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今日の気分は「フットルース」

なぜかわからないけど、今日は無性に「フットルース」が聞きたくて仕方ない。



1984年のアメリカ映画。
2003年のクリント・イーストウッド監督作「ミスティック・リバー」では別人のように渋い俳優となっていた、ケビン・ベーコン(TVシリーズ「ザ・フォロイング」主演)の出世作。

都会から、ダンスもロックも禁止された田舎へやって来た転校生が高校卒業パーティーを開催するために戦うストーリー。
こんな一言で書けちゃう映画で、お決まりの展開なのだが、わかっていても引き込まれる。
主題歌をはじめとするサウンドトラックとダンスによるところが大きい。

主題歌「フットルース」でケニー・ロギンスは一躍有名になったが、その後はどうだったんだろう…。記憶にない。
だが、この曲はイントロを聞いただけでわくわくする!
私の子どもの頃見た映画の曲ベスト3のうちの1曲。


中学のときの思い出の映画主題歌
・フラッシュダンス「ホワット・ア・フィーリング」(1983年)
・フットルース「フットルース」(1984年)
・バック・トゥ・ザ・フューチャー「パワー・オブ・ラヴ」(1985年)


ちなみに、サントラ内のボニー・タイラーによる「Holding Out for a Hero」(タイトル、「I need a Hero」だとばかり…)は、麻倉未稀がカバーし、ドラマ「スクール☆ウォーズ」の主題歌として大ヒット。
でも、ボニー・タイラー感は葛城ユキ版カバーの方があり。

前年に「フラッシュダンス」を見て映画にハマった私だったけど、うちはおこづかいなしだった。(高校で500円/月もらった)
祖母がときどきくれる内緒のおこづかいを貯めて、映画を見に行くのが楽しみだった。

「フラッシュダンス」にハマったのは、たぶん劇中でダンスが描かれていたからだと思う。
小学生の頃から「ローザンヌ国際バレエコンクール」を見ていて、ずっとバレエをやりたかったけれど、うちはピアノとお習字しか習わせてもらえなかった。
そういうバレエ・ダンスへのあこがれがピタッと「フラッシュダンス」にはまった。そして、主人公の踊りたい気持ちと感情のままに踊る姿に、自分を重ねていたのだと思う。

それは「フットルース」も同じ。
踊りたくて踊りたくて、でも禁止されていて踊れない。田舎の訳わからんルールに対する反発。積もり積もった感情を爆発させる小屋の中のダンスシーンを見ていると、体が熱くなってくる。

図書館でこれを書きながら「フットルース」聞いているのだが、自然と足が動く。(足、というのがポイント)
ああ、もう一度スクリーンで見たいなぁ。

映画を見始めた頃の作品なのに忘れられない。
これまでにたぶん200本とか300本は見てるのだが、最初の頃に見たものは覚えている。
最初って大切。よかった、「フットルース」見ておいて。


おすすめダンス映画
・フラッシュダンス
・フットルース
・ダーティ・ダンシング
・ホワイトナイツ/白夜(ミハイル・バリシニコフは最高のダンサー!)

※ ドキュメンタリー
・ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣



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