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手当てと三角巾

五十肩、ぎっくり腰、肉離れ。
整形外科にかかるときのケガの呼称は、語感が軽すぎると日頃から思っていた。
左から順に

  • 肩関節周囲炎
    腱板断裂 肩峰下滑液包炎 等

  • 腰椎捻挫症 椎間板ヘルニア 
    圧迫骨折 等

  • 筋断裂 筋挫傷 等

それぞれ、体の部品が断裂したり捻れたり折れたりしている状態なのに、なぜこんな俗称が通っているんだろう。

三角巾で吊り下げた腕を職場で見咎められるたびに、「五十肩なんです笑」と言わなければならない我が身の不幸よ。
このnoteは、昼休みにオフィスの個室で左肩を全部壁に預けた状態で書いている。だいぶ痛みがマシになるので、午後はこの場所で壁に体重を預けながら仕事をしようかと思う。

痛い。

大見出しを使って書いてみたが、痛みはおさまらない。痛み止めが全く効かないくらい体が痛いのが久しぶりなので辛い。
でも、魂が抜けたみたいにベッドに鬱で寝転がっていた時よりも、確実に「生きてる」って感覚がする。

だけど、痛くて何も考えられない。

子供の頃から、お転婆な遊びはほとんどしなくて、スポーツに打ち込んだこともないし、高い山にも登ったことがない、車は運転しないし、スキーも20代前半に初級者コースで卒業して、およそ、ケガというものから遠ざかる生活をしているのに、「老い」が我が身を痛めつける日がやってこようとは。

どうか、神さま、この痛み(炎症からくるのでしょう)を和らげてください。落ち着いたら、肩のストレッチでも腰のストレッチでも何でもします。痛いのだけはやめて。ちゃんと死ぬまで筋肉を鍛えるようにしますから。どうか、今回だけは見逃して。

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