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パートナー企業「アサカ理研」訪問で思うこと

こんにちは、パラテコンドーの田中光哉です。
今年はせっせとnoteを書いていきたいと意気込んでおります。

パートナー企業を訪問させて頂きました。昨年7月1日よりパートナー企業として契約締結していただいた「アサカ理研」様にパラリンピック報告も兼ねて、郡山の本社にご挨拶に行ってまいりました。

「アサカ理研」様は昨年春に個人WEBサイトのパートナー企業募集https://tanaka-mitsuya.com/#sponsor のページより直接ご連絡いただき締結まで至った、感謝を伝えきれないほどの企業です。

[株式会社アサカ理研]様HPは以下となります。


1月初旬。初めての郡山は朝から大雪の気温は0度。
東北ビギナーの私は夏用のスーツで行き、洗礼を浴びつつ、会社に向かいました。人生で一番寒い日でした。笑

郡山の雪景色


会社に到着後、控室に通してもらい、すぐに社長と初めてお会いしご挨拶しました。
その中で昨年7月からパートナー契約を締結いただいた理由をお話ししていただきました。理由が印象的だったのでご紹介したいと思います。

・「アサカ理研」様が「SDGs」に力を入れられてること
・社長と私と同じ九州出身であること
・社長の御子さんと私が同じ年であること
・私の活動拠点が社長とゆかりのある横浜であること
・元々つながりのある企業を通じて、私の支援について紹介があったこと

等その他諸々をお話しいただきました。
今回の契約のきっかけとなった理由は、あくまでパラスポーツやアスリートとして期待してご支援をしていただく以前の理由だったのだと知りました。それは
人としての「縁」だったんだなぁと。

「競技者」として期待してもらうことがアスリートとして何よりも励みであり、モチベーションだとも思います。同時にバックグラウンドや将来のビジョンに対して共感してもらい「人」としてのつながりの中で期待してもらっていることも、モチベーションであり、もっと背筋が伸びる思いがしました。競技者としての結果以上の期待を勝手に感じてしまい、とても嬉しかったです。

そんなこんなで生意気にも社員の皆様向けに1時間半にも及ぶ講演を設定頂きました。社会人として大先輩方にお話しすることに恐縮な気持ちもありつつ、新たな層へのパラテコンドー、パラリンピックの魅力を伝えることのできる機会に感謝しつつ登壇させていただきました。
これまでもパラスポーツに関わっていた身として、パラスポーツに興味がある方々向けや小学校・中学生向けにの内容でお話しさせていただくことは多いですが、広く一般目線でのお話ということで今回内容とスライド作りも試行錯誤しながらでした。

講演タイトルは「パラリンピックと人生」。だいぶイキりました。

講演はオンライン等でも社内に配信頂きながら、[パラテコンドー、パラスポーツ全域の紹介、人生経験、大切にしている理念]等をお話ししましたが、結局は実演でパラテコンドーの迫力ある蹴りの紹介させていただき、蹴りを受けたいと多くの方が名乗り出てきてくださったおかげで、間違いない盛り上がりでした。笑

講演後は多くの方よりご質問をいただきました。メンタルについて質問も多くありました。

・様々な環境下でメンタルがぶれずに一定の精神状態でいるための心がけ。
・目標達成に向けてチャレンジする中でのチャレンジの取捨選択の仕方。
・チャレンジしたい気持ちと保守的になってしまう葛藤の中での考え方。

等、質問がありました。いつも感覚でコントロールしがちで過ごし、そのようなメンタル状態を自分自身の中で意識しながら分析・消化しながら生活する性格ではないので、改めて一緒に考えさせてもらう時間になりました。
この機会で実体験をもとに振り返りお話しし、勝手に有意義だったと思います。笑


様々な状況で起こる、上記の質問のような精神状態は何も「競技者」が特別ではなく、「人」としてだれでも考える瞬間であり、抱える葛藤であることを再確認しました。
その瞬間瞬間を、心の中で捉えて考えて、自分の答えや理念を模索して見つけていけることで、競技者としても人としても魅力的になれるんだろうなとおもってます。素敵でした。


人の温かさに包まれて(人生で一番寒い日に)、改めて競技者としての目標やキャリアでの目標について考えることができたパートナー企業訪問となりました。このご縁に感謝です。

そんな様子は地元のTV「福テレ」にて紹介いただきました。


このご縁のおかげで競技ができること、その過程でもっと自分を磨いていけることに対して感謝を伝えれるように、また郡山にもどってきます。
帰りの新幹線は、まるで帰省している実家から元の日常への帰り道ほどに物思いに更け、窓からの景色を眺めた、そんな初めての郡山でした。笑

田中光哉


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