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都会人の田舎暮らし2静岡#221 「あと2日」

本日12時から。
クロブチさんの送迎。
途中でタガさんを拾い、職場へ。

職場到着。
今日はお客様用バーベキューの準備、さらに何かしらの作業もあるらしい。
何するんだろう?
人事担当ラム男さんに聞きに行く。
「あ、おはようございます~、新しく寮に入る人がいるんで、布団とか持ってって欲しいんですよ。あとついでに山の奥の倉庫に…」
やることが結構ある。
車で色々と走り回らないといけない。
早速取り掛かる。

車で倉庫へ行くついでにラム男さんを家まで送る。
「7月1日にもう寮を出るんですか?」
「そうなんすよ。ちょっと東京でやりたいことがあって」
「あぁ、それなら早い方がいいですね」
「この町は本当に平和でいいところですね」
「そうですか、ありがとうございます(笑)」
この町は本当に平和でいいところだと思う。
海、山、川があって、日々の買い物にも困らない。
いいところに住めたなぁ。

ラム男さんを家まで送り届け、倉庫へ。
布団やレンジを車に運び、寮へ。

寮到着。
布団を抱えながら3階まで運ぶのは結構疲れる。
……ん?鍵が開かない。
おかしいな。

ラム男さんに電話。
「あ、鍵違うの渡したかもしれないです。すみませんが、もう1回取りに行ってもらってもいいですか?」
本館へ引き返す。

ラム男さんがいつも管理しているキーボックスを開ける。
あ、これか。
ん、同じ部屋番号が書かれている鍵が2つある。
どっちも持っていこう。

再び寮へ。
開かない。
もう1つの方は?
開かない。
再び本館へ。

本館に着き、フロントにいるクロブチさんに聞こうとするが、電話対応で忙しそうだ。
しばらく待っていると、チャイムが鳴る。
お客様が来たっぽい。
駐車場に向かう。

15時前、お客様がご来館。
そのまま荷物を運び、チェックイン業務。
空いた時間にバーベキューの準備を少しする。
その後、露天風呂を作る。
忙しいなぁ。

フロントに戻ると、クロブチさんが電話対応を終えていた。
「寮の鍵知りません?」
「あーそれはラム男さんしかわからないなぁ」
と言いながらフロント周りを探し始めるクロブチさん。
「あ、これかな?」
「あ、そうですそれです!」
やっと見つかった。
「布団とか運ぶついでにタガさん送って行ってもらえる?」
仕事がどんどん積み重なっていく。

休憩室を覗くとメイさんがいた。
「ちょっと今から仕事たくさんあるから、メイさん時間あったらバーベキューお願い」
「OKOK!」
阿吽の呼吸。

リッチ部屋Aを終えたタガさんと合流。
「なんだい、今日は忙しそうだね(笑)メイと待ってたんだよ、3人で一緒に掃除しようと思って」
そういえば、タガさんとメイさんと3人でよくリッチ部屋Aの掃除をした。
ワイワイ話しながら、楽しかったなぁ。
ベッドメイキングはタガさんに全て教えてもらった。
おかげで綺麗にできるようになった。
最後に一緒に掃除したかったなぁ。
「じゃ、明日ね」
明日はみんなで僕の送別会を開いてくれるらしい。

タガさんを送り届け、寮へ。
カチャ。
鍵がやっと開いた。
布団や電子レンジ、テレビを運び、次は山の奥の倉庫へ。

16時半頃、倉庫到着。
ポリバケツ2つを車に運び、本館へ。
バーベキューの準備もある。
間に合うかなぁ。

本館に戻り、バーベキューの準備に取り掛かろうとすると、既にメイさんがほとんど終わらせてくれていた。
「ありがとう!」
「いいえ、OKOK!休憩どうぞ!」

17時前から1時間休憩。
今日の賄いは焼きうどん。
1人でゆっくりと過ごす。

休憩後は送迎。
本館⇔和食屋。
たぶん、僕が送迎する最後のお客様だ。
送迎の仕事、楽しかったなぁ。
お客様とは車内でよく会話をさせてもらった。
楽しいコミュニケーションの時間だった。
イノシシ出ますよ~とか、この辺りの情報を話すと皆さん喜んでくれた。
そういう会話のおかげで僕のことを覚えてくれているお客様もいらっしゃって嬉しかったなぁ。
お客様にはせっかくの旅を最大限楽しんで欲しいし、なるべく気持ち良い送迎を心がけていた。
勉強になったなぁ。

21時半頃、今日の仕事フィニッシュ。
明日は9時から。
お疲れおやすみ。

あと2日。

#22 田舎に馴染みまくった都会人、あと2日で田舎を離れる https://youtu.be/5UDLk4cJ_3Y 

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