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未知の領域に踏み込む錯覚
ぼくは、経営コンサルタントとして独立したわけじゃありません。
最近はコンサル業務とセミナー講師としての仕事が多いんで、その影響からか「コンサルタントとして独立されたんですか?」と聞かれるんです。
ぼくが独立したのはマーケターです。もっと厳密にいうと、webでお客さんを集めて商品を売ったり関係性を構築したりするプロモーターとして独立しました。
なので最初の方は代行業をして、企業のプロモーターに徹していました。けど、社長さんとか権限者の方と話していくうちに「コンサルティングに入ってサポートすることってできませんかね?」と聞かれるようになったんですね。
なので「できますよ!コンサル入りましょうか。」と返事をして、ぼくのコンサルタント生活が始まった、、、というわけじゃないんですw
いやいや、「サポートできんかの?」と聞かれたのは事実なんですよ。けど、ぼくは最初はガチでビビったんですw 「いやぁ〜、コンサルティングはしたことないし、正直自信はないですわ〜(苦笑)」って感じで。
しかもコンサルタントとしてどのように仕事をすればいいのか?といった部分もわかっていませんでした。なので「ムリムリムリムリ、絶対ムリ!」と心の中で唱えまくってたんですね。
もちろんセミナーなんかもしたことありません。なので、いっちばんはじめに「セミナー開きませんか?」と声をかけられたときは、嫌で嫌でたまりませんでした。
けど、今は違います。
あの頃のウブな気持ちはどこへいったのか、コンサル契約も平気で200万円300万円くらいとるようになりましたし、セミナーも東京の日本橋や新橋、赤坂なんかでゴリゴリに開くようにもなりました。
たしかに、経営コンサルタントの方から教えをいただいた。しかも独立系として現役の方に教えてもらったんでぼくもできるようになった、、、と言えば、それも事実です。
ですが、実は教えをもらう前からコンサルタントとして仕事を受けることができるようになったんですね。
じゃあ、なんで急に「ムリ」と思っていたものができるようになったのか?というところなんですが、それは純粋に「度胸があったから」じゃあありません。
ノリで始めたというわけでも、やってやれ!といった根性論で乗り切ったというわけでもありません。
そうじゃなくて、『錯覚』を用いたんです。
錯覚っていうのは、簡単にいうと事実を別の視点で捉えること。つまりぼくは「できない。ムリ。」と思っていたコンサルティング業務を、「何も知らないってことは、今までに事例のない新しいコンサルタントの形を作ることができる」と思ったんですね。
コンサルタントと名乗るヤツはだいたい無能と言われるくらい、悪名高い業界ですが、チャレンジしてみようと思えたんですね。
そうやって始まったコンサルタント生活なんですが、マーケティングを専門としていたのが、組織学やマネジメントの現場経験、そして会計を紐解く業務を重ねて、いまは経営コンサルタントとなりました。
もちろん、まだまだ未熟であることは自覚しています。
だけど、未熟だからこそ苦悩や葛藤があって、それがまた楽しいわけなんですよw
「うっはぁ、オレ柄にもなく悩んでる、、w」って感じで(苦笑)
新しいことを始めるチャンスが目の前にあるのに、イマイチ一歩を踏み出せないでいるのなら、錯覚の力をつかうことをオススメします!
田辺輝恭
ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。