葛を活用する
大根に、白菜、冬の主役の野菜が登場です。
そんな中に、間引き人参が少し。本来でしたら立派な人参が並ぶ頃ですが、先の台風で畑でも大きな被害があり、また種を蒔き直し…という生産者のご苦労がありました。普段食材を求めるときには、店先に並んだものだけしか見えませんが、教室ではその奥のストーリーもお伝えしています。
寒くなってきましたので、体をあたためてくれる葛が、献立でも大活躍。実は体を冷やすじゃがいもは、そろそろ食べ収めの時期。今回はじゃがいもにたっぷり葛を加えて、葛まんじゅうにしました。仕上げには、野菜の葛あんかけをかけて。おひたしには、しめじからとった出汁を。ちょっとしたコツがありますが、この出汁のおいしさに、みなさんビックリされていました。
たなかれいこ の料理は素材のおいしさを目一杯引き出す料理です。その体験を重ねることで、日々の料理の仕方も少しずつ変わっていきます。
**’19年11月の たなかれいこ の たべもの教室 献立 **
●じゃがいもの葛まんじゅう 野菜あんかけ
●ゆで大根のえごま和え
●水菜としめじのおひたし
●白菜と揚げの蒸し炒め 塩仕上げ葛寄せ
●玄米ご飯(新米)
<今月の使用食材>
じゃがいも、れんこん、玉ねぎ、間引き人参、大根、大根葉、水菜、白菜、ニンニク、しょうが、エリンギ、しめじ、オリーブオイル、醤油、海塩、白バルサミコ、煮干し出汁、ゆず果汁、柚子胡椒、葛粉、えごま、揚げ、玄米
*野菜・米は、無農薬・無肥料栽培を中心に、ほぼ在来種のものを使用しています。
*煮干し出汁は、水から沸かして沸騰後20分程煮だしました。煮干しは酸化防止剤を使っていないものを。
*柚子胡椒は2年くらい寝かせたもの。味わいが深くなります。
*えごまは、粒のもの。これも無農薬・無肥料栽培です。
*ご飯は、新米の有機栽培の玄米を土鍋炊きしました。
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折々に畑から届くおいしい旬の食材を使うため
教室では月々の献立をあらかじめ公表していません。
ひと月終わりましたら、献立を公開しています。
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おひたしで使った、しめじの出汁
●教室の様子をまとめたアルバムはこちらをclick!
https://note.mu/tanakareiko/n/n5f27cbcb9a02
たなかれいこ の たべもの教室は、随時ご入会を承っております。
月に一度通われることで、料理に対するハードルがぐっと下がります。
たのしく作って、おいしく食べる、そのうちに本物のたべもののことがわかり、料理術もいつの間にか身についていきます。
お料理初心者こそ大歓迎です!
クラスのメンバーもサポートしてくれるので、ご安心ください。
▼たなかれいこ 新著 好評発売中
・12月17日(火)「たべるクリニック」刊行記念トーク@札幌
・12月22日(日)「がんばらない料理」刊行記念トーク@青山ブックセンター
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