田中康介

AC長野パルセイロ#25 ディアブロッサ高田F.C→京都サンガF.C.U-15→京都…

田中康介

AC長野パルセイロ#25 ディアブロッサ高田F.C→京都サンガF.C.U-15→京都サンガF.C.U-18→立命館大学→福島ユナイテッドFC→AC長野パルセイロ "他者に何かを与え続けられる人間になる"

最近の記事

喜び

喜びには二つ種類がある。 自体から来る喜び 自体からくる喜びを例であげるとするならば、ゴールを決めて嬉しい、アシストができて嬉しいという感情など、自分がしたことに対して自分で喜ぶという事。 相手から来る喜び 相手からくる喜びは、自分達が勝利した試合を家族、ファン、サポーターが喜んでくれて嬉しいという感情など、自分以外の他者、相手にも影響が及んだ事に対する喜び、分かち合う喜び。 プロスポーツという場所に身を置く中で重要だと感じる事は、後者である、相手からくる喜びを大切

    • 自信の正体

      生きていく中で自信という言葉を使う機会は多々存在する。 スポーツの世界でも多く使われる。 自信を持て。 自信を持てるまで練習しろ。 勝てる自信がある。 成功する自信がある。 では自信があると何が良いのか。 それは、精神、いわゆるメンタルが安定すると言う事である。 お世話になっているメンタルコーチの方から人生の9割はメンタルで決まると教えてもらった。 メンタルの状態が良ければ、プレーが安定する。 物事をポジティブに考えられる。 ここで本題に入る。 では、自信はどう

      • 何の為に

        立命館大学体育会サッカー部の引退ブログにて書いた文章ですが、自分のnoteにも残しておきます。 「何の為にサッカーをしているのか。」 「何の為に生きているのか。」 この問いに即答できる人は少ないのではないだろうか。 自分も一年前まではそうだった。 サッカーが楽しいから。サッカーが生きがいだから。 プロになりたいから。良い企業に就職したいから。 良い人生を歩みたいから。 多くの人がこう考えるのであろう。 もちろんこれらも重要であると思う。 でも自分の中で感覚的な

        • ゴレンジャーから学ぶ組織の在り方<個性の多様性と受容編>

          個性の多様性と受容ゴレンジャーにはみなさんご存知の通りそれぞれにカラーが存在している。 レッド、ブルー、グリーン、イエロー、ピンク。 全員レッドだったら、グリーンだったら、ピンクだったら。。。どうだろうか。 面白みのない組織、一方向にしか強くない組織になると考えられる。 それぞれの個性というものは貴重である。 だからこそ、個性を持つ個人個人が最大限に自分の"色"を光らせる必要がある。 サッカーでの武器であったり、それぞれの性格、得意分野、チャームポイント、様々なポジティ

          ゴレンジャーから学ぶ組織の在り方<価値観の創造編>

          福島に引っ越し、チームも始動し、ある程度生活にも慣れ、落ち着いてきました。 先日、目的の重要性についてゴレンジャーを例に挙げ話をしたが、あと二点ほどゴレンジャーから学べることがあるので書き残していきます。 見ていない方は先にそちらを見ていただけると幸いです。 価値観の創造 個人の価値観というものはそれぞれに存在するだろう。 ここでいう価値観とは個人のものではなく、組織として持つべき最低限の価値観のことである。 目的 世界平和 目標 悪の討伐、全滅 価値観 正義 というも

          ゴレンジャーから学ぶ組織の在り方<価値観の創造編>

          プロ内定が決まり今思うこと。

          先日、福島ユナイテッドFC加入内定が発表され、本当に多くの方々からお祝い、激励の言葉を頂いた。 数えたところ、100人程の方々からメッセージが届き、感謝の気持ちと、この恩をこれから絶対に返していきたいという想いに包まれ、身が引き締まった。 自分は幼稚園児の頃からプロサッカー選手になりたいと思い続けてきた。 当時、目にしたプロサッカー選手は、キラキラしていて、カッコ良くて、憧れで、自分もそうなりたいと考えていた。 自分の中でも、ただプロサッカー選手になりたいのだと思い込んでい

          プロ内定が決まり今思うこと。

          ゴレンジャーから学ぶ組織の在り方<目的の重要性編>

          目的の重要性編 最近、今までの自分が過ごしてきた組織の事を考えたり、様々な人と関わる中で、組織のあり方について違和感を感じる事が多々あった。 中、高といった年代でまず第一に掲げていたものは目標だった。 日本一。 もちろん、個人の目標、「プロになる」であったり、「良い学校に進学する」などというものはそれぞれあった。 そんな中で、自分は"日本一になりたい欲"みたいなものはかなり強い方で、気持ちが入っていないような選手には怒鳴ったり、喝を入れたりする事が日常茶飯事だった。それく

          ゴレンジャーから学ぶ組織の在り方<目的の重要性編>

          究極の99℃状態

          組織、またはそれに所属する個人に 必要なものは何か? この問いに対する答えは 無数に存在すると考えている。 その内の一つとして捉えてほしい。 ○組織の三態 現在コロナウイルスの影響により、このような状況に立たされ、組織、チームについて考えたときに、それらは三つの状態になりうると考えられた。 一つ目は、組織として停止している状態。一人一人が行動していない状態。組織の人間を水分子と置き換えた場合、いわゆる氷状態である。 二つ目は、組織内で一人一人が行動している状態。いわゆ

          究極の99℃状態

          キャプテンに必要なものはなにか。<歩幅調整力>

          キャプテンに必要なものは何なのだろうか?このコロナ自粛期間に入り、自分と向き合う時間が増え、1番初めに考えたことだった。 中学、高校とキャプテンという立場を経験してきた。 その経験の中でキャプテンとして何かを良いものをチームにもたらすことが出来たかというと胸を張ってそうは言えない。 まとめられたという実感もまるでない。 ただチームを良くしたいという思いだけは誰よりも強かった。 しかし、その思いばかりが先走り、思いに振り回され、文字通り、思い通りにはならなかった。 ぬる

          キャプテンに必要なものはなにか。<歩幅調整力>

          失敗のアップデート

          高校前回のnoteもぜひ見てください。 京都サンガF.C.U-18に昇格した。 初めて、地元を離れ、親元を離れ、寮生活をスタートさせた。今まで、どれだけ支えられていたのか、どれだけ無力だったのか、と同時にそれらに感謝しなければ、いてもたってもいられないという気付きの多い生活を経験した。 1年生時から試合には絡むことはできていたが、満足な結果は3年間出し続けられなかった。 1年生時には途中出場途中交代という、前代未聞の出来事を3試合も連続で起こした。 さすがに3試合目

          失敗のアップデート

          反骨心

          前回の生い立ちの続きです。 中学1年期待と不安。 頭の中がいっぱいになりながら、京都へと向かった。 京都サンガF.C.U-15入団式、初めてチームメイトが揃った。 第一印象は「でけぇ」だった。 当時自分の身長は151cmだったが、ほとんどが160cm、170cm以上の選手ばかりだった。 小学校時代のポジションはセンターフォワードだった。しかし、サンガの前線には、でかい速い強い選手が集まっていた。 一言で表すならまさに強烈。 自分が生きていく為にポジションをボランチに

          noteデビュー

          はじめまして。 立命館大学体育会サッカー部主将の田中康介です。 note始めてみました。 なぜnoteを始めたのか。 様々な理由はあるが、1番は自分の夢や目標に繋がる、「他者に"何か"を与え続けられる人間になる」というものがあるからである。 またこれについては追々書こうと思う。 生い立ち1999年2月1日、田中家の長男として奈良県に産まれた。 <幼稚園> スポーツ歴最初の競技は水泳だった。 2歳から始め、物心がついた頃にはもう水の中にいた。 そして幼稚園へ入園し、年

          noteデビュー