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点と線、雫と波、そして波紋

点と点を繋ぐ線は、共通のものを見出し結びつけ繋ぎます。点はロゴスあるいは意図であり、線によって関連付けられることで意味が生まれます。面は点と線によって維持され、点と線で囲まれた面には色や形や音が生まれます。

立方体の8つの点を、外界から切り離し自分のものにすると、環境に依存しない箱になります。肉体を持って生きる私たちは、重力によって大地に足を着けており、すでに立方体の一つの面に依存していると言えます。環境に依存した箱の中で、人それぞれ依存する面があり、となると何一つ自由ではないでしょう。立方体の点をひとつずつ回収していき、自分のものにしていくことで、環境から自由になります。

面はアストラル体、線はエーテル体、点がメンタル体とすると、夢を覚えていると言ったとき、たいてい線あるいは面を持ち帰っています。水面に雫を落として広がる波紋の、波紋を見ることはできても、そのはじまりの雫には気づきません。点を持ち帰るとき、それは恒星の意識に触れることになります。

立方体の点を自分のものにすることで、環境から自由になる。この場合、点は恒星ではなく惑星です。惑星を回収することで環境から自由になり、点は恒星に繋がります。

先日の夢では、近所の住宅街にパティスリーができていました。こんな人通りのないところでどうして店を?と思いましたが、とても品がありおいしそうで、何やら混んでいて、お店のお姉さんによると、「この店はいつまであるかわからない、何か理由があればすぐ閉めるらしいよ。」と。オーナーの確かな意志によって店ははじまり、店は閉店すると。繁盛していようがいまいが、それは問題ではなく、そこに責任はない。牡羊座28度ですね。

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