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「これって自分が本当にやりたかったことだろうか?」とモヤモヤし続けている人が一歩踏み出すための1つの問いかけ

これって自分が本当にやりたかったことだろうか?
思い返せば、最初は自分がやりたかったことが明確だった気がする・・・

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就活時代。自己PRを練り込み、志望動機を絞り出して臨んだ企業との面接。人事役員から、「ぜひ自己実現を果たして欲しい」と言われて内定。入社初日も社長から「若い力と新鮮な発想で当社に新しい風を吹かせてほしい」と言われた。

でも、配属先で求められたのは、まずは目の前の仕事を覚えること。必死に与えられた仕事に取り組み、1つ1つをこなしていく。気になったことを先輩に相談しても「うーん、文化だからなぁ」の一言。そういうもの・・・なのかな?よく分からないけど。

気付けば自分にも後輩ができた。与えられた仕事・役割・使命は確実にこなすことができている。だけど、同時に徐々に「言われたことをやるだけではダメ」と言われるように。いやいや!目の前で手一杯だし。なんか言っていること矛盾してないか?そもそも自分のやりたいことって何だっけ。そんな中、同期の1人が転職した。やりたいことを追求したいらしい。やりたいことか・・・。

あっという間の日々。先日昇格した。この会社で求められる将来像は見えてきた。会社で求められることに乗っかるのが一番楽だし、給料ももらえる。別に今の仕事に不満が多くあるわけではない。でも、満足し切れていないというか・・・モヤモヤする。

今の職種、今の仕事しか知らない。何だか可能性が少しずつ狭まっている感覚。このまま定年まで働く?イメージできないなぁ。どうして自分は今の仕事をしているんだろう。自分だからこその力って発揮できているだろうか?

今更ながら思う。「これって自分が本当にやりたかったことだっただろうか?」

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こんな経験がある方がモヤモヤから一歩踏み出すには、次の問いを考えてみましょう。

「あなたが諦めてきたことはなんですか?」

もし諦めてきたことが見つかったら、それは「あなたにとって重要だけど後回しにしてきたもの」の可能性が高いです。蓋をして後回しにしてきたものです。

それは、あなたのモヤモヤと関係はありませんか?
何と天秤にかけて後回しにしましたか?
それをやらなかったときの後悔はありませんか?
もし何でも叶うなら、何をやりたいですか?

後回しにしていたものを前に持ってきて、今一度立ち止まって整理してみましょう。



田中裕之と申します。コーチ・キャリアコンサルタントとして、キャリアを中心とした相談を受けています。質問・ご相談などありましたらお気軽にメッセージ下さい。

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