【硬化】遺書を書いた話

▼自己紹介的な▼


SUN NOT TARGETというバンドがある
ひょんなことからそのバンドでVo&Gtをしている男
...の堅い頭の中を曝け出す回

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▼はじめに▼

久しぶりに更新をする
意図して更新を控えてから少し遠のいていた

タイトルにある通り今回は遺書について話そうと思うが、軽い気持ちで空き時間にでも読んでもらえたら嬉しい

これを読んでくれているあなたは、死について考えたことはあるだろうか
多くの人は生きる中で他人の死に関わることがあると思う
その時に「自分もいつかは死ぬ」と考える人もいると思う


「いつか」はいつだろう

あなたは、死を考えたことはあるだろうか

わざわざ言うことでもないが僕はある
「生きていたくない」と思ったわけではなく、「僕がいなくなったら何か変わってくれるだろうか」と思った

人並みに何かしらを褒めてもらえる機会はあるが、「田中豊人」という一人の人間として認識されていない様な気持ち

孤独というのも何となく違う。形容し難い感情
そこで数行前の「僕がいなくなったら~」である
僕が死ぬことで誰かの日常は変わるのか気になった

そんなことで
と誰かは言うかもしれないが、僕にとってはかなり深刻なものだった


何も変わらないし、悲しむ人がいる

何も変わらないことに気付いた僕はある種天才だった
そして、僕の死を悲しんでくれる人がいることを想像する余裕のあった僕は、多分生きていたいのだろう

「上手くいかないな」と感じることは山ほどあって、それは今も昔も変わらないわけだけれど、笑っていて欲しい人がいるうちは自ら死ぬことはない
そう考えた結果、今こうして暮らしているわけだ



ちょっと待て


遺書を書いた話

最近、僕が作る曲は命をテーマにしているものが増えている
それは年齢を重ねて、身近な人の生死をより感じる機会が増えたからだと思う

それを歌っている僕は、死を意識しているのか
と疑問が浮かんだ

生きていれば死ぬことは必然だと思っている
ただ正直なところ予測されることがない現状、まだ先だろうという気持ちもある
過去の自分の気持ちも含め考えてみた


そうだ、遺書を書こう

自ら死を選ばなくとも、事故に遭う可能性もあれば病気になる可能性だってある
僕の最期は「いつ」で「どんな状況」だろうか、と改めて考えた

そういえば家族に謝れていないこと結構あるよな。友達にも。
照れくさくてありがとうって言えなかったこともあるな
僕が死んだのを最初に知った人は、誰に連絡したら良いか迷うだろうな
頼むからパソコンのあのフォルダだけは見ないで...

そう考えると伝えておきたいことがたくさんある
そうだ。いつ死んでも良い様に遺書を残そう

というわけで遺書を書いた
実際のところは今でも明日も生きたいと思っているし、死を意識しきれていないとは思うが、心残りは少し減った

ごめん。ありがとう
生きているうちに伝えたら良いじゃないと思うかもしれないが、それが出来ることもあれば出来ないこともある
身近だから言える時もあれば、身近だからこそ言えない時もある

伝えなくても困りはしないが伝えておきたいこと
それを書いている。まだその途中
もし生きている内に直接伝えられたり、気持ちが変わったら遺書は捨てれば良い。何回書き直したって問題ない

ありがたいことに、相手が受け取りたいかは知らないにしても、僕が想いを残したい人がたくさんいる
遅筆も相まって中々時間はかかりそうだ

あなたも書いてみてはどうだろうか
遺書という名のラブレター

書き終わるまでは生きたい


読んでくれてありがとう

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