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僕の子育て体験記 vol.1

皆様!こんにちは。

たなひろです。

今回は、僕が経験したことを赤裸々に告白し、どうやって乗り越えてきたのかを語る”僕の子育て体験記”を書いていきたいと思います!

記念すべき第一回目!これは、僕の人生の転機となったことをお伝えいたします!それでは、早速いきましょー( ´ ▽ ` )

僕が塾講師を辞めた日。

これは、今から4年半前の話になります。長男が生まれて6ヶ月過ぎた頃。僕は、7年もやっていた塾講師という職業を辞めました。

僕は大学2年生の春から、アルバイトとして個別指導の塾講師をしておりました。大学4年間の一番の青春は何かと言われれば、塾で働いていたことを語っていました。(ちなみに妻とはこの塾講師のアルバイトで出会いました。笑)とにかく、子供たちに教えることが楽しかった。そして、バンバン成績をあげて、子供たちの将来が変わっていく姿を見て、これ以上のやりがいはありませんでした。正直、自分には教える才能があると思っていましたし、これが天職だと思っていました。(完全に天狗です。笑)新卒で就職したのは、ベンチャー企業の営業だったのですが、やっぱり子供たちに教えたいという思いは捨てきれず、入社して6ヶ月で辞めて、再度塾で働きました。

そして、やっと自分の教室を持つことができました。僕は、神奈川の大手進学塾の個別指導部の本社校の教室長として勤務しておりました。僕は、自分が教室を任されて、校舎を運営できることに凄い嬉しさがありました。

僕は仕事に熱中しました。とりあえず、今通っている生徒の成績を上げること、生徒が行きたい学校に合格させること、生徒数を増やすことを目標にひたすら頑張りました。その甲斐があったのか、教室を持った1年目から結果を出し、生徒数も70名→90名に増加、中学受験、高校受験についても志望校合格率は90%を超えました。

その1年目の受験が終わった時期に、僕にとって初めての子供である長男が生まれました。受験も終わったことと、会社のご好意で出産にも立ち合わせてもらい、初めて生命が生まれてくる瞬間を見ることができました。今でも鮮明に覚えています。僕は人生で初めて号泣という感覚を味わいました。笑 本当に涙を出そうとか思っていないのに、無意識で涙が止まらなかったのです。それぐらい感動しました。

生まれてきた長男のためにも仕事頑張ろうと思い、ますます仕事に熱中していきました。教室長2年目に突入した春期講習も生徒数が爆発し、生徒数は120名まで増えました。社内全体としても、注目される校舎となり、仕事としては結果を出し続けていました。

ただ、家庭内、子育てについては問題ばかりでした。塾の仕事をしている僕は深夜にしか家に帰ってきません。休みについても週2日が基本ではあったんですが、生徒たちのテスト前や講習などがあると週1日しか休みがなく、休みの日はずっと寝ているばかりでした。恥ずかしい話、子育てすることは全くせず、妻との会話もほとんどなかったです。

帰りは深夜ですし、翌朝も出社ギリギリまで寝て、バタバタと家を出ていました。そんな生活に妻は、精神的に限界が来ていました。

ある日、仕事から帰ると、妻からある一言を泣きながら言われました。

“もう子供と離れたい。自分には子育ては無理。”

僕は衝撃を受けたと同時に、これはまずい、どうしたらいいかと危機感が募りました。当時の妻の様子は、極度の疲労感、無力感が顔に表れ、僕が仕事をしている時に、1人でずっと泣いていたそうです。つまり、妻は”産後うつ”になっていたのです。これは、僕に全責任があると思いました。よく巷でよく聞く”家庭を省みず、子育て放ったからしにして、仕事だけをする”旦那になっていたのです。

でも、仕事は好調で、校舎も社内も盛り上がって、これから地域No. 1の校舎にして行こうという話をしていたばかりです。そして、1年の中で一番の山場であり、生徒数を伸ばす絶好のチャンスである夏期講習に突入していきました。

その夏期講習がスタートする前日、僕は当時の地域を統括しているブロック長である上長に、退職したいという旨を伝えました。とりあえず、上長からは自分に預けて欲しいと言われました。僕は、まず夏期講習に集中しようと心に決めました。春期講習からの勢いは増し、夏期講習もスタートしてから絶好調。新規も問い合わせの嵐でした。僕は自分が辞めることを関係なしに、授業、受験生の進路相談、問い合わせの体験生へのフォロー、入塾面談とひたすらこなしました。

夏期講習が中盤に差し掛かった時に、会社の本部の方から呼び出され、引き留めの話をされました。本当に今考えてもありがたいことです。ただ、僕の気持ちは変わりませんでした。そして、僕の最後の夏期講習は終わり、校舎としては当時歴代最高の生徒数となりました。

これで、僕の塾講師としてのキャリアは終わりました。ただ、子供の教育に違う形に携わっていきたいと今も考えているので、このようなブログでの発信や、プログラミングを勉強して、教育プログラムを作りたいと考えています。

まとめ

では、まとめです。

僕が、この出来事で皆さんにお伝えしたいアクションプランは2つです。

1.一番身近な人が幸せに生きていけるように考える。

2.産後のお母さんは、まだ体力的にも、精神的にも不安定です。十分にサポートしてあげましょう。そして、お母さんは無理せず旦那さんにヘルプして下さい。

互いに助け合い、認め合うことが子供の成長する上で必ずプラスになります!

今回は、僕の子育て体験記ということで、自分の経験したことを飾りがない言葉でお伝えいたしました。僕の場合は塾講師という夜の仕事で自分のペースでコントロールできる仕事でもなかったので、辞めるという選択をしましたが、別に僕は辞めることが正解だとも考えていません。これは、ケースバイケースで各家庭によって変わってくるでしょう。ただ、仕事と育児の両立に悩んでいるお父さんも多いと思うので、その悩みを解決するための1つの考えるきっかけにしてもらいたいと思います!

では、今回も読んでいただき、ありがとうございました( ^ω^ )
バイーン!

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