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日常が子供の原体験になる

小さい頃の思い出はなんだったでしょうか?

家族と旅行に行ったこと。誕生日のお祝いなどの特別なこと。

もしくは、毎日の学校の授業や部活をしていたことなど、毎日繰り返され、積み重なっていった日常かもしれません。

特別な日よりも、日常の回数が圧倒的に多い。

だからこそ、その日常生活の中で、得るもの、記憶に残るもの、自分の判断基準として構築されていくもの。それに出会える確率は高い。

毎日の生活が原体験になる

日常の生活こそが、今後の人生を左右することになると思う。

1.自分の原体験

私の実家は自営業で八百屋さんだったので、小学生である自分は18時頃からお店の片付け、掃除を行い、夜ご飯は20時頃からでした。

育ち盛りなので当然お腹が空いているので、早くご飯を食べたい。
そのためには両親を早く帰ってきてもらう必要があり、手伝っていた記憶があります。

そんな日常から、汗水垂らして働く尊さを感じていました。

早くご飯を食べたい!という基本的な欲求を満たすために始めたお手伝いですが、お客様と話したり、両親に喜んでもらうことを通じて、楽しくなっていた。

仕事とは、お客様あってのものであり、目の前のお客様のおかげで、自分がご飯が食べられる。

まずはお客様喜んでもらう必要があるんだと。

これが思い出であり、自分の原体験です。


2.子供にきっかけを与える

そう考えると、毎日の日常こそが、子供たちの礎になる可能性がある。

子供と一緒に遊ぶことも、絵本を読むことも、一緒にご飯を食べることも。全ての日常が子供たちの原体験になる。

どの体験が最も印象に残るかは子供たち次第ですが、私の行動、立ち振る舞い、発言を見聞きすることが、子供たちの人生に影響を与えていく。

だからもっと、人間臭く、ド真剣に自分の生き様を見せたい

苦しんでいることも、うまくいかない時も、ちょっと元気がない時も。全部ひっくるめてパパという人間なんだから、それを子供に隠す必要はない。

・楽しいときは楽しい!辛いときは辛い。と思える感受性。
・否定されず、否定しない環境で過ごし、認め合う心。
・何でもいいから、何かに夢中になること。

そして、この全てを受け入れられ、帰ってこれる場所が家庭であること。そんな環境を作っていき、今日も子供とぶつかり合いたい。

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