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成功体験と統計データ

昨日、ラジオの収録をしました。

収録したのは月イチでやってるぼくのラジオでして、このあいだ神戸であった友人の結婚式の話から、夫婦という関係性に欠かせない要素をエネルギーの観点でお話しさせていただきました。

もちろん、ぼくのラジオなんで中身としても経営者やリーダーに役立つメッセージにつなげたつもりでいるのですが、これはまたどこかでyoutubeにアップしますw なので、もしご興味ありましたら、ご案内いたしますのでそちらで聞いていただければと思います。

で、ぼくのラジオなんですが、ぼく一人で話すものじゃないんですね。ちゃんとパーソナリティの方もいて、そちらの方とキャッチボールをしながらという形となってるんです。

そして、昨日もラジオを始める前にそのパーソナリティの方とお話をさせてもらったのですが、その方からも経営者としてのあるある話を伺いました。

というのも、そのパーソナリティの方もラジオ番組の他にも、ご自身でビジネスをされてる方なんですね。もうかれこれ25年近くビジネスをされてる方なのですが、その方には『よく犯す同じ誤ち』というのがあるそうなんです。

その誤ちというのがなんなのかというと、『過去の成功体験にすがってしまう』というものなんですね。

経営者やリーダーであれば、「このままでいいんだろうか」だとか「この判断は正しいのだろうか」と頭を悩ますことがあると思います。なので、相談相手を見つけたり先輩経営者に話を聞くと思うのですが、それよりも先についついやってしまうことが『成功体験にすがる』というものだと思うんですね。

なぜなら、ほとんどの人が成功体験として覚えているものというのは、試しにやってみるとサクッと成果が上がったというものだからです。

つまり成功体験というよりも、どちらかというと即時性フィードバックを得た経験を思い出しているだけなんですね。

ですが、即時性フィードバックというのは残念ながら同じことをやればいつでも同じ結果が生まれるとは限りません。なぜなら、自分や周りの環境も違えば、時代性や流行などが違うからです。

例えば、作ったチラシを撒いたら大当たりしたという経験があったとします。なので、まったく同じチラシをまったく同じ時間帯に再び撒いたとします。でも、それでも反応が取れないというのは、本当によくあることだということです。

同じ時間帯に撒いたといっても、同じ人数が見てくれて、さらに同じ人数が「欲しい」と思うかどうかは別だからですね。

なので、成功体験というのは数ヶ月単位で実験を繰り返して、その結果から得た数字を体験として脳に刻むべきなのです。

つまり、たまたまのマグレあたりを成功体験とみなすか、統計的な数字を成功体験とみなすか。ただそれだけの違いです。(後者のばあいは成功体験じゃなくて、さらに上の統計結果になると思いますが、、)

田辺輝恭

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。