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Schoo受講メモ ビジネスで使える賢い心理学 #3


どうもです、たなかです。
受講した直後に書いた走り書きが、1ヶ月ほど熟成されていました。

https://schoo.jp/class/6341
#3 相手の無意識のボタンを知る

すでに第4回の授業も開講済みですが、どんな授業内容かを
知ってもらうきっかけになれば幸いです。

○はじめに

相手の心(Mind)を読み(Read)、誘導する(Lead)貯めの方法論を
紹介されている、岸先生の授業。
岸先生はSchooの登壇はこのシリーズが初だと思いますが、
以前から名前だけはメルマガでお見かけしたことがありました。

(ただ、勝手に「怪しい」と思っていたので笑、ノーチェックでした。)

本シリーズに対して、1回目の授業は録画視聴、
2回、3回はリアルタイム参加で受講し、とっても面白かったので
次回授業以降も引き続いて視聴したいと思う。

当然、受講するならリアルタイム参加で見たいところ。

なお、本記事では、#3「相手の無意識のボタンを押す」回のみの
内容となっているため、気になる方は過去放送も見ることをお勧めします。

■内容

○1.この講座を受けた目的、ねらい

・相手の無意識のボタンを押すにはどうすればいいの?

相手の気持ちを上手く誘導する方法をできるようになるコツが
あるなら知りたい。コレは誰しも思うはず。
身内に対しても自然と相手が行動してくれるような
さりげない働きかけをしたい。

なによりも、相手に意識させずにできるテクニックは
相手が「やらされた」と感じないということ。

このコツがわかるだけでも学びが深いはず。

・簡単?実践可能?

コツが分かっても、難しかったらできない。
実践可能なテクニックで、かつ日常的に活用できるチャンスが
あるのなら、どんどんと練習してスキルとして身につけたい。

難易度と、実用度がどちらも一般的な範囲であるかどうかが
この授業において大事なポイントになる気がする。

・無意識っていうけど、相手に気づかれない?

一番心配なのはコレ。
どこかで覚えてきた変なマインドコントロールじゃないの?と
思われてしまうと本末転倒。
あくまでも、自然な行動で、相手が知らない間に、気づかない間に
好意を抱いてくれるような働きかけができるのが理想。

不自然感を出さず、いつもどおりの感じで、相手のボタンを
押せるようになりたい。

○2.受講して感じたこと、学んだこと、よかったこと、

・地雷を踏まないことが大事

無意識のボタンというけど、押しちゃいけないボタンってのがある。
授業の中では「地雷を踏む」という表現で説明されていた。

宿題をやらない子どもに、母親が
「まだ宿題やらないの!?」というのがわかりやすい例。

相手が、「その発言でやる気が削がれる」ような言葉が地雷。
これを「心理的リアクタンス」というそうです。

この心理的リアクタンスをいかに生まないようにするか、
というのが今回の授業の主旨だったと感じた。

・心理的リアクタンスを生む要因

一言で言えば「言葉で説明、説得する」ということ。
これは耳が痛いコメントだった。
論理的に言葉で説明するからこそ、正しいことを言われているからこそ
相手は「いやな気分」を感じ、心理的リアクタンスが生じる結果になる。

自分を振り返ると、確かに何でもかんでも言葉で説明しがち。
相手が聞いててたのしいか?といわれれば、多分全然面白くない。

やってしまいがちなだけに、注意せねばと痛感。

また、言葉で説明する行為を、自分と相手を「対立構造」で
実施してしまうと悲劇になる

・ポジション取りが重要

例で挙げていた「コールセンター」の事例では、
相手の気持ちに寄り添い相手の味方になるような対応をすれば、
電話口の相手に不快感は与えず「この人は信用できる」と
捉えてもらえるとのこと。

この「相手とのポジション取り」を間違えないように
自分はあなたの味方である、という言葉が使えるようになると
無意識下の心理的リアクタンスは抑えられるということだった。

できない上司にありがちな「部下を叱責」というものも
そのときの部下の気持ちを考えて、一緒に考え、悩む姿勢を
見せることが無意識下に訴えかける秘訣になりそう。

・ケーススタディによる理解

ケーススタディでは以下がお題として出された。
1.宿題をやらないでマンガを読む子どもに、宿題をさせたい母親の声かけ
2.最近遅刻が目立つ後輩に、遅刻しないよう指摘したい上司、先輩の声かけ
3.だめだしばかりしてくる上司に、提案の相談をする場合の声かけ
応用編.
正月のほろ酔い気分で来店した、やんちゃな男性4人からの
 「のこり1点の商品、半額にしてや~」に対する店員の対応

いずれも、受講生が考える言葉を先生が見て、コメントするスタイル。
個人的には、このケーススタディの時間が学びの深い時間と感じている。

自分の言葉で考えることが大事!
そして、他の人の言葉に対し「いいね!」と思えるものに
素直に学ぶ姿勢
を持つ。

これがschooの醍醐味かなと。

なお、それぞれの模範解答として記憶したのは以下。

1.マンガっておもしろいよね!
 でも面白すぎて宿題忘れちゃうんじゃないの笑?
2.最近なんか悩んでる?
3.自分で考えたA,B,C案について、アドバイスいただけませんか?
4.半額にしたいのは山々なんですが、それだと
 僕がクビになっちゃいます泣

といった感じ。
詳しいコメントは、ぜひ授業を見て学んで欲しい。

・だめなときは、間をおく

地雷を踏んでしまった、いわゆる心理的リアクタンスが発生した場合
どういった対応がベターか、というアドバイス。

これは、間をおいて対処するのが望ましい。
時間を空ける、場所を変える、距離をとる。
そのまま継続するより、一旦相手の気持ちを切り替えその上で
改めてポジション取りをやるのが正しい対処といえそう。

クレームを受けたオペレーターが、別の担当(だいたい上の人)に
変更して対応するのも、このあたりの意味合いがあると思われる。

無意識とはいえ、考えてみれば、至極当たり前の対応と言える。

○3.この講座を受けた後、自分は何をするか

・普段の声かけ一つから、考えて発言しよう

問題の本質に突っ込みたい場合であればあるほど、ふわっと聞く。
オープンクエスチョンを使っていきたい。

相手にとってどう聞かれる・言われるのが心地よく、
逆にいやな気持ちになるか、自分だったらどう思うか、を
意識しながら声かけしたいところ。

・あれこれ言わないように気をつける

ついつい言ってしまいがちな「おせっかいな発言」を控え
相手に考える余白を与えるクセをつけたい。
相手にだって考えていることはある。
何も出ないなら、きっかけを与える。
こういった対応をとれるように意識したい。

・相手の気持ちをイメージする傾聴を心がける

傾聴スキルは数年来の課題。
相手の気持ちを正しく受けとめる。
そしてちゃんと受け止めてくれている、と
相手に伝わる聞き方をしたい。

相手の話を最後まで聞く。特にこれを意識したい。

○4.3ヵ月後には何をするか、どうなっていたいか

・対立構造を生まない「立ち位置」を意識した声かけ

相手の横に寄り添うような位置を意識できるようになる。
相手から「話しやすい」「相談しやすい」と思ってもらえる
存在を目指したい。

・まずは傾聴

人の話を最後まで聞き、割り込まない。
相槌をいれながら、楽しくトークしてもらえるように
傾聴の姿勢を大事にしたい。

・相手の気持ちをイメージできるように

傾聴の次に、正しく受け止めること。
相手の感情をリアルに感じ取れるようになりたい。

○おわりに

3回目の授業では、ケーススタディ中心の進行で
受講生が「考える時間」を割り当ててもらえていたので
参加型で学べたのはうれしい。

一方的に学ぶよりも、双方向で学習できるメリットが、
schooの長所であり、授業を通して他者のコメントから学ぶ事も多い。

先生の「否定しないスタイル」はやはり参考になる。
こうすればもっと良くなる、ここに気をつけるべき。
そして、模範的な回答にはしっかりと褒める。
このあたりもマインドリーディングなのかも。

結構当たり前じゃん、というようなことを改めて振り返ることで
相手への印象はずいぶん変わってくると思う。

「無意識レベル」で人は動くということを理解して、
自分が好感を持てるような人物を目指せるように精進したい。


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