全部出しちゃえばいい

身体にあらわれる症状は、表情や姿勢はもちろんのこと、心の反映、エーテル体の反映なわけですが、急性の症状に関して、たとえば熱が出たり嘔吐や下痢をしているとき、「全部出しちゃえばいい」という言葉をよく使います。急性のものに関しては、ちょっと溜まったものが噴出して、言わば小出しにしている状態ですが、慢性のものは、エーテル体と肉体の慢性化したズレが表面化している状態で、これもまた「全部出しちゃえばいい」となります。

溜まったものというのは、外からもらった悪いものでもなければ、自家製の悪いものでもありません。溜まったものとは、エーテル体と肉体、本体と肉体のズレ成分のことです。全部出しちゃえばいいというのは、エーテル体という本体が出てきているということなので、全部出して本体になっちゃえばいいわけです。 肉体が不健康になるとエーテル体が元気になり、そのうち折り合いをつけ、本質的自己で生きるようになります。

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