終わらずして終わる。でも最後じゃない。
インターハイ、北海道予選の中止が決まったとか。
自分は学生時代は運動部だったものの、ワケあって高校2年生までで辞めたので、「戦わずして引退」に深い想いがあるわけではありません。
ただ、この学生たちの部活は締まることなく終わるんだなと思うと、次にちゃんと進めるんだろうか、というところが気になる次第です。
***
自分自身、大人になってから部活にもっと真剣に打ち込んで、勝ち負けをもっと学んで、勝ちに執念する経験を積んでおきたかったな、と思う機会がかなりあります。
社会人になってから『パデル』というスポーツを始めて、去年くらいから大会にもしっかりと出始めました。
学生時代には、試合となると毎回緊張して止まらなかったのですが、驚いたことにパデルで大会に挑むなかで試合で緊張しなくなりました。
僕のこの経験は些細なことですが、学生時代に本気で部活に取り組んでいた人たちはきっともっとたくさんのことを得ているのだと思います。
そう考えると、中途半端で部活生活が終わってしまうかもしれないのは非常に残念なことなんだろうと思います。
***
自分の高校時代の部活も、中途半端な時期に辞めたので、いまパデルをやって大会に出て、少し部活をやり直している感覚です。
もし、今年戦わずして引退となってしまった子たちが、部活をやり直したいとなったときに、自分のように大人になってからスポーツを始めるという選択肢もあると思います。
すぐに割り切れる話ではないし、部活という仲間と限られた期間を濃く過ごす経験の代替にはなり切らないとは思います。
でも大人になってからも、学生時代のように、なかには学生時代よりも本気でスポーツをしている人はたくさんいます。
だから、いつか青春のやり直しに、部活でないスポーツという選択肢を選んでもらえたらなと。
***
僕はパデル以外のことは知りませんが、少なくともパデルは、年間を通したツアー大会と締めくくりの全日本選手権、そこに向かう選手たちの真剣度合いは間違いなく高いと思います。(もちろんカジュアルにも楽しめます)
パデル以外でも、スポーツ以外でも全然良いのです。
もう一度本気になりたい、あの日なれなかった本気にいつかなりたい、そうなったときに本気になれる場はちゃんとあるんだよって話でした。
サポートお願いします!インタビュー記事制作費に使用させていただきます!