費を貸してくれたのです。（理系なので新車一台かえる金額です…）

そんなこんなで私は大学5年生になりました。

5年生時は、大好きな釣りと旅を封印し（バイトだけは続けていました。学費を返すために）本気で学業に専念。

学校まで自転車で片道1時間１0分かけて通う毎日。交通費だけは親がくれたので、浮いた交通費分を学費の返済に充てました。（今まで日本各地を自転車で旅していたため、通学は全く苦ではありませんでした＾＾）

そして、5年目にして初めて大学の勉強を真剣にした結果、バイオサイエンスにどっぷりとハマっていきました。

スポーツジムで5年間アルバイトしていたこともあり、私は

「このバイオサイエンスの知識を活かせる、トレーナーになりたい！」

という思いが芽生えました。

…そんな紆余曲折を経て無事5年生で卒業。学費も全額返済。

さあ、これで晴れてトレーナーになれる！と思った私にある人物が立ちはだかってきたのです。

周囲の反対を押し切り、フリーランスのトレーナーに！

実は、大学4年生の時から、親には「アルバイト先のスポーツジムがそのまま社員として迎え入れてくれるから、そのまま就職する」とうそをついていました。

いよいよ卒業となったときに、私は親に本当のことを打ち明けました。

「社員になるのは嘘で、しばらくはアルバイトのままトレーナーの資格を取って、フリーのトレーナーとして働いていく！」といった感じで。

すると親は大反対。（当然ですよね＾＾；）

親だけでなく兄弟、親族、友人、先輩など、みんな大反対。

しばらくバチバチ戦っていました。

…そんななか、一人だけ私の味方をしてくれる人がいました。

それは学費を貸してくれた祖母です。

「やりたいことがあるのならば、とことんやりなさい。普通、大多数の人はリスクを恐れて、安定のある正社員になる。でも、アナタは安定を捨ててでもやりたい仕事に就きたい、という素晴らしい気持ちを持っている。やらないで後悔するくらいなら、とことんやりなさい。」

…そう言ってくれました。そして、親を説得してくれたのです。

そのおかげで、ようやく親は認めてくれました。

さらに、その後祖母にお礼を言うため家を訪れると、ある分厚い封筒を渡されました。家に帰って開けてみると、手紙と大金が。

「このお金は、もうすぐ天国へ行く私には必要ありません。これで立派な羽を作って、大空へ羽ばたいてください。あなたが社会の、人の役に立つ人間になることを期待しております。」

…大金は、私が返済したはずの一年分の学費。まるまる返してくれたのです。

トレーナーになるには、いろいろ資格を取ることが必要で、それにはお金がすごくかかることを祖母は知っていたみたいです。。

ちなみに、その祖母は、ASLという、筋肉がどんどん小さくなっていきやがて死に至る、という難病を患い、数年前に他界しました。

筋肉を育てる職業の私が、最愛の祖母を筋肉が無くなる病気で亡くす、というのは何とも皮肉だなと思います。。もちろんリハビリのトレーニングを、私が付き添って行いましたが、効果があったのかわかりません。いつか、私たちトレーナーがASLの方々を救える日が来ることを願っております。

そのような経緯で、同級生達に1年遅れで私はフリーランスのトレーナーとして社会人となりました。

敗北続きの駆け出し時代

卒業後、半年間はアルバイトしつつ勉強し、さまざまなトレーナーの資格を取りました。

フリーのトレーナーは、当然売り上げ＝給料です。

駆け出しの私は全く売り上げが上がらず、スポーツジムのアルバイトや子供の水泳指導アルバイト、コンビニの夜勤などで食いつないでおりました。

（ただ、このころは実家に住んでいたので食いつなぐというのは大げさすぎますがｗ）

ようやく顧客がついても、実力がないのですぐに離れていってしまいます。

そんなある日、ある新しいスポーツジムからトレーナーが欲しいと、アルバイト先のジムを通してオファーが来ました。

そして、そのジムに、私ともう一人、歴10年の凄腕トレーナーのAさんが派遣されることになりました。

最初の1か月は、私もAさんも同じくらい売り上げを上げました。新しい店舗なので今思えば当然ですが(笑)！

しかし、2か月目になると私の顧客はほとんど離れてしまう一方、Aさんは顧客を維持しつつ、新規顧客も獲得して売り上げをどんどん伸ばしていきました。

3か月目になると、私の売り上げとAさんとでは40倍くらいの差に（笑）

店長からは「Aさんはあんなに売り上げてるんだから、たなけんさんも頼みますよ！」といわれる始末。。

焦った私は、無理やりな営業活動に走りました。小手先のテクニックや、本に書いてあった営業ワードを使いまくったのです。

…しかし、それでも売り上げは全く上がりませんでした。お客様に断られる日々が続き、私はどんどん自信を失いました。

「自分はこの仕事に向いてないのではないか？」

「どうせ次も断られるから、もうお客様に声掛けしたくない…」

など思うように。

とうとう私は、1年ほどでその店舗のトレーナーを辞めました。

フリーランスで生計を立てる難しさが分かったのです。

大学卒業の時、親が猛反対していた理由がわかりました…。

私は半ばトレーナーで大成功することをあきらめ、アルバイトが生活の中心になっていったのです。

自信を取り戻した水泳指導

自信を失い、一向に成功しないトレーナー業。

その一方、子供の水泳指導のアルバイトにはやりがいを感じていました。

教え子達から

「たなけんコーチ大好き！」

「たなけんコーチのクラス面白い！」

と言ってもらえることが多かったのです。

子供たちだけでなく、保護者の方からも感謝の言葉や手紙をたくさんいただきました。そうするうちに、水泳指導に関しては私は自信をつけていったのです。

水泳指導は、お金にはならないけれどやりがいがあります。いつしか私はエネルギーのほとんどを水泳指導にそそぐようになっていきました。

ただし、あくまでも私はトレーナーが本業。同時進行で、トレーニングの勉強や、自分のカラダを鍛えることは続けていました。

水泳指導から、トレーナー業の転機が

そんな状態が数年続いていたある日。

私の水泳教え子の保護者の方が、

「私の孫がたなけんコーチのこと大好きなんですよ！泳ぎも上手になったし、本当に感謝しています。

ところでたなけんコーチって大人のトレーニング指導もやってるんですよね？最近太ってきてしまったので、是非指導していただきたいのですが！」

とおっしゃっていただいたのです。

もちろん私は喜んで引き受けました。そして、お客様に満足いく結果を出すことができました。

すると、そのお客様は「今後もずっと続けたい！」とおっしゃっていただき、さらに旦那様とお母さま、娘さんも私のトレーニングを受けていただくことになったのです。

さらにさらに、保護者仲間の方にも紹介していただき、わたしの顧客は短期間で爆発的に増えました。

それから私はどんどん自信がついてきて、積極的に営業活動をできるようになりました。

水泳指導はもちろん水着で行うのですが、私のカラダを見て「たなけんコーチみたいな体になるようトレーニング指導してください」という保護者の方々もたくさん来ていただきました。

そうしてようやくトレーナー業が軌道に乗り、

サッカー日本代表の選手の指導や

有名な女優さんのパーソナルトレーニング担当など

経験することができ、気づいたら4年連続で売り上げNo.1に輝くことができました。

成功を呼び寄せるのはたった一つの心がけ

私は億万長者になるとか、歴史を動かすとか、社会的な大成功を収めたわけではありません。

しかし、自分自身で納得できる成功は収めることができました。成功の基準は、自分が納得するかどうかが大事だと思います。

成功できた理由は、水泳指導や自分のトレーニングといったように、

”目の前にある、自分でコントロールできることに全力で取り組み続ける”ということだと思っています。

結果をコントロールすることはできません。じゃんけんをどんなに本気でやっても負けるときは負けるし、勝つときだってあります。

結果ではなく、自分がコントロールできることに全力で取り組み続けることによって、いい結果が舞い降りてくる確率が高くなるのではないか、と私は考えています。

亡き祖母が、あの時「とにかく考えるより行動することが大事」と言ってくれたことが、この時ようやく理解できました。

この経験から、私は今後も目の前のことに全力を出し続けたいと思っています。

…ちなみに、私は後輩にバンバン売り上げを追い抜かれ、現在はNo.1ではありません！(笑)

そしてコロナショックなどの影響で、今は収入がほとんどありません。

それでも、気持ちは全く下を向いておりません。

…どころか気持ちが前向きすぎて、自分でも驚いています！

それは、きっと今までの経験があるからだと思います。

これからも、結果ではなく、目の前に全力を注ぎ続けようと思います（＾＾）

今はコロナショックでスポーツジムのほとんどが休業。

しかし、このようなネットを使えばトレーナーとして人の役に立てる場はあるのではないか？と考えています。

私の発信する情報が、少しでも皆様の役に立てれば幸いです（＾＾）

ここまで読んでいただきありがとうございました！

P.S

StayHomeをうけて、このnoteとYouTubeを始めました。ぜひ遊びに来てください（＾＾）↓　ありがとうございました！

https://youtu.be/-LQyxX0Jwck