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忙しいパパが子供の悩みを知る方法

仕事に忙しいパパへ。子供と最近、何か話をしましたか?

話したよ!という方。
それでは、子供についてどこまで知っていますか?

・学校の授業内容や時間割をなんとなく知っている
・宿題や家庭学習の内容を知っている
・子供と仲の良い友達の名前を知っている

・学校から帰ってきたら、どのように過ごしているかを知っている
・学校や習い事で楽しいことが何かを知っている
・どんなことで困っているのか、悩んでいるのかを知っている

どうでしょうか?

前半の3項目は学校から渡されるプリントを見たり、ママに聞くことで把握ができます。
子供の生活に興味があればできるので、仕事に忙しいパパは、まずはここからスタートすると良いかもしれません。
仕事と同じく、マーケットや環境を知ることは大事ですよね。

後半の3項目は子供に直接聞かないとわかりません。ですが、ちょっと気をつけたいことがあります。

それは、

悩みを直接聞かないこと

これ、部下にもやっていませんか?

「最近、悩みはないのか?」

あります!と言って話してくれる部下がいたら、正直悩んでいないはずです。(笑)
そんな気軽に本音のコミュニケーションができる状態であれば、悩みのタネの段階で解消できてそうですよね。

そもそも、悩んでいることは直接話しづらいもの。

子供の話に戻ると、大人に比べて語彙力も不足しているわけですから、どうやって気持ちのモヤモヤを表現して良いかもわからない。

ましてや、端的に話すことも、整理して話すこともできない。子供の話は時系列でズラズラと話すこと、多いですよね。

だからこそ、私が気をつけていることは

悩みを直接聞かないこと

自分は大事だと思うので、2回書いてしまいました。

まず、学校から帰ってきたらどのように過ごしているかを知っていること。これは、パパが一緒にいない時間の過ごし方を把握するためです。

これもママから聞けば良いかもしれません。

どんな遊びをしているのか。宿題や家庭学習はどれくらいやっているのか。授業でわからないことを解決できているのか…

パパがわからない時間帯の過ごし方を把握することで、生活リズムを抑えます。そのことで、

子供が夢中になっていること、困っていることを把握します。

どうぶつの森が楽しいということでもいいし、算数がニガテでもなんでもOK。

忙しいパパ=子供と話す時間が圧倒的に足らない状態です。そのため、会話の糸口を掴みたい。

仕事で営業に行く、もしくは接客をする場合、相手のお客様やクライアントの事前調査と同じです。好みや興味関心を調べますよね。そして、そこに自分なりの私見を持って商談に臨みますよね。

次に子供との会話をします。話しかけるテーマは、リサーチをしたどうぶつの森や算数についてです。

ここでのポイントは

評価をしない・自慢話をしない・指摘をしない

パパ:「算数が最近、ちょっと難しいんだって?」
子供:「そうなの。11-7みたいに、ちょっと計算する問題が出ると…」
パパ:「あぁ、そうだな、パパも子供の頃にはな〜」

こんな感じで、自分の話をしてしまいがち。
「それはダメだろ、ちゃんと勉強しないと〜」:評価
「パパが子供の頃はな〜」:自慢話
「そういう考え方だと上手くいかないぞ」:指摘

話すたびにこういうパパとの会話になると、話したくなくなるもの。
相談をしたいし、もしかすると、結論はいらないかもしれない。

知りたいことは、子供がどんな気持ちで暮らしているのか。
楽しいのか、充実しているのか、それとも苦しんでいるのか。

だから、何が苦しい?と直接聞いてもわからないし、上手く表現できない。そこを日常的な事柄からヒントを探り、子供に聞いてみて、拾い上げるイメージです。

拾った子供の困りごと、楽しみごとを解決したり、増やすのは子供。
評価、自慢、指摘をしてしまうと、主人公がパパになってしまいます。

そうではなく、あくまでもパパは相談役として子供の話を聞いてあげたい。拙いし、よくわからないし、いつ話が終わるかもわからないかもしれないけど、真剣に子供に向き合いたい。

そうすることで、たとえ困りごとが解決しなくとも、パパがいる!という安心感が子供の中にできると思う。


困ったらパパに相談できる。むしろ、困っても大丈夫なんだと。

困っても大丈夫な状態になれば、いろんなことにチャレンジできるはず。チャレンジできる人生は楽しいはず。

仕事に忙しいパパ。子供との時間が取れないけれども、密度を上げることはできるはず。そのために、結論を出したくなる気持ちをグッとこらえ、子供の話を聞いてあげること。そして、応援してあげること。

この時間を短くても繰り返すことで、パパが物理的にいなくても、子供には安心感を与えることができると思います。

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●子供との会話がビジネス会話になりがちなパパへ書いた記事です。


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