育児はママがやるんじゃないの?と考えるパパ向けに改めて書いてみた。
育児についてnoteを書き始めて130日が過ぎました。
仕事ばかりやっていて、育児に全く時間をとってこなかった自分が、まさか育児についてこんなに記事を書くようになるとは、思ってもいませんでした。
今日は、
・仕事はパパ。家事育児はママがやると考えているパパ
・ママだけだと育児が大変そうだと、うっすら感じているパパ
・育児をしたいけれども、何をしたら良いかな?と思ったパパ
こんな人向けに書いてみます。これを読めば、子供と遊びたくなり、育児をママだけにさせておくのが、もったいなくなりますよ〜
1.パパが子供にしてほしいこと
見ていてほしい、理解してほしい、認めてほしい。これが子供の欲求です。かまってほしい。これに尽きます。
「ねえ、ママ〜」と子供はよく話しかけてきます。
我が家では以前、緊急事態宣言が出された時に、不要不急の「ママ〜」は禁止されました。
それでも自粛は守られず、話しかけれら続けるのですが、用事はたわいもないことで、(子供にとっては大事だけれども)とにかく見てほしい、聞いてほしいという意識を満たしたいものです。
そんな時に、パパにも聞いてほしい。
ママには言えないことがあります。パパに見てほしいときもあります。
子供のお気に入りのおもちゃは何か、知っていますか?
今、どんなことをして遊んでいるか、わかりますか?
子供が関心のあることは何か、話をしていますか?
仕事が忙しく、子供と会える時間が少ないパパ。
単身赴任で物理的に、子供と一緒にいてあげられないパパ。
そもそも育児に関心がないパパ。
いろんな形はあれども、子供と接してほしい。
子供は、待っています。パパに見てほしいから。
でも、その時のやり方としては、
子供が幼稚園以下→とにかく抱っこ。
子供が小学生→話しかけるor聞こえる独り言を話す。
これがいいと思う。
幼稚園以下の小さいときは、全部を受け止める形で抱っこをしてあげてほしい。これに勝るものはない。裏を返せば、抱っこできるのはこの時期だけ。パパは子供のことを心配している。気にかけている。愛している。その全てが抱っこで表現できる。
単身赴任の時は、動画で話すことはもちろん、パパの代わりとして、子供が毎日触れるぬいぐるみがほしい。
パパの姿をしていなくていいので、パパから贈ってあげて、大事にさせる。パパだと思って、一緒に食事をとる席に置いてあげるなど、一体感を感じさせる工夫をしたい。
子供が小学生になったら、話を聞いてあげたい。注意点としては、
・質問攻めにしないこと
・子供の回答を指導、評価しないこと
・パパの自慢話、武勇伝を語らないこと
子供はパパの部下ではありません。
良い方向に是正したいという思いが強いほど、いろいろ聞いて、指摘や指導、パパの意見を言いがち。(以前の私がそうでした)
これだと子供が話しかけづらくなります。毎回話す度に説教になったらイヤですよね。
だから、話を聞いてあげてほしい。
話しかけても無視される。もしくは「別に〜」と避けられる場合、子供が聞こえる大きさで、独り言をオススメします。パパの考え方を話すことで、耳には入ります。心配していること、不安な気持ちを代弁してあげましょう。
2.パパがママに与える安心感
パパが育児に参加(この概念がビミョウですが)することで、物理的に楽になるのはママです。
物理的にと書いたのは、子供とパパが遊んでくれたら、1人になる時間が増えますし、休憩をとることができる。
パパが育児に参加しない場合、
ママは24時間営業のコンビニ店長。(しかもアルバイトなし)
授乳、オムツ交換、寝かしつけ、食事の用意、食事を与える、送迎、学校の用意・・・
子供の年齢が上がると内容は変わりますが、単純にやることが多い。授乳が必要な時期や夜泣きが発生する時は、まさに24時間営業となります。
そんな状態をうっすら気づいていませんか?パパ。
大変そうだなぁ。でも、俺、明日仕事だし。
帰ってくるのいつも遅いから、子供と会えないし。
休みの日は遊んであげるけど、結局ママ〜ってなるし。
正論です。全部当たり。パパが正しい。
でも、ママが求めているのは
正解ではなく、理解と行動
ママだって、パパが思っていることは全部知っています。理解しています。だからこそ、正解は伝える必要はありません。
必要なのは、正解ではなく、ママへの理解。そして、それを打開するための行動です。
ママへの理解とは、今、何でママが困っているのかを理解すること。
夜泣きで寝不足なのか。子供が食事を食べなくて困っているのか。それとも学校で何か問題があるのか。
ママが困っていることを、まずは理解しましょう。
次に、その課題がわかれば行動です。
夜泣きが問題ならば、交代制で見るようにしましょう。
子供が食事を食べない時は、違うものに変えるのか、遊び食べしても良いものにするなど、工夫をしてみましょう。極端な話、1食くらい、食べなくても子供は元気なもんですよ。我が家ではそうでした。
ママの問題はパパの問題、家族の問題です。
だからこそ、行動で状況を改善していきましょう。
3.で、パパは何をしたら良いか
ママへの理解の上、行動しようと書きました。
行動するときの注意点としては、
パパがやりたい育児=ママが求めている育児ではない
これ、大事な概念なので、覚えておきましょう。
子供が機嫌がいい時だけ、子供と遊ぶ。
パパが暇な時だけ、子供と遊ぶ。
これではダメなんです…
子供と遊んであげてほしい時=ママが違うことをしたい時
ママを理解した上での行動ととは、こういうこと。
もちろん純粋に子供と遊びたい時があって良いのですが、ママを見た上で行動するポイントとして、抑えておきたいです。
なんか窮屈だな、面倒だなと感じたパパ。
家庭はパパだけのオアシスではないんです。
同じ屋根の下で暮らす以上、誰か一人だけにしわ寄せがきては、幸せな暮らしにならない。
ママの犠牲の上に成り立つ、パパの快適な暮らしを求めますか?
なんか違いますよね。
育児は子供に何かを教えることもそうですが、まずは身の回りの世話などの実務が大半を占めます。ここを夫婦で協力して解決していくことで、夫婦相互の信頼関係、安心感が育まれるはず。
そんなパパ、ママを見ている子供も、うれしいはずですよ。
まずはパパ、ちょっとでもいいから、やってみましょう!
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パパに合わせて読んでほしい
●新米パパがやるべき、具体的な育児内容です。
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