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自分ではまだあえて買っていないけどもらったら嬉しいもの

「これがほしい」と他人様に表明することは、卑しいと思っていた。「Amazonのwishリストなんてとんでもない!ほしいものくらい自分で買えばいい!」

だけど同時に、人の「ほしいもの」についていつも興味があった。

いま読んでいる柚木麻子さんの小説『らんたん』の主人公、ハイカラで洗練されていて先進的な河井道先生は作中でこんなセリフを口にする。

「あら、いいことはなんでもシェアしなければなりません。(中略)光はシェアしなければ。光を独り占めしていては、社会は暗いままですわ」

だから、今まであんまり人には言わずひっそりとスマホの中に蓄えてきた「ほしいもの」をまとめることにした。暗闇で私の顔だけを照らしてきたスマホの光の光度を上げて、眺めているだけで顔がぱぁっと明るくなるような「魅惑のウィッシュリスト」をシェアしたいなと思います。

安いものは1000円くらいから、高いものは3万円近いものまで。でも贈り物って考えてなるべく3000円〜10000円前後のものをかき集めたよ。

(最終更新日 2022/3/1 ※随時更新予定)

食器・グラス、と、調理器具

「結婚式の引き出物のカタログギフトはワイングラス一択」のわたし。自分でお金を出して買うのはなぜかはばかられるんだけど、もらうといつも絶対に嬉しい。それが、わたしにとってグラスや食器。おまけでめちゃかわ調理器具も。

ヨッヘンホルツのワイングラス

いやそりゃあもう、こんなすてきなワイングラスがほしいけれど、すぐにばんばん床に落としてしまうわたしにとっては、夢のまた夢。でも、もしそれこそなにか夢がかなった暁とかに、少しずつひっそりと集められたらと、繊細なそれに対して、力強い気持ちでいる。

樹(いつき)のワイングラス

こちらも同じくワイングラスで、これはおともだちの家で使わせてもらったのだけどその飲み口の美しさに、自分の唇ごと上品になるような幸せな気分になれた。いろいろな種類あるけど、このショートステムのがころっとしてていいかんじ。

takemura yoshinoriさんのフードボウル

いつも「あ〜ステキ〜」って思った時には売り切れている、takemuraさんのフードボウル。ちょうどよくスープを入れる器をずっと探していて、この色合いにずっとずっとあこがれている。

miwaitoさんのゴブレットグラスとケーキドーム


かっかっか...かわいすぎやしませんか......夢みたいでウソみたいなホント...。ケーキドームをもし持っていてもきっとなかなか使う機会がないと思うけど、けどけどほしい。泣きそうにほしい。

かわいい湯呑み

湯呑み、今いちばんほしいかもしれない......。最近お茶をよく飲むようになって、あれ、うちに湯呑みないじゃんってなって、湯呑み探しに夢中になっている。(今、我が家では代替品として取っ手がとれて湯呑みの形状になったかつてお気に入りであったマグカップが使用されている)。この湯呑み、モダンでキッチュでとってもよくないですか?嗚呼〜

sacsacのクッキー型


とってもユニークなモチーフをクッキー型にしているお店。ええ、クッキーなんて、何年かに一度ぐらいしか焼かないのに、絶対に絶対にわたし好みだからほしい...「どうだ、明るくなったろう」をクッキー型にするセンスっ!!!好みでしかない!! 

身につけるもの

身につけるものを人に贈るのは勇気がいるよね。私もほとんど贈ったことはない。それだけに「どーんぴしゃ」なものを受け取れたら、その人のことをもっともっと大好きになるだろう。だから表明してみる。

YUKI FUJISAWAのアランニット ニット帽

なんだかまことしやかにささやかれてる、この、「スポッ」とかぶるヒジャブのような帽子が流行るらしいと。ほんとうかいな?しかし可愛さから目がそらせず、気になっている(バラクラバっていうんだね)。でも、まだどうにも街中でかぶっている人は少ないし、わたしなんぞがつけたらつんつるてんになるんじゃ?と不安。でもでも、あったかそうだし、可愛いしで、欲しくてほしくって。ただ、YUKI FUJISAWAのこれはもう買えないようで。もう少しお手ごろな価格でも買えるよう。ちくちくしない素材がありがたい。

ぬぉぉ、なんかこのシリーズ、グリーンもあるらしい(ぽ)

LIFE STYLISTのCamel leather mini book bag

大田由香梨さんプロデュースの、しなやかな意志のある高潔な空気を纏うバッグ。あれもこれもとつめこんだり、よいしょと肩にかけたりはできないカタチ。時間をかけて丁寧に革を育て、自分も育てて。そういう歳の重ね方をわたしもできるのだろうか。「そうなるために」物をもつことは本末転倒なのかもしれないけど、もう少しだけ強くなるためにと、いつか手にしたいと思っているバッグ。素材はレザー、色はキャメルがいまの気分。

Ball&Chainのエコバッグ

なんだかんだで「これ!」というエコバッグを決めきれていないまま日々が過ぎていて、なんかほら、本格的なのってちょっと値が張るじゃないですか……ボールアンドチェーンのエコバッグがとてもタイプなんだけど、これも自分で買うには少し高くて手が出せていない。どの柄もかわいすぎて目移りしてしまうし。

健康と美容にまつわるもの

セレクトのイメージは「親戚のおばちゃんのようなお節介さと給湯室での情報交換がいつだって最強」

ZUKIPITA

つけているだけで自然と合谷(なんか全ての痛みが軽くなるツボ)に効くらしいツボ押し器具。たしかに、PC作業中とかにずっとつけておくだけでいいのなら相当気持ち良いに違いない。類似品がたくさん出回ってるけど、3980円もしてるこの本家様、ほしいではないか。

osajiのヘアシャンプー

osajiは凛とした理念を持ったプロダクトを次々と発表していてとても大好き。メイクアップラインのディレクションをライターのAYANAさんが務めていらして、ご紹介の記事が上がるのを毎回楽しみにしている。osajiのものをプレゼントにする時はだいたいハンドソープを、と決めていて、それは「嫌がる人が極めて少ないだろうし、お値段もちょうどよいから」なのだけど、自分がおねだりするなら、シャンプーがいいなぁって夢想する。

osajiのイエローシャドウ『来訪』

マスク生活が長い中で「いかにも私はメイクしていますよ」と顔に心を牽引してもらいたい感情が強くなってきて。今年はハッとするようなイエローシャドーにチャレンジしたい。osajiのイエローシャドウその名も「来訪」はまさに「いかにもアタクシ也」という存在感がとっても可愛い!

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いくつかのブランドでイエローシャドーを試したけど、ビビットかつ日本人の肌に馴染む感じはosajiに軍配でした。とは言え、デイリーでつけるにはちょっと勇気のいるカラーだから「ここぞってときにどうぞ!」なんてプレゼントされたら「くぅ!わかってるねぇ」と生意気言って大喜びするに決まってる。

SHIROのアイシャドウパレット(ブラウンオーカー)

からの、これよ、これ〜!!!言わずと知れたSHIRO大先生のアイシャドウパレット、わたしはブラウンオーカーに心持っていかれまくりです。

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どうよこの、ターコイズ・テラコッタ・イエローにクリームの組み合わせ。日本人が日々のお供に携えるには勇気のいるカラーばっかりで、マジでよくない!?(逆説)。イエベ秋としてやっすいシャドウを底見えさせる生活はもうイヤなの。似合うかもわからないターコイズで、自分を強くしたいの!そんな、本当の意味での「お守りコスメ」になりそうな予感。

KINSのブースター

わたしの周りではもはや共通言語「川村姉妹オススメの」ってヤツです、というか川村姉妹を見てる人からしたらKINSは常識だよネッ(ドヤ)まゆみさんがオススメするたびに「ほちぃ〜」ってなるも、目下漢方のインナーケアに美容の課金を全振りしている自分からすると浮気するにはちょっと高価。だからこそプレゼントなんぞでいただいてしまったら小躍りもの。

ラエイシスのエマルジョン

美容ものからもういっちょ。メイクアップアーティストのジューシーさんこと宮本由梨さんプロデュースのスキンケアコスメ。ジューシーさんらしい「ガッツとキュートの共存」の集大成のスキンケアたち。わたしはとくにこの乳液に、パリパリ砂漠肌を何度もなんども救われた。

ピップエレキバン 足裏バンド

なにやら足裏につけておくとラクになるらしい。足裏にシートを貼って翌朝にどろっとしても医学的になんの効果もない!と100万回言われても、101回目にこういうの見ると欲しくなるんだよおおお。

FOOD/DRINK

「なかなか自分じゃ買わないけど、もらえるとありがたい」の宝庫。でも、最近あんまりここぞという時に食べ物や飲み物を贈ることが少なくなったような。だって口にするものを人に贈るのは勇気がいる。「味覚」という性癖を発表するようなものだからだ。

ウェスティン東京デリのアソートクッキー

太陽ノ塔洋菓子店 タイヨウノカンカン kuro 11種

ひなのやサブレ缶

カンカンに入った上品なクッキーの尊さをこの歳になってやっとちゃんと理解してきた。開ける瞬間のワクワク感、ぎゅうぎゅう詰めのクッキーの香り……。「私が好きなクッキーをあげるね」と大好きなひとに言われたりなんかしたら、もう。

本当に美味しいトリュフオイル

トリュフオイルが好きなのですが、トリュフオイル仲間がいなくてまだまだ初心者で、お店で見かけて買うとイマイチ香りが立っていなかったりと失敗することも多々あるのです。どなたか、おすすめのトリュフオイルがあったらおしえてください。

養命酒の薬膳鍋シリーズ全種セット

あの養命酒が出している薬膳鍋スープの素。お試しで以前買ったら、とんでもなく本格的な「薬膳ぽさ」がある上に味がバカウマで、かんっぜんに大好きになってしまいました。これはいくらもらってもいいやつ!いただいて、一緒に食べれたら最高ね。ついでにこれを機に、火鍋用のお鍋もほしいです(笑)

おすすめのオレンジワイン

オレンジワインに詳しくなりたいです。いろいろと、買ってみて勉強中です。今のところこのROCK SKINSYというやつが結構好きなのだけど、美味しい1本に、何回でも出会いたい。

holon gin

20代の時はジンが飲めなかったのに、ある日とつぜん、ジントニックが飲めるようになった。でも勇気が出なくて自分では買わないので、どなたかにオススメのおしゃれなジンをご教示願いたい。これはインスタの広告によく出てくるやつ。柑橘系みたい。おいしそうよね。

港屋漢方堂の日本酒サングリアの素

いやーんヤダヤダ、漢方のサングリアなんて私絶対に好きだよ〜。とにかく最近は「体に良い」と「良くなさそう」をしたたかに両立したい年頃。美味しくて体に良くておしゃれは絶対にマストって思っちゃう。

じぶんをまもるもの、いやすもの

守り、衛り、護るもの。「私が贈ったものが、はじめて使うもの」になることが多そうなラインナップになったな。

防災セット 非常持ち出し袋

ずっと買おう買おうと思いながら先延ばしになっているもので、こんなところで他人に頼っていないで今年はいい加減買わなくてはなのですが、これを読んでいる方にもそう思ってもらえたらと思い載せます。

アスレティアのルームミスト

アスレティアをスキンケアから何から、一連のラインでいただいたことがあって、一通り試して一番リピりたかったのがアロマルームミスト。アロマ系のもので最適解を出すのは本当に難しいように思う。これは、値段も効果もとてもちゃんと誠実だからすばらしい。信頼と実績の一品。


Rineの吸水ショーツ

数年前に友人から誕生日プレゼントに吸水ショーツをもらったのだけど、「あ、このプレゼント、最高だな」って。以来、わたしもしばしば友人に吸水ショーツを贈っている。ブランドがかなり増えてきたけれど、Rineのスマートでヘルシーなデザインに興味津々。いくらあっても助かるものだしね。

茶香炉

2022年はじめ、なぜか突然「今年は茶香炉がほしい」と思い立ってしまった。もともとアロマオイル的なものが大好きでいろいろと集めていたのだけど、よりダイレクトに、葉っぱを焚いて(なんか言い方怪しいね)くんくんしてみたいという欲望が止まらない......。緑茶をじっくり焚きながら寝たい。そんな適当な欲望だからこそ、適当じゃない品を揃えてからはじめたい。

WOODWICKのキャンドル

芯の部分が木製で火をつけるとパチパチと燃えてくれるwoodwickのキャンドル、狙ってます。最近よりシャーマンみが強まってる自分。夜はキャンドル焚いて心をしっかり寝かせてから身体の方も寝かせるというのを頑張ってる。これは絶対に良いよね〜ほしいなぁ。

祈りたくなるようなもの

眺めるだけで幸せになれるようなものたち。完全にここ最近の私の個人的趣味をごちゃっと集めた。これらをひとさまに突然ドンっと贈ることはおそらくないでしょうが、逆に「ほしい」と思った時に情報が集まりにくいものだったりもするので。

本田みずほさんのキャンドル

お笑いタレントの本田みずほさんがキャンドルデザイナーになっていたのを知り、その作品の魅力にすっかり虜になって、ほしいなぁって思っています。渋谷PARCOの美術手帖の店舗にも売っていたのだけど、インスタに載っていたこの2つのモチーフをいつかどこかで買えたらな〜。

『セリングサンセット』のアマンザプロデュースのキャンドル「悟り」

ネットフリックスで放映されているLAの高級不動産会社を舞台にしたリアリティーショー『セリングサンセット』に出演中のブローカー兼デザイナーのアマンザがプロデュースしているキャンドル。何がどうってことでもないのだけど、あのハイセンスなアマンザがキャンドルの名前に日本語をつけてることがただ嬉しくてほしいだけ(笑)でも、お値段や取り寄せにくさが、ちょ〜どプレゼントでもらえると嬉しいポジション♡持っているだけでセリングサンセットのラグジュアリーな世界にトリップできそう。

パロサント

このテのヒーリング系のも、好きなんです。
(アマンザのキャンドル欲しがってるくらいだからわかるか)。でもチャレンジしていないのがパロサント。何か、おすすめのパロサントをもらえたらうれしくなっちゃうな〜。

スピリットアニマルオラクルカード

カラー・カード

世の中が便利になるほどに、目に見えないものに頼りたくなっている肌感覚があります。最近は、自己啓発本を読むかのように、1日のはじまりとかおわりにカードをぺらっとする。どうせ答えがでないこの世だから、好き勝手に解釈してやりたいじゃないか。

カタチはのこらず、心にのこるもの

「サービスを贈る」をやれたらもう大した大人だなって思う。わたしも誰かの「大した大人」になることを企てている。

お花のサブスクを、数ヶ月分

お花を贈られるっていつだってしあわせだけど、ちょぼちょぼって何ヶ月か、お届けしつづけられるサービスがあることを知って、使ってみたいなって思ってる。







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