CAMPFIRE参加決定!...の前に掲載プロジェクトを確認するべし
私はレモンサワー大好き人間です。
先日、【企画中】Lemostagram~レモンサワーLoverのレモンサワーLoverによるレモンサワーLoverのためのアプリ~という、レモンサワーに特化したアプリを作りたいという記事を書きました。
そして、年明けにクラウドファンディング参加決定しました!!
SPARKS by BOOSTER STUDIO - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)に参加します。
SPARKS by BOOSTER STUDIOとは
SPARKSはBOOSTER STUDIOが送る「アイデアのプロトタイピング支援に特化したクラウドファンディング」です。
「面白そう」から始まるアイデアの、テストユーザーを募ったり開発を応援するコミュニティづくりのプロジェクトを掲載しています。
恥ずかしながら、名前は聞いたことはあるくらいで、なんとなく支援するやつでしょ?くらいの知識しかない状態ですので、今のうちに世界に触れてみます!
まずはプロジェクト探しから
プロジェクトと一言で言っても様々なカテゴリーが存在します。
その中で、自分が参加する時に役立ちそうなものをピックアップ!
・アプリ開発
・コミュニケーション
・シェア
・マッチング
・発信
この辺のキーワードが自分に繋がると思い、何かしら含むプロジェクトを4つピックアップしました。
プロジェクトを見る観点
目的もなしに眺めるだけでは参加時に活かすことが難しいので、
①ファーストビューが目を惹くものになっているか
②スライドバナーが充実しているか
③支援してほしい人(対象)がはっきりしているか
④オリジナリティがあり、他と差別化できているか
⑤想いやストーリーが乗ったプロジェクトであるか
の5点を重点的に意識して考察しました。
1.だれかのおうちの猫をのぞきみできる!たくさんの家猫に出逢える「CatWith」
SNSでは見れない猫のナチュラルな姿を、見たい時に好きに撮影できる!いろんな猫に出逢い、誰かのお家で暮らしている猫をのぞきみしよう。誰かのお家の猫スポットを好きな時に撮影できます!
①ファーストビューの注目度 ★★★★★
:スマホで色んな猫を見れるんだ!ってことが一目でわかる
②スライドバナーの充実さ ★★★★★
:5枚埋まっている
:使用シーンの動画がわかりやすい
:「猫に気付かれずに撮れる」といった猫ちゃん好きが食いつきそうなポイントを押さえている
③支援してほしい人の明確さ ★★★★★
:「飼い猫を自慢したい人・猫に癒されたい人」と冒頭に記載があり、誰に向けたサービスかが明確になっている
④オリジナリティと差別化 ★★★★★
:SNSの写真と違い、「今」をみれるリアリティさがある
:他の家を見に行ったり、ムービーがあったり、コンテンツも充実
⑤想いやストーリー ★★★★★
:本当に猫が好きなんだなって伝わる内容
:「猫は足りていますか?」がパワーワード
直接関連するわけではないですが、私もマッチングの要素を考えているため、目に留まりました。
まず、コンテンツが素晴らしく充実しているのですが、なにより猫に対する想いが本当に伝わってきます。
私はめちゃくちゃ猫が好き!な訳ではないですが、あまりの熱量の凄さに支援したくなるほどでした。
2.大学生2人が作る!近場でSNS映えするお店を見つけれる!飲食店マッチングアプリ!
シンプルデザインで簡単操作の飲食店マッチングアプリです。 位置情報からSNS映えするお店を見つけてお気に入りへ追加! 自分のフォロワー数に応じてお得なクーポンが貰える! お気に入り店の最新情報がわかる! 普段使いや旅行中にも友達や恋人となど様々な場面で活用してもらえるアプリ!
①ファーストビューの注目度 ★★★★★
:インパクトのある色使いで目に留まる
:どのような機能かが一目瞭然
②スライドバナーの充実さ ★★
:設置していなかったものの一枚絵にしっかりまとまっているので良いのかも?
③支援してほしい人の明確さ ★★★★
:コロナ禍で落ち込んだ飲食業界を盛り上げたい人
:SNSを活用する若者
④オリジナリティと差別化 ★★★★★
:SNSで「行きたい投稿を見つけたが遠いお店だった」というあるあるに目を付け、位置情報機能で近いところだけを表示することで解消されている
:4人に3人はSNSで飲食店を検索する時代とのことで、時代にマッチしている
:自分のSNSのフォロワー数に応じて発行されるSNS割クーポンがある
⑤想いやストーリー ★★★★★
:アプリ決起会時の写真が載っていて、酒好き感が伝わってくる
:大学時に飲みニケーションが楽しかったが、コロナ禍で後輩たちはその経験が出来ない状況。飲食店も深刻なダメージ。そこをマッチングさせることで飲食店を盛り上げようとする想いが伝わってくる。
私は普段居酒屋運営企業のマーケティングを行っていることと飲み歩くことが好きなため、凄く共感しました。他人ごとに思えず、支援したいプロジェクトです。
後輩への想いと飲食店への想いを一気に解消する、素晴らしいマッチング企画でした。
3.ポイントが貯まるSNS型グルメアプリを作りたい! ~外食産業の新たな架け橋に~
今年2月にSNS型グルメサイト「CocoUma!」をリリース。この度、日本最大級のポイント発行会社からお声がけを頂きました。現在はウェブサイト運用中。アプリ化(iOS、Android)できれば、ログインや投稿のたびにポイントが貯まるSNSアプリが可能になります。みなさんのご支援よろしくお願いします!
①ファーストビューの注目度 ★★
:色使いやフォントで目を惹くものになっている
:どのようなプロジェクトかは一目でわかりにくい
②スライドバナーの充実さ ★
:設置なし
③支援してほしい人の明確さ ★★
:飲食店オーナー
:飲食店ユーザー
④オリジナリティと差別化 ★★★
:広告掲載費用を多く払えば上位に検索されるシステムではない
:食べログのような評価制度(5段階評価)がない
⑤想いやストーリー ★★
:コロナ禍で苦境にさらされている飲食業界へ向けて、SNSに特化したグルメサイトの開発
私が受け取り手として弱いのかもしれませんが、流し読みした感じでは内容がよくわかりませんでした。
しっかり読むと、ぐるなび・食べログのようないわゆるグルメ媒体と呼ばれるところの評価制度や広告掲載費によっての検索上位表示されるシステムを廃止し、飲食店にもユーザーにもメリットがあるアプリを作りたいんだ!と理解できました。
企画自体は素晴らしい企画だと思いますので、表現の仕方がちょっと惜しく感じます。
ファーストビューに具体的な内容を載せる、スライドバナーを活用してテキストでなくても何をしたいかが分かるようにする、利用シーンやアプリの操作画面等イメージが湧く画像や動画を差し込むことで、より伝わりやすくなるかと感じました(生意気な意見をすみません)。
4.茨木市の『食』にまつわる困りごとを無くす!飲食店マップアプリを広めたい!
『いばらき街ごはん』というアプリを運営しています!このアプリでは、地図上から近くの『営業中のお店』『テイクアウトできるお店』をすぐに見つけることができます。コロナ禍において『単身者の孤独な食事を減らすため』『飲食に関わる全ての業種の方の負担を少しでも軽減するため』に制作しました!
①ファーストビューの注目度 ★★★
:飲食店マップができたことがすぐわかる
:どのような特徴のものかは読み取れない
②スライドバナーの充実さ ★★★★★
:キャッチ―なアイコンや使用画面があり、どんなプロジェクトか想像できる
③支援してほしい人の明確さ ★★★
:茨木市民というよりは市外近郊の方々
④オリジナリティと差別化 ★★
:茨木市内の飲食店の現在の営業状況をまとめて地図上で一覧できる
⑤想いやストーリー ★★★★★
:生まれ育った地への愛が十二分に伝わる開発ストーリーの記載
:みんなで楽しく暮らせる街『茨木』を維持したい想い
物凄い熱量で想い溢れる記事でした。実際に支援達成しています。失礼ながらコンテンツとしてはGoogleマイビジネスやGoogleマップで足りるのでは?と感じましたが、補い過ぎる熱い想いが伝わり達成に繋がったものと思います。
専用アプリを立ち上げることにより、より茨木市への感情移入することに繋がることはメリットとも感じました。
想いの表現は物凄いので、説明スライドバナーにあった「お店からのコメント」にフォーカスして本文中にイメージ画像を記載があれば、類似サービスとの差別化がわかりやすく表現できると思います。
クラウドファンディングの世界に触れてみて
数万円から数百万規模まで様々で、プロジェクト内容も様々で、非常に勉強になりました。
まずは、目を留めてもらえるようなファーストビューが大事。
そして、流し見しても内容が理解できる伝達力(文章力・動画・画像)が大事。
この辺はテクニックの部分です。
しかし、大事なことはそれだけではありませんでした。
プロジェクトに対しての想いやストーリーといった熱量が大事。
思わず支援したくなるくらいの熱い熱量でなければ成立しないことを学びました。
支援したくなる気持ちにも2種類ありました。上記でご紹介した、
1.だれかのおうちの猫をのぞきみできる!たくさんの家猫に出逢える「CatWith」
2.大学生2人が作る!近場でSNS映えするお店を見つけれる!飲食店マッチングアプリ!
で感じた違いです。
1のプロジェクトに対しては、私は特段猫好きではありませんが、熱量に押されて是非達成してほしいというシンプルな応援の気持ちです。
2のプロジェクトに対しては、私が居酒屋運営企業に勤めていることと飲み歩くことが好きなことから、プロジェクトに共感しやすい環境であることと欲しいコンテンツだと感じた気持ちから湧いたものです。
この応援と共感の違いは、誰に向けたメッセージかによって違い、発信側としては視野に入れておくべき大事なことと感じます。
最後に、参加している方に対して、語弊のある失礼な表現がありましたらすみません。
年明けに参加する時には今回学んだことを取り入れながら、応援いただけるプロジェクトになるよう努めていきます。
長くなりましたが、最後まで読んできただき、ありがとうございました。
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