悩みの原因、どこで生まれてる?
認められたい。優位に立ちたい。
今の日本は、これらの欲求を持ってる人がもっとも多いんじゃないだろうかと思います。
・自分の意見に共感してもらいたい。
・自分の活動を見てもらいたい。
・他の人はどんなことをしてるのか気になる。
姿形が変われどSNSが流行ったりするのも、これの最たる例でしょう。先進国などといった、生活基盤がある程度完成している国だと、余計にその傾向にあるように感じます。
で、これは、組織やコミュニティ内でも当然おこる事です。
もちろん最初のうちは、その組織の中にいるだけで十分満足していることもあるでしょう。ですが、月日が経つにつれて「もっと自分の価値を認めてもらいたい」という気持ちが膨れてきます。
ある程度融通が利くようになってきますし、何よりただ組織にいるだけだったら自分の存在意義に疑問を持つようになってしまいますからね。
自尊心を保つために、そのような感情を抱くようになる、、、というのも一部あると思うんです。
それに、コミュニティ内の問題を、別のコミュニティに持ち込むってことも起こります。
例えば、家庭の事情を職場に持ち込むとかがそうですね。
職場内では人望があって、仕事もバリバリ回してる人がいるとします。ですが、最近なんだか元気がありません。で、理由を聞いてみると、どうも奥さんとのコミュニケーションがうまく行っていない、、、なんて感じですね。
これは、経営者に非常に多いパターンです。(あー、またか、、、ってレベルで)
それに、「学業をしたくない」「就労をしたくない」などという、いわゆる引きこもりの人たちのも、この欲求は存在します。
一見すると、組織やコミュニティに入りたくないから引きこもってるようにも見えますが、実はちゃっかりとネット掲示板やオンラインゲーム内などで、自分が優位に立てる場所を探したりしています。
そして、ネット掲示板やオンラインゲームというものは、何もひきこもりをしている人専用のサービスじゃありません。なので、こういったところで居場所を作ろうとしたけど失敗して、その鬱憤やイライラを職場に持ち込んでしまってる人ってのも、実は現代特有の問題として多々あるんです。
なので、職場に不満を持ってる人、コミュニティーに急に顔を出さなくなった人、組織内でやる気なくうつむいている人たちというのは、その現場そのものに不満があるわけじゃなく、、。
実は、他にも所属しているコミュニティに問題を抱えている可能性もあるってことなんですね。
別のコミュニティのことを聞き出すのは、プライベートに関わることなんで慎重にならないといけないのですが、可能性はあることは意識しといた方がいいです。
田辺輝恭
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