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田舎暮らしに慣れた都会人の東京生活#2「メイさんおめでとう」

12時頃起きると、メイさんからLINEが。
日本語の試験に受かったらしい。
良かったなぁ。
嬉しくて、めちゃくちゃテンションが上がる。

僕がメイさんと積極的に話し、日本語を教えていたのもこのためだった。
メイさんもずっと不安そうだったのでどうなるかと思っていたが、良かった良かった。

その後、二度寝。
15時頃起きて、最近手に入れたカメラに必要なケーブルを新宿に買いに行く。

東京は本当に人が多い。
人がいなさそうな方に行っても人がたくさんいる。
少し歩くだけで、なんか疲れる。
聴こえてくるのは人の声や電車、車の音。
騒々しくて、少しうんざりしてしまう。

でも、この騒々しさが東京。
その分、買い物には便利だし、遊ぶところもたくさんある。

僕もこの街に8年間住んでいた。
もう東京に慣れたつもりでいたけど、田舎暮らしを始めたことで、少しこの都会らしさに違和感?のようなものを感じるようになっているかもしれない。

確か、嬬恋で一緒に働いてたシャイ山さんが言っていたなぁ。
「東京は住むところではない」
って。
その時は何を言っているのかよくわからなかったけど、今なら少しわかる気がする。

たぶん、みんな日々を戦いすぎてて、休めていないんだろうな。
止まり木が少ないように感じる。

あの町で聴いた虫の声や風の音が懐かしい。
流木に腰かけて眺めた海が恋しい。
メイさん、元気そうで良かったな。

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