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習慣化させるための要素

最近、『習慣化』に関する情報がよく目につきます。

『習慣の力で無理なく体を絞る』『習慣で仕事の生産性を2倍にする』『5歳までにやっておきたい子育ての習慣』などといった感じで、やたら”習慣”という文字が目に入ってくるんですね。

そりゃもちろん、ぼくが日頃から脳科学やら心理学を意識しているってことも少しは影響しているかもしれません。(習慣は脳が織りなすものですしw)

確かに、習慣の力は大切です。

「え?なんでそんなに仕事できるの?」と度肝を抜かれるような人ってのは、例外なく習慣の力を利用していますし、そもそも理想の自分になって成功するためには、習慣の力を利用する以外に方法はありません。

ちょっと強引な主張展開になってるんですがw、それほどぼくたちの生活の質というのは「どんな習慣を持っているのか?」に左右されるということなんですね。

それに、おそらく教養のある方だったら、それなりに習慣化について興味があると思うんです。

だって、本屋さんにいってみても『習慣化』に関する本がたくさん並んでますし、インターネットや学習教材としても大量に世の中に出回っていますしね。なんなら、以前に習慣化について本を書いたことがある筆者が、言い方を変えてまた新しく本を書いているパターンもあるくらいです。

それだけ、大事だとわかっていてもなかなか実現できないものが『習慣化』なんだと、ぼくは思うわけなんですよ。

じゃあ、なんでこれほど『習慣化』について情報やノウハウもあるのに、「習慣化は難しい」といってる人が多いのか?・・・ってことをですね、ちょっとぼくなりに考えてみたんです。

もちろん、ぼくだって習慣化できずに毎日モンモンと過ごしているタイプの一人ですw なんですが、一方で習慣化できて苦痛なく作業を繰り返しできるようになったものというのもあるんですね。

例えば、ざっと考えると以下のものがぼくが習慣化できたものと、習慣化できなかったものになります。

【習慣化できたもの】
・1000〜1500文字のブログ執筆
・4〜5kmのランニング
・30分程度の筋トレ
・毎日の日記、瞑想
・他企業の決算書を自分なりに読み解く時間を作る
・自分の感情をコントロールする

仕事に間接的に関係するものであれば、こんなのが習慣化できたものとなります。もちろん、仕事と直接関係のある習慣であれば、もっとあります。

ですが、残念ながら習慣化できずに苦しんでるものもあります。

【習慣化できてないもの(習慣化させたいもの)】
・ご飯をゆっくり食べる(一人や家族で食べるとき)
・サプリメントを飲む
・お風呂上がりにストレッチをする
・Facebookやtwitterのフォロワーを増やす
・youtubeにアップする動画編集
・エンタメ系の教養を深める
・就寝2時間前からはスマホ、パソコン、テレビ禁止

などなど。

これらは、かなり前から毎日のように「習慣化させたい習慣化させたい習慣化させたい習慣化させたい習慣化させたい」と思っていたんですが、いまだにできていないものです(苦笑)

特にSNSのフォロワー、友達の数を増やすというやつ。これは、全くもってどれだけやる気を高めても進展がありません。

当然、習慣化できたものも習慣化できていないものも、「これは習慣化させたい!」という気持ちからスタートしています。なので、心理ハードルの高さが習慣化に影響しているというのは考えにくいです。

そうじゃなくて、ぼくは習慣化できるかどうかというのは、『早い段階で成功体験を味わえるかどうか』にかかってくるんだと思うんですね。

例えば、1000〜1500文字のブログ執筆だって、リアルの場で「毎日読んでます。楽しみにしています!」と言ってくださる方に出会えているから続いていますし、30分程度の筋トレだって、どうしても痛みが取れない腰痛に悩んでいたところ、筋トレを始めた瞬間やわらいだから続いています。

一方で、筋トレよりもやりやすそうな『ご飯をゆっくり食べる』なんですが、これはいまだにぼくは早食いのままです。

確かにゆっくり食べることにチャレンジしたことがあるんですが、どうしても「ご飯に時間をかけるくらいなら早く仕事の続きをしたい」と思ってしまうし、過去にゆっくり食べることを続けたこともあるんですが、なんか目に見える恩恵を得ることができなかったんですね。

だけど、食事法関係の情報を集めていると、健康維持のためには食事をゆっくりとる、咀嚼を十分に行うというのは必須条件となっています。

大事なのはわかってるけど、本当に自分にとって役立つものなのか実感ができない。こういう状態こそが『習慣化したいのに習慣化できない原因』なんだとぼくは思うんです。

このことを踏まえて、ちょっと思い返してもらいたいんですが、こんな経験ってしたことないですか?

何かを習慣化させようとある程度繰り返しやってみたんだけど、「教科書通りにやってはいるけど、本当にこれでいいんかなぁ、、」って迷ってしまった経験です。おそらくこれも、時間や労力を投資してるのにリターンが感じれないから起こることなんです。

なので、できるだけ早く達成感を味わうためにも、『達成の基準をメチャクチャ下げる』こと。そして、それを達成できたらどれだけ低い目標であっても「よし、できた!次はもうちょっとレベルを上げてみよう!」などと自分で自分を褒めること。

これを繰り返すことで、なかなか恩恵にあやかれない作業に対しても、習慣化をすることができるようになりますよ♪

ぼくはこれで、嫌いで嫌いでたまらなかったランニングを習慣化させることができました^^

田辺輝恭

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。