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まちあるき20240712

お店の入れ替わりが結構早い街に住んでいる。
ショッピングビルが建てられた当初からよく通った無印良品の支店が、7月20日まででいったん閉店(10月のリニューアルオープン)すると、こっそり店員さんから教えてもらっても、「そうなんですねー、困るww。」と平気な顔して在庫処分で赤札になった棚の商品をチラッと値踏みする。全然困らない、通りの向こうの百貨店の7階に新装オープンされた無印良品店舗ができているのをチェック済みだからだ。
今日無印良品で買うつもりだったスマホスタンドは、もうすぐ閉まってしまう無印良品店舗隣の3coins+で見繕って、良さげなのがあったからそのまま買って帰った。3coinsと無印良品が隣同士にビジネスするなんて、きっとどっちかが(おそらく前からあった無印良品の方が)手法を変えざるを得ないだろうってなんとなく思ってた。リニューアルして、どんな感じになるのか、楽しみ。

住んでいる街は、移りゆく消費傾向に合わせて、地政学的な我が国の物資流通に合わせて、有機複雑的に形を変えていく。

デパ地下はバル地下へ、書店がどんどん潰れて、アニメショップが大きくなって、有料化粧室ができて便利だったのにコロナきっかけでなくなったり、純喫茶が潰れて石を投げればスタバに当たるほど増えてそのあと純喫茶ブームが生まれて。国鉄がJRになってバカでかいJR本社建屋が丸ごと巨大な電気屋さんになって。
ATMの数は極端に減った。
携帯ショップは配属される人員がいったんものすごく増えたのに、みんなネット上で手続きを完結できるようになったので、店頭に人がまばらになった。コンビニで働いてくれている人はたいがい外国の人だし、飲食店や百貨店の店員さんも大体中国語か韓国語(+英語)が話せる外国の人だ。

目まぐるしく変わるのが当たり前だったから、変わったと驚く前に自分の「消費との付き合い方」をアップデートする。街を歩くと、日本が今どんな感じなのか、いろいろ伝わってくる。

「みやこの昼寝」ってこういうことなんだろうな思う。久しぶりに街を歩いて、階段ばっかり使うようにしたから、ちょっとお尻の筋肉が痛い。

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