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ECサイト時代の物流とこれからの改革

 久しぶりの投稿である!

 YouTuberが紹介する便利goodsやファッション、食料品の数々。それを見た私は、ついつい試したくなり、Amazonや楽天、ZOZOTOWNなどECサイトへスマートフォンを瞬間的に検索し、結果、レビューや価格、自分の今月の予算や優先順位を考えている。

 どうしても欲望に負ける、もしくは、何よりも投資額に見合うと感じた時にECサイトをタップし、気が付けばコンビニエンスストアへ払い込みしているのである。

 払い込みが完了すれば、後は自宅で数日待っていれば、自宅に配達員の方が届けて下さり、手にすることができる。もはやここ数年でなくてはならない、常識の範囲内の買い物となったのである。

 そう!

 今回のテーマはロジスティクスである!

 
 ロジスティクスってなに?ってなっている方もいるので、まずは語源から見てみるとする。logistic(ロジスティクス)は物流の訳である。

 より詳しく見ていくと、歴史が見えるのである。本来は軍事用語で、軍備の調達、整備、修理や人数、装備の輸送展開と総合的な軍事業務を示していた。端的に言うと、軍事上の物流を示したのである。

 現在ではコロナの影響で、外出機会が減少し、代わりにインターネット上でなるべき済ます、と言う生活様式へと世界的に変貌と告げている。

 そのため物流量が急増しているのは安易に想像がついているであろう。そのため。皆さんが考えるようにただ、モノを店や工場から、取引先企業や個人消費者へ届けばいいということではないのである。

改革が必要な理由

 消費者に関係あるの?という疑問が残っているであろう。勿論ある。

例えば、Amazonで購入完了した際、最初の到着予定日は3日後であったのに、気が付けば延長して1週間後になっていたという経験はないだろうか。

 また、楽天の送料が無料の義務をする、しないで騒動に発展し、楽天に出店を取り消す企業、独自ECサイトのみになった企業も記憶に新しいかと思う。

 BtoC間の取引例を挙げただけでも、既に問題が発生しているのである。効率よく運ばなければ、即日に欲しいものが手に入らない。そもそも出店しておらず、商品を見つける手間がかかる。もしくは送料の方が高い。という問題が今以上に出るのである。

物流の現状

 では、日本の物流はどのようになっているのであろうか。宅配件数はここ数十年で急増している。2000年では約18億件であったのが、2018年で40億件、更に2025年には70億件になっていると言われているのである。

 一方で、運び手つまりドライバー数は足りておらず、2020年問題とトラックドライバー業界で言われている問題に直面しているのである。2016年度で従事者が83万人であるが、現在の物量では10万人以上不足しているのである。遅配や運送料金値上げに納得できる現状がある。

 また、労働需要が多くても、ドライバーは中高年の男性がメインのままで高齢化か進んでいるのでドライバー数も増えていない。

 理由として、積み込みなどの肉体労働が多いこと、長時間運転、低賃金化が進んでいるということである。そのために女性や若者の従事者が少ないのである。

 私も2年半の事務移転の経験から述べると、ほとんどドライバーが50代の男性であり、待機時間が煩わしいこともあってか積み込みの補助を大多数のドライバーさんがして下さっていた。また女性ドライバーは片手で数えるぐらいしか見た記憶が無いほど、珍しい存在である。

現状の解決方法とは?

 
 日本の商工業を物流から改革していくベンチャー企業が近年出てきているのである。

 今回取り上げる企業はCBcloud社のサービスであるPickGoを取り上げる。

主力事業であるこちらのサービス。「求車求貨システム」と呼ばれるものである。

「求車求貨システム」とは国土交通省によれば、荷主が輸送して欲しい貨物の情報を掲示板やデータベースに出して運送業者がこれに応募し、成約した場合に荷主と運送業者と契約締結されて対価を得る事業のことである。
 簡潔に言うと、送る側と運ぶ側のマッチングを行うのである。

 マッチングさせると、何が良くなるのか。積載量が半分のトラックにもう半分積んでしまったり、同じ方面や場所、時間帯とより固めることができ時間と台数に対しての輸送能力が向上し効率良くなるのである。

 ちなみに、CBcloud社の場合、軽貨物限定でサービスを展開している。BtoBが主な大型貨物の場合、積載にどうしても書類上の制約や煩雑さ、人力積載のルールが多いため、アプリ上のマッチングは難しいからである。

 この配送マッチングプラットフォームは荷主と軽ドライバーをアプリ上で繋ぐ。

 荷主はアプリ上で積載、配送地や料金、商品がその場でわかり、ドライバーは依頼があると通知されるので適する案件か把握できるのである。効率良くするため、ドライバーの位置もアプリで管理されるのである。

 結果として、荷主のメリットは①時短化②配送状況の把握③アプリで一貫④ドライバーの選択ができ、ドライバーは①高収益化②アプリで一貫③仕事の取捨選択が実現可能となる。

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 実は、CBcloud社はもう一つ利便性高いサービスを行っている。車両管理勤怠ソリューションである。

 こちらは、AIとブロックチェーンを応用して、端末操作を減らし、セキュリティー強化しながら、スマートフォン1つで一目で誰もが管理できるようにしているのである。

 ちなみに、こちらはインターネット上でも操作が可能で、操作性が平易そうである。トラック業界では社用携帯の多くはガラケーであり、iモードのようなガラケーでも対応でき、またスマートフォン不慣れな高齢者ドライバーでもっ少しの教育で活用できるものでないと無意味であるからである。

 経験からも2,30のドライバーを除くと多くのドライバーはガラケーの印象から言う意見である。

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 コロナ禍の中でも充実した生活を送れているのは、現代ネットが発達しているということはもちろんであったが、方や私達が見えていない部分では問題が非常に切迫した状態であることも、理解し消費者として考えなければならない。

 「タダ」はドケチの私にとって甘い言葉であるが、その呪縛によって運賃の上乗せ、敷いてはドライバーの給料アップに反映できていない点が具体的に考えなければならない数ある内の1つの課題であろう。

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 久しぶり過ぎて、文章力がより不安であるが以上である!

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