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「ボトルネック」を外せない人は生産性を1ミリも上げることができない

こんにちは!
どーも!ゆ〜せ〜です!

今回は、「ボトルネック」を外せない人は生産性を1ミリも上げることができないということを話していきたいと思います。

みなさん!生産性上げたいですよね〜。

生産性上げるには今やっていることをもっと効率よくするよりも、上手くいっていないところを効率化する方が良いです。

例えば、あなたが英語で80点取って、それを100点にするより、30点だった数学を70点にする方が簡単です。

今回はその概念であるボトルネックについて解説し、それをどのようにして外すことができるのか解説していきたいと思います。

ボトルネックって何?


ボトルネックとは、業務の流れにおいて、最も限界が低く、全体の業務スピードを決める部分のことを言います。

つまり、ボトルネックが全体のスピードを決めていると言えます。

このボトルネックを外すとどんなことが起きるかというと、業務プロセスの改善ができたり、先ほどお話した生産性を向上させることができます。

ちなみにボトルネックの名前の由来はビンの首というところから来ています。

理由は、ビンの首のせいで一度に出せる中身の量が決まるからですね。

では、早速ボトルネックを外せるようになるために具体例を見ていきましょう。

ボトルネックを外して生産数を増やそう


ある工場でお菓子を作る時に3つの工程があったとします。

そこでは、次のように1時間あたりの生産数が決まっています。

工程① 30000個/h
工程② 10000個/h
工程③ 30000個/h

各工程の毎時間における処理能力ともいえます。

この工程で生産数を増やすにはどのような行動を取るべきでしょうか?

工程①を50000個/hにできたところで、工程②では、10000個/hしか生産できません。

すなわち、工程①の1時間あたりの生産性を増やしても全体のパフォーマンスが工場ですることはありません。

なので、工程②が全体のスピードを決めているボトルネックであるから、そこを改善する必要があります。

では、ボトルネックの箇所が分かったところで、どのような対応策があるでしょうか?

単純に工場ということなので、工程②の機械を3倍にすることで、

工程② 10000個/h × 3 = 30000個/h

となります。

よって、工程①~③の全てで、30000個/hとなり、結果としての完成数は1時間あたり30000個を生産できるということになります。

このようにして、適切にボトルネックを外すことで、全体の生産性を大きく拡大することができるのです。

ボトルネックを外すための人材育成


次はボトルネックを外す例として多能工化について具体例をしていきたいと思います。

多能工化というのは、いわゆるマルチタスクをできるようにするための教育や訓練をすることです。

要は、どこいっても使える人間に育てるということですね。

例えば、あなたが店長でレストランを経営しているとします。

その店舗には、ホールスタッフとキッチンスタッフがいて、いつもホールスタッフが4人ほど、キッチンスタッフが2人ほどで運営しています。

しかしながら、ふだんお客さんはファミリー層が多く、ホールよりもキッチンの方が忙しかったのです。

つまり、ホールスタッフは暇だけど、キッチンスタッフは忙しいという状況だったんですね。

そこで、あなたはボトルネックではないところに存在するリソースを活用してボトルネックを解消しようとしました。

しかしながら、リソースの中の資金というものは十分ではなく、新たにキッチンスタッフを雇うことができません。

あなたならどうしますか?

多能工化するならば、ホールスタッフがキッチンスタッフの仕事もできるようにして、この問題を解決することができます。

つまり、複数の業務をできる人を育て、ボトルネックを外すことができるのです。

ボトルネックを外すときに気をつけたいこと


まずは、どんなものでもボトルネックは発生するということです。

複雑な業務で分析するのが難しいとしても、自分の最大限を発揮してボトルネックがどこにあるか調べてみましょう。

次は、ボトルネックは箇所だけじゃなくて、原因を把握するのが重要ということです。

ボトルネックはここ!というだけではなく、なぜボトルネックが起きているのか?とWHYで詰めていきましょう。

最後は、多能工化と専門レベルを上げるのはトレードオフの関係であるということです。

どちらを取るのかではなく、いかにうまくバランスを取れるかを考えるようにしましょう。

今回は、「ボトルネック」を外せない人は生産性を1ミリも上げることができないということについて話してきました。

ボトルネックという概念を理解し、自分の業務などのボトルネックを外して、生産性を上げられるよう頑張りましょう!!

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